安政6年(1859)の開港以降、いち早く外国の文化にふれた横浜。 外国から伝わり、日本で初めて作られた料理や、横浜で誕生したメニューも数多い。 その歴史を知れば、さらに味わい深くなる。
バターライスにエビのクリーム
煮をのせ、グラタンソースをかけて
オーブンで焼き上げる
ニンニクとタマネギのみじん切りを
炒め、生、水煮、ペーストのトマトを
加えたソースが決め手
プリンとアイス、色とりどりの
フルーツをコルトンディッシュという
特殊な器に盛り付ける
山下公園
木の温もり感じる店内。食事利用の場合は席予約が可能
こーひーはうす ざ・かふぇ
ホテルの歴代総料理長やパティシエが考案した3大メニューを味わえるカフェレストラン。ほかにも、伝統のフレンチをベースにしたコース料理や、軽食、スイーツなど幅広いメニューが揃う。
厳選した黒毛和牛を
砂糖、しょうゆ、みりん、酒などを
混ぜた割り下で煮込む。
1名分は牛肉120g
伊勢佐木長者町
創業地にある本店は、テーブル席と座敷がある
あらいや ほんてん
明治28年(1895)に牛鍋店として創業、現在は4代目女将がのれんを守る。黒毛和牛は一頭買いし、各部位を余すことなく使用。名代「牛鍋」のほか、しゃぶしゃぶ4950円~なども提供する。
豚肉、野菜、キクラゲなどの具材を
強火で炒め、とろみをつけてから
しょうゆラーメンにのせる
伊勢佐木長者町
地元住民が通う町中華。安くてうまいメニューが揃う
ぎょくせんてい
大正7年(1918)に創業し、戦後、現在の場所に移転。先代が考案したサンマーメンは横浜市民のソウルフードとして愛されている。ワンタンを追加したサンマーワンタンメン950円も人気。
バンブーのレシピは
作られた明治当時のまま。
辛口でさっぱりとした
口当たりのカクテル
山下公園
重厚感あふれる空間は、まさに大人の社交場という雰囲気
ばー しーがーでぃあんつー
石原裕次郎や松田優作ら、昭和のスターが通った英国調のオーセンティックバー。イギリスの伝説的カクテルブックにも紹介されたカクテル「ヨコハマ」は、港の美しい夕焼けを連想させる。
ホップを使った発酵種で
長時間発酵させ、もっちりふわふわに。
イギリス風の山型食パン
元町
明治21年(1888)に創業。元町を代表する老舗
うちきぱん
初代は「ヨコハマベーカリー」でイギリス式のパン作りを学び、「ヨコハマベーカリー宇千喜商店」を創業。看板商品の「イングランド」は、日本で初めて一般的に売り出した食パンといわれている。