現地6泊(8日間)でハイライトを余すところなく回れる周遊プランをご提案!これを参考に北欧トリップを計画してみよう。 ※日本発着便はフィンエアー利用を想定しています
ヘルシンキ経由で入ると、お昼前にはホテルに着く。大きな荷物を置いたら、さっそく市内をぶらり。ランチ・ディナーは予約不要のカフェや、デパート内のレストランが重宝する。初日は早めに休んでロングフライトの疲れを癒そう。ニューハウンは混雑するので、早めの時間帯がおすすめ
少し早起きして、地元のカフェで朝食を。人魚姫の像や美術館など、初日に行けなかった観光スポットをめぐろう。天気がいいならクルーズ船に乗って運河を観光したり、救世主教会からのビューを楽しんだりするのもアリ!写真は照明の展示もあるデザイン・ミュージアム
ニシンの酢漬けやカリカリの豚肉、スモークサーモンなどがのったオープンサンド、スモーブローはぜひ食べておきたい一品。専門店のほか、フードコートや街なかのカフェレストランでも提供している。下のパンが見えないほどボリューム満点!
食事の後はコペンハーゲン屈指の繁華街でお買物。王室御用達のブランド食器、北欧デザインのすてきな雑貨、思わずパケ買いしたくなるプチプラアイテムなど、予算と好みに合わせていろいろな楽しみ方がある。北欧らしい色合いの雑貨が買い!
コペンハーゲンの中心部から空港までの移動は、地下鉄が一番安くて便利。免税の還付手続きをする場合は、時間に余裕をもって空港へ向かおう。
一日のスタートはヴィーゲラン公園から。朝の散歩の後はそのままトラムに乗って市内観光へと繰り出そう。ショッピングストリートで、ノルウェーみやげを選ぶ時間も忘れずに!ヴィーゲラン公園でお気に入りの像を探そう
北欧でもとりわけ物価の高いノルウェー。ランチはカフェで手軽に済ませてしまうのも一案だ。インテリアが素敵なカフェなら、予想外に長居してしまいそう!?ローカルの利用客が多い店なら味は確か!
国立美術館とムンクはオスロの必訪スポット。ゆったり絵画鑑賞を楽しむなら午後がおすすめだ。夕方はムンクのルーフトップにあるレストランへ。絶景とともにとびきりのディナーを楽しもう。人気のレストランは予約しておくと安心
さらにノルウェーを楽しみたい人は、2日ほど追加してフィヨルドへ。クルージングはもちろん鉄道から見える絶景も魅力的だ。玄関口のベルゲンは多方面から飛行機が乗り入れるノルウェー第2の都市なので、フィヨルド観光を楽しんだ後は、ベルゲンから他の国へ直接飛ぶことができる。
一生に一度は見たい世界の絶景
オスロ中心部から空港までの移動は、高速鉄道FLYTOGETが便利。乗り場までは少し距離があるので、時間に余裕をもって駅へ向かおう。
ストックホルムの街は広いので、行きたい場所を絞って観光しよう。市庁舎~中央駅~ノッルマルムは十分徒歩で移動できる範囲だ。ランチがてらエステルマルム市場まで足を運ぶのもいい。移動の際は「世界一長い美術館」の異名をもつ地下鉄でどうぞ。(写真下)ローカルの食文化が垣間見られるエステルマルム市場
国会議事堂前を通ってガムラ・スタンへ。映画『魔女の宅急便』の舞台のモデルにもなったといわれる中世の街並みは、散歩するだけでもワクワク! 車が入れない石畳の細い路地も多いので、時間をかけて歩いて回ろう。(写真)大広場前のノーベル博物館にも足を運んでみて!
スウェーデンの人々はコーヒーブレイクの時間「フィーカ」を大事にする。シナモンやカルダモンがきいたロールパンやケーキなど、甘いものと一緒に楽しむのが通常なので、コーヒーのお供選びにもこだわりたい。緑のマジパンでくるんだプリンセストルタも定番
H&Mやイケア、カンケンバッグで知られるフェールラーベンなど、スウェーデン発のブランドは日本でもなじみが深い。そんな北欧随一のおしゃれタウンで、インテリア雑貨などを発掘しよう。ほっこりしたデザインのキッチンウェアも狙い目
世界最古の野外博物館スカンセン、巨大な戦艦が見られるヴァーサ号博物館など、自然たっぷりのユールゴーデン島には魅力的なスポットが点在する。歴史と自然を体感できる貴重な場所なので、時間をとって観光したい。
スウェーデンの家庭料理といえば、肉の旨味がぎゅっと詰まったミートボール。クリーミーなソースと、リンゴンベリーの甘酸っぱいソースを付けて食べるのがスウェーデン流だ。添えたマッシュポテトとの相性もバツグン
バスで片道30分のグスタフスベリは、スウェーデンを代表する窯元がある場所。実際に生産している工房を見学したり、B級品を安く買い付けたり、半日あればじっくり見て回れる。グスタフスベリの歴史が学べる博物館もある
ストックホルム⇔ヘルシンキ間は、毎日シリヤラインの大型客船が行き来している。午後に乗船すれば、ヘルシンキには翌日の午前中に到着する。その間、優雅な船旅を楽しもう。宿泊と移動がセットになった人気の航路
ヘルシンキに到着するまで、引き続き船旅を楽しもう。広い船内をウォーキングしたり、トップデッキから景色を眺めたり、有意義な朝時間を過ごしてみては?
船はヘルシンキ南部の港に到着する。街の中心部へはトラムでも移動できるが、スーツケースを持っての移動は大変。無理せずタクシーなどを利用して。
ヘルシンキの街はコンパクトにまとまっており散策しやすい。ヘルシンキ大聖堂からカモメが飛び交う港周辺、 ショップやカフェが連なるエスプラナーディ周辺を散策してみよう。
カルダモンとシナモンが香るパンは、コーヒーとの相性抜群。店によってこだわりが異なるので、パン好きならカフェをはしごして食べ比べしてみても楽しい。大粒の砂糖をまぶしてあるのが北欧スタイル
マリメッコやイッタラなど、日本でもおなじみのブランドショップはマストビジット。路面店のほうが先に閉まるので、ストックマンなどのデパートや大型スーパーは後回しで!
フィンランド料理にはキノコやベリーなどの森の恵み、脂ののったサーモンやニシンなど、日本人の舌にも合う食材が多く使われる。特にクリーム仕立てのサーモンスープは、疲れてきた胃袋に染みわたる。スープとパンで早めのディナーにしてもヨシ!
北欧滞在最終日はローカル目線でのんびり。デザインに興味があるならデザイン・ディストリクトを歩くのもいいし、建築が好きならテンペリアウキオ教会も必見。世界遺産スオメンリンナ島でピクニックを楽しんでもいい。(写真下)岩山をくりぬいて造られたテンペリアウキオ教会
ヘルシンキ中央駅からI線またはP線に乗車し、ヘルシンキ国際空港を目指すのが一般的。免税の還付手続きがある場合は、時間に余裕をもって向かおう。オンラインでチェックインを済ませておくとより安心だ。
フィンランド最北の地域ラップランドに位置するロヴァニエミはオーロラ鑑賞で知られる場所。そして一年中サンタクロースに会える町。オーロラのシーズンになると、夜行列車「サンタクロース・エクスプレス」に乗って、ヘルシンキからはるばる向かう観光客が増える。
サンタクロースの故郷は北極圏の町ロヴァニエミ
晴天率の高いシーズンがオーロラ鑑賞には最適