秩父の春を楽しむなら、色とりどりの花絨毯が広がる芝桜の丘へ。四季折々に花が咲く秩父ミューズパークや由緒ある秩父神社にも立ち寄りながら、秩父の文化を体感しよう。
ひつじやまこうえん しばざくらのおか
花弁の形が桜に似ていることから、その名が付いた芝桜。秩父のシンボル・武甲山を望む羊山公園の「芝桜の丘」には、約1万7600㎡に10品種40万株以上の芝桜が植栽されている。ピンク色の濃淡で模様が描かれた光景は、広大な花の絨毯と呼ぶにふさわしい絶景だ。開花は4月中旬~5月初旬。
秩父市大宮6360
(秩父市観光課)
西武秩父線西武秩父駅から徒歩20分
入園300円(芝桜の開花時期のみ)
8~17時(8~17時以外、および有料時期以外は見学自由)
無休
300台(芝桜の有料時期のみ1日500円)
羊山公園から車で5分
ちちぶじんじゃ
創建2100年以上の秩父地方の総鎮守。現在の社殿は徳川家康の寄進によるもので、極彩色の装飾彫刻が見事。毎年12月に開催される秩父夜祭は、国指定の重要無形民俗文化財に指定されている。
羊山公園から車で15分
ちちぶみゅーずぱーく
秩父市と小鹿野町にまたがる自然豊かな総合公園。園内はスポーツの森ゾーン、音楽の森ゾーン、文化の森ゾーンに分かれ、多彩なアトラクションや、スポーツを楽しめる。
めーぷる べーす
メープルシロップを製造販売する日本初のシュガーハウスで、メープルを五感で楽しめるカフェ。キャラメリゼしたクルミとアーモンドを添えた、ジェラートナッツパンケーキ3枚1150円。
羊山公園から車で20分
わどういせき(ひじりじんじゃ)
和銅元年(708年)に日本初の流通貨幣といわれる「和同開珎(わどうかいちん)」が鋳造された。聖神社は和銅の産地といわれる露天掘りの遺跡の近くにあることから「お金に不自由しない」と伝えられる銭神様が祭られている。
羊山公園から徒歩で5分
ちちぶめいせんかん
秩父織物や銘仙などに関する資料を収集し、保管・展示している。展示ブースには整経場や織場などがあり、秩父銘仙の製造工程を紹介。直売所ではストールや巾着など織物製品を販売している。
みのやまこうえん
標高581.5m の蓑山山頂に広がる緑豊かな公園。幻想的な雲海スポットとしても知られ、10~11月や4月などの秋と春の早朝、湿度が高く放射冷却があるときに発生する。花の名所でもあり、桜、ヤマツツジ、アジサイなどが咲き誇る。
わたげ
民家を改装したダイニングカフェ。仕切りのある席や座敷などを完備。ひつまぶし風わらじとりかつ990円が人気のほか、ハニーレモンワッフル1050円など、ワッフルの種類が豊富。