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【スウェーデン】ストックホルム観光│ガムラ・スタンさんぽ|旧市街のみどころとひと休みスポットを紹介

歴史的にも重要な旧市街ガムラ・スタンはストックホルム観光のハイライト。地下鉄のほか、中央駅方面から橋を渡って歩いたり、ユールゴーデン島からフェリーに乗ってくることもできる。

王宮の画像

❶中世からの重厚な建造物と石畳の道で構成されたガムラ・スタン。写真はセーデルマルム側から撮影
❷国王は執務のある際にドロットニングホルム宮殿からここへ通ってくる
❸約35分間、王宮前の広場で行われている。夏季は混雑するので早めの集合がおすすめ。【料金】無料【時間】12時15分(日曜は13時15分)【休み】なし

欧州最大級の規模を誇る王宮には約600の居室があり、その一部が見学できる。じっくり回るなら1. 5~2時間はほしい。

ガムラ・スタン

スウェーデン国王が執務する王宮を見学!

王宮

Kungliga Slottet

現在の建物は18世紀半ばに完成したオランダ・ルネッサンス様式で、一部を一般公開している。なかでも晩餐会用の大広間は息をのむほどの美しさだ。アンティーク博物館や王宮博物館の貴重なコレクションも見ごたえ十分。

交通

地下鉄Gamla Stan駅から徒歩7分

料金

ガイドツアー付き王宮内各施設共通券230Sek.(ストックホルム・パスで入場可)

時間

10~17時(10~4月は~16時)

休み

公式行事等開催時

 英語スタッフ常駐

大聖堂の画像

❶大聖堂の尖塔は街歩きの目印にもなる
❷王宮側から見た大聖堂は、また違った表情を見せる

シックな祭壇やステンドグラスなど、どれも長い歴史を物語るものばかり。15世紀に彫られた「聖ゲオルギオスと竜」も要チェック。

ガムラ・スタン

ガムラ・スタンのランドマーク

大聖堂

Storkyrkan

ストックホルム開拓とほぼ同時期の13世紀に建てられた、ストックホルム最古の教会。火災などで何度か増改築され、現在の姿になったのは15世紀後半。戴冠式など王室の式典もここで行われている。

交通

地下鉄Gamla Stan駅から徒歩6分

料金

オーディオガイド付き100Sek.(ストックホルム・パスで入場可)

時間

9時30分~17時

休み

行事等開催時

 ※大きな荷物は持ち込み不可

ノーベル博物館の画像

❶天井に吊り下げられた受賞者のパネルは圧巻
❷18世紀に建てられた証券取引所の建物を再利用している
❸メダルを模したチョコレートはミュージアムショップで購入可。18Sek

ノーベル賞を受賞した日本人は、アメリカ国籍を取得した人も含めて28人(2023年10月時点)。パネルや情報端末で探してみよう。

ガムラ・スタン

歴代の日本人受賞者の足跡をたどろう

ノーベル博物館

Nobelmuseet

1901年より開始された栄えある賞とその設立者、これまで受賞した人々の功績など、ノーベル賞にまつわる事柄が学べる博物館。無料の英語ガイドツアーを活用すれば一層深く知ることができる(時間は受付で要確認。所要約30分)

交通

地下鉄Gamla Stan駅から徒歩5分

料金

140Sek.(ストックホルム・パスで入場可)

時間

11~17時(金曜は~21時)。6~8月:10~19時(金曜は~21時)。4・5月:11~17時(金曜は~21時、土・日曜は10~18時)

休み

なし

ビストロ・ノーベルでひと休み!の見出し
スイーツとサインの画像

(写真左)限定アイスクリーム(チョコ付き)125Sek、コーヒー40Sek
(写真右)レストランの椅子の裏には、受賞者のサインが。写真は2019年に化学賞を受賞した吉野彰氏のサイン

ビストロ・ノーベル

博物館に併設されたカフェ「ビストロ・ノーベル(Bistro Nobel )」では、ノーベル晩さん会で人気のアイスクリームが食べられる。メダルチョコのおまけ付き!博物館を入ってすぐ左手にカフェがある。

ビストロ・ノーベルの店内画像
時間

ノーベル博物館と同じ

休み

ノーベル博物館と同じ

ハンザ同盟の商人たちの財力を感じさせる。

青緑色の銅屋根が目立つ尖塔はドイツ人建築家による設計。現在もここから1日4回、時を告げる鐘が鳴り響く。

ガムラ・スタン

街の中心に聳える尖塔が目印

ドイツ教会

Tyska kyrkan

ハンザ同盟の商人たちによって17世紀に建てられた教会。幾度となく改装され、現在の姿になったのは1887年のこと。高さ96mの尖塔はガムラ・スタンの外からも見えるほど目立つ。内部は38体の黄金の天使が印象深い。

交通

地下鉄Gamla Stan駅から徒歩5分

料金

30Sek.または€3

時間

金・土曜11~15時(日曜12時~)。※季節により変動

休み

月~木曜 ※季節により変動

リッダーホルム教会の画像

ガムラ・スタンの隣、リッダーホルメン島に立つ

尖塔は落雷によって消失していて、現在は19世紀半ばに鋳鉄で再建されたもの。芸術的なデザインは遠くからもよくわかる。

リッダーホルメン島

ストックホルム最古の建造物のひとつ

リッダーホルム教会

Riddarholmskyrkan

1270年建築のフランシスコ会の修道院を改装した教会で、グスタフ2世アドルフ(1632年没)の時代から歴代の君主がここに眠る。大部分はゴシック様式だが、一部はバロック様式など、歴史の長さを感じさせる。

交通

地下鉄Gamla Stan駅から徒歩4分

住所

Riddarholmskyrkan

料金

65Sek.(ストックホルム・パスで入場可)

時間

5~9月の10~17時

休み

上記以外

ガムラ・スタンのフォトスポットの見出し
「星を見上げる少年の像」の画像

アイアンボーイの愛称で知られる「星を見上げる少年の像」は高さ14㎝! フィンランド教会の裏庭にある

ガムラ・スタンの細道、モルテン・トロツィグ・グレン通りの画像

ガムラ・スタンの細道、モルテン・トロツィグ・グレン通り(Mårten Trotzigs Gränd)。両手が壁についちゃう狭さ!

ガムラ・スタンにはトンネルもたくさん。写真はグースグレン通り(Gåsgränd)の画像

ガムラ・スタンにはトンネルもたくさん。写真はグースグレン通り(Gåsgränd)

細い路地にも飲食店が並ぶ。日の高いうちに気の向くまま歩いてみようの画像

細い路地にも飲食店が並ぶ。日の高いうちに気の向くまま歩いてみよう

ノーベル博物館前の大広場はカラフルな建物が印象的!の画像

ノーベル博物館前の大広場はカラフルな建物が印象的!

 

ここで、ひと休み!の見出し

ガムラ・スタン

フードトラックで手軽に絶品ニシンを堪能

ニュステークト・ストレミングヴァグネン

Nystekt Strömmingsvagnen

海に面した広場にある屋台。ニシンフライを使ったハンバーガーや、ニシンのセットなど軽食が食べられる。軽い食事を食べたいときや、小腹を満たしたいときに重宝する。屋台横にベンチがあるのもうれしい。(画像左)黄色い魚の形をした看板が目印。(画像右)赤玉ねぎの辛味がクセになるニシンフライのバーガー 85Sek.

交通

地下鉄Gamla Stanから徒歩5分

時間

10~18時

休み

なし

 英語スタッフ常駐

ガムラ・スタン

オレンジが目印のフィーカ・スポット

カフェ・シュヴァイツァー

Café Schweizer

1920年創業以来、地元客や観光客で賑わうカフェ。オレンジを店舗で絞る新鮮なジュースが看板商品で、街歩きのお供にぴったり。デコラティブな店内ではシナモンロールやケーキはもちろん、サンドイッチなどの軽食も食べられる。❶オレンジが積まれたディスプレイが目をひく。/❷お店イチオシのキャロットケーキ65Sek.。コーヒー45Sek.とともに。/❸名物のオレンジジュースは2サイズ。69/89Sek.。/❹店内は、壁一面に訪れた観光客のサインやコメントがぎっしり。

交通

地下鉄Gamla Stanから徒歩10分

住所

Västerlånggatan 9

時間

7~19時(金・土曜は~20時)

休み

なし

 英語スタッフ常駐

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●このページは『るるぶ北欧』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2024年5月時点のものです。その後の移転、閉店、料金改訂などにより記載の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●各種料金には別途サービス税・付加価値税などが加算される場合があります。 ●掲載の電話番号は特記以外、現地の番号です。すべて市外局番から記載しております。日本から発信する際は各国の国番号を加えてご利用ください。 ●定休日のみを記載しています。年末年始、クリスマス、イースター、国の祝祭日などは省略しています。クリスマスには、飲食店、観光施設の多くが休みとなりますので、ご注意ください。


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