名古屋を代表する名物のひとつ「味噌カツ」。ソースに勝る濃厚な味噌の旨みがトンカツに絡む絶品ソウルフードです。
豆味噌ベースの味噌ダレを、たっぷりとかけたトンカツ。戦後の屋台でどて鍋に串カツを浸けて食べたのが、味噌カツ誕生のきっかけ(諸説あり)とされる。店によって味噌ダレの濃さ、甘さなどの味付けが違うのでいろいろ食べ比べてみよう。
味噌ダレとトンカツのベストな相性を楽しんで。店によってはゴマやカラシ、一味などを用意しているので、途中で味変するのもよし。
矢場町駅
テッパン名店はココ!
矢場とん 矢場町本店
やばとん やばちょうほんてん
昭和22年(1947)創業、「みそかつ」を名古屋名物に育て上げた有名店。自慢のみそだれは、1年半熟成させた天然醸造の豆味噌で作る。サラリとしていながら深いコクと旨みがあって、揚げたてのカツやご飯と相性抜群!
▶名古屋駅エスカ店 ☎︎ 052-452-6500
▶名古屋ルーセント店 ☎︎ 052-541-8810
▶栄セントライズ店 ☎︎ ︎052-262-8810
▶名古屋城 金シャチ横丁店 ☎︎ 052-231-8810
▶中部国際空港店 ☎︎ ︎0569-84-8810
創業当時のレシピを守り続ける秘伝のみそだれ。愛知県の豆味噌に豚スジのだしなどを加え、じっくり煮込んで仕込む。ひと晩寝かせたものを、その日使う分だけ各店に出荷する
肉質がやわらかく、甘みのある南九州産の上質な豚肉を使用。食べた際のふわサク感を出すため、生と乾燥パン粉をブレンドし、油切れよくしつこさを抑えた揚げ油にもこだわる
本店隣にはアンテナショップが!
YABATON SHOP
やばとん しょっぷ
自宅で楽しめる矢場とんのグルメセットをはじめ、オリジナル商品を販売。テイクアウトできる豚まんは、食べ歩きするのにもいい。
昭和22年(1947)に、大衆食堂「矢場のとんかつ」として創業。その名残から今もメニューにはカレーがラインナップされている。創業当時はまだまだ戦後の復興期。みそかつは庶民にとって非常に高価な食べ物だったのだとか。
矢場とんの公式HPでは、名古屋地区9店舗などの待ち時間をリアルタイムで表示している。スマホで検索すれば一覧で確認できるので、待ち時間や場所を事前にチェックして、行く店を選べば効率的。
大須観音駅
昔の矢場とん
むかしのやばとん
創業当時の矢場とんをコンセプトに、往時のメニューと雰囲気を復刻。ひれ串かつ、みそおでん、どて煮といった懐かしの大衆料理が楽しめる。ひれ串かつとみそおでん、豚まんはテイクアウトもOK!
鶴舞駅
矢場とん市場
やばとんまるしぇ
「矢場とんの味を家庭でも!」との思いで、オープンした店。店で使う南九州産の豚肉をはじめ、弁当や惣菜がズラリ。レンチン&冷凍食品が充実しているのもうれしい。
※掲載の料金は2023年4月現在のものです。価格が変動する場合があります。