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【日本初・横浜発祥グルメまとめ】横浜で生まれて全国に広まったメニューと、その誕生秘話もご紹介!

安政6年(1859)の開港以降、いち早く外国の文化にふれた横浜。 外国から伝わり、日本で初めて作られた料理や、横浜で誕生したメニューも数多い。 その歴史を知れば、さらに味わい深くなる。

「ホテルニューグランド」の初代総料理長、サリー・ワイルが、体調を崩した外国人客が食べられるように作った。

シーフードドリア

2860円

バターライスにエビのクリーム
煮をのせ、グラタンソースをかけて
オーブンで焼き上げる

考案者は2代目総料理長。アメリカ兵がスパゲッティをトマトケチャップで和えて食べていたのを見てアレンジした。

スパゲッティ ナポリタン

2035円

ニンニクとタマネギのみじん切りを
炒め、生、水煮、ペーストのトマトを
加えたソースが決め手

戦後、GHQに接収されていた時代、アメリカ人将校夫人を喜ばせるため、当時貴重だったフルーツなどを添えた。

プリン・ア・ラ・モード

1760円

プリンとアイス、色とりどりの
フルーツをコルトンディッシュという
特殊な器に盛り付ける

山下公園

木の温もり感じる店内。食事利用の場合は席予約が可能

コーヒーハウス ザ・カフェ

こーひーはうす ざ・かふぇ

ホテルの歴代総料理長やパティシエが考案した3大メニューを味わえるカフェレストラン。ほかにも、伝統のフレンチをベースにしたコース料理や、軽食、スイーツなど幅広いメニューが揃う。

コーヒーハウス ザ・カフェの画像
TEL045-681-1841

(ホテルニューグランド)

交通

みなとみらい線元町・中華街駅1番出口からすぐ

住所

横浜市中区山下町10 ホテルニューグランド本館1階

時間

10時~21時30分

休み

無休

食肉文化が広まった文明開化を象徴する料理で、伝統的な調味料で牛肉を煮込む。文久2年(1862)、居酒屋「伊勢熊」が提供したのが始まりとされる。

名代「牛鍋」

4400円~

厳選した黒毛和牛を
砂糖、しょうゆ、みりん、酒などを
混ぜた割り下で煮込む。
1名分は牛肉120g

伊勢佐木長者町

創業地にある本店は、テーブル席と座敷がある

荒井屋 本店

あらいや ほんてん

明治28年(1895)に牛鍋店として創業、現在は4代目女将がのれんを守る。黒毛和牛は一頭買いし、各部位を余すことなく使用。名代「牛鍋」のほか、しゃぶしゃぶ4950円~なども提供する。

荒井屋 本店の画像
交通

横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅6B出口から徒歩5分

住所

横浜市中区曙町2-17

時間

11時30分~14時LO、17~21時LO

休み

火曜

元は高価だった豚肉の代わりに野菜を使った調理人のまかないの麺料理。戦後に中国料理店が商品化した。

サンマーメン

800円

豚肉、野菜、キクラゲなどの具材を
強火で炒め、とろみをつけてから
しょうゆラーメンにのせる

伊勢佐木長者町

地元住民が通う町中華。安くてうまいメニューが揃う

玉泉亭

ぎょくせんてい

大正7年(1918)に創業し、戦後、現在の場所に移転。先代が考案したサンマーメンは横浜市民のソウルフードとして愛されている。ワンタンを追加したサンマーワンタンメン950円も人気。

玉泉亭の画像
交通

横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅6A出口から徒歩7分

住所

横浜市中区伊勢佐木町5-127

時間

11~21時

休み

火曜

バンブーは100年前まで横浜にあった「グランドホテル」の支配人ルイス・エッピンガーが発案したという日本初のオリジナルカクテル。

バンブー(右)、ヨコハマ(左)

各1870円

バンブーのレシピは
作られた明治当時のまま。
辛口でさっぱりとした
口当たりのカクテル

山下公園

重厚感あふれる空間は、まさに大人の社交場という雰囲気

バー シーガーディアンⅡ

ばー しーがーでぃあんつー

石原裕次郎や松田優作ら、昭和のスターが通った英国調のオーセンティックバー。イギリスの伝説的カクテルブックにも紹介されたカクテル「ヨコハマ」は、港の美しい夕焼けを連想させる。

バー シーガーディアンⅡの内観画像
TEL045-681-1841

(ホテルニューグランド)

交通

みなとみらい線元町・中華街駅1番出口からすぐ

住所

横浜市中区山下町10 ホテルニューグランド本館1階

時間

17時~22時30分LO

休み

無休

ロバート・クラークが外国人居留地に「ヨコハマベーカリー」(ウチキパンの前身)を開いて日本にイギリス風の食パンを広めた。

イングランド

450円

ホップを使った発酵種で
長時間発酵させ、もっちりふわふわに。
イギリス風の山型食パン

元町

明治21年(1888)に創業。元町を代表する老舗

ウチキパン

うちきぱん

初代は「ヨコハマベーカリー」でイギリス式のパン作りを学び、「ヨコハマベーカリー宇千喜商店」を創業。看板商品の「イングランド」は、日本で初めて一般的に売り出した食パンといわれている。

ウチキパンの画像
交通

みなとみらい線元町・中華街駅5番出口から徒歩2分

住所

横浜市中区元町1-50

時間

9~19時

休み

月曜(祝日の場合は翌日)

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●このページは『るるぶ横浜 中華街 みなとみらい’26』のコンテンツを元に作成しています。 ●掲載のデータは2025年2月末日取材時点のものです。料金、営業時間、定休日、メニュー等の営業内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。 ●掲載の料金は、原則として取材時点で確認した消費税込みの料金です。また、入園料などは、特記のないものは大人料金です。 ●定休日は原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。 ●掲載の利用時間は、原則として開店(館)~閉店(館)です。ラストオーダーや入店(館)時間は、通常閉店(館)時刻の30分~1時間前ですのでご注意ください。ラストオーダーはLOと表記しています。 ●掲載の温泉の泉質・効能等は、各施設からの回答をもとに原稿を作成しています。 ●掲載の宿泊料金は、原則として、シングル・ツインは1室あたりの室料です。1泊2食、1泊朝食、素泊に関しては、1室2名で宿泊した場合の1名料金です。料金は取材時点での消費税率をもとに、諸税、サービス料込みで掲載しています。季節や人数によって変動しますので、お気をつけください。


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るるぶ横浜 中華街 みなとみらい’26

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