成田山新勝寺へと続く表参道沿いにはおいしいものが盛りだくさん。老舗の味を食べ歩きながら、参道散策を楽しもう。ランチには成田名物ウナギがおすすめ。
ほうえい こーひー なりたさんもんぜんまち
厳選して仕入れた生豆を店内で自家焙煎。注文後に一杯ずついれてくれる香り豊かなーコーヒーが人気だ。ガラス越しに焙煎する様子が見られることも。
はやしだのおせんべい
大正元年(1912)から続く老舗のせんべいは、国産米を使用し、店内で手焼きする様子も見られる。種類の豊富さも自慢で、食べ比べるのも楽しい。
なりたゆめぼくじょうやくしどうまえてん
参道沿いに2店舗ある成田ゆめ牧場のうち、こちらはゆめ牧場産の牛乳を使ったチーズケーキ・まきばの夢の専門店。自家製ソフトクリームのテイクアウトも。
ごとうだんごや
弘化2年(1845)創業の甘味処。名物のだんごは、創業当時からの作り方と味を守っており、毎朝つく餅を使っただんごが名物。イートインも可能。
しもだこうせいどうぱんちゃや
元々ウナギの老舗だった店が営むベーカリー&カフェ。ウナギのかば焼きを惜しげもなく包んだうなぎパンは成田の新名物。はさむ具材を数種類から選べるコッペパンもおすすめ。
きんときのあまたろうやき
薄皮生地に餡がたっぷり詰まった甘太郎焼を店頭販売。北海道産の豆で作るあずき餡と白餡は、粒が大きく食べごたえ十分。仕入れた豆を使いきる夏場は休業となるので要注意。
成田では江戸時代から参詣客へのもてなしとして、栄養価の高いウナギ料理を振る舞っていた。今でも約60のウナギ店があり、毎年土用の丑の日に合わせて、成田うなぎ祭りが行われる。
するがや
さばきたてを炭火で焼くため、 30分ほどかかるが待つ価値あり。由来を江戸時代創業の旅館にもち、ウナギ料理専門店ならではの熟練の技が光る。
かわとよほんてん
板長はこの道50年以上の熟練職人。目の前で焼かれるウナギは、香ばしくて身も軟らかい。木造3階建ての入母屋造りの建物は、国の登録有形文化財。
きくや
江戸時代創業の老舗日本料理店。使用するウナギは、産地証明付きの安全でおいしいもの。築150年の建物にも風情がある。