2024年の北陸新幹線敦賀延伸で、東京から「かがやき」「はくたか」が福井県内まで直行し、旅がスムーズに! 変化した福井県内の公共交通機関もまとめて確認!
福井県内には新たに4つの北陸新幹線新駅が登場。観光するエリアによって起点となる駅を選択しよう。
福井タウンだけでなく、あわら温泉や武生、敦賀など、福井県内の主要観光エリアまでのアクセス時間も短縮可能に ! 東京から敦賀へ直通するかがやきは1日9往復、はくたかは5往復、計14往復が運行する。
あわらおんせんえき
あわら市の代表駅であり、あわら温泉の玄関口となる。温泉街へは、タクシー利用で約10分、バスの運行もあり。
【ここからどこ行く?】あわら温泉/三国湊/東尋坊
提供:JRTT鉄道・運輸機構
ふくいえき
島式ホーム1本に上下線が発着するシンプルな駅は新幹線初。県内の有名観光地へはここから直通バスも運行。
【ここからどこ行く?】永平寺周辺/勝山/一乗谷朝倉遺跡
提供:JRTT鉄道・運輸機構
えちぜんたけふえき
丹南エリアの玄関口として新設された新幹線単独駅。駅舎の意匠は越前市に飛来するコウノトリがモチーフ。
【ここからどこ行く?】鯖江/武生
つるがえき
延伸後の新たな終着駅。県南部の玄関口で、若狭観光はここで下車するのが便利。市内周遊バスも発着する。
【ここからどこへ行く?】敦賀/三方五湖
東京駅から福井駅までは最短2時間51分で、新幹線開通前よりも約30分早く、目的地までアクセス可能。福井駅をはじめ、福井県南部の敦賀駅まで直通になることで、今まで行きづらかったエリアの観光も手軽に!
北陸新幹線の延伸に伴い、JR北陸本線が第3セクターに転換。そのため関西と北陸を結ぶ特急「サンダーバード」と、東海と北陸を結ぶ特急「しらさぎ」は敦賀駅発着となり、福井へは接続する北陸新幹線つるぎへの乗り換えが必要。
福井に着いたら、福井の各エリアを周遊できる公共交通もチェック!本数が少ない機関も多いので時刻表や路線図は事前に調べておきたい。
はぴらいんふくい
移管された旧北陸本線の敦賀駅から大聖寺駅間を運営。各エリアの観光の起点となる駅に停車。
【エリア周遊におトクなチケット】<ハピラインふくい1日フリーきっぷ> ハピラインふくい線の普通列車なら1日乗り放題。モバイルチケットでも購入可能。
【利用期間】土・日曜、祝日、指定期間
【設定区間】ハピラインふくい全区間(敦賀駅~大聖寺駅間)
1500円
【販売場所】ハピラインふくい有人駅の窓口 ※2025年3月31日までの発売です。
えちぜんてつどう
福井県の嶺北エリアを走るローカル鉄道。福井から勝山と三国港への2路線がある。
【エリア周遊におトクなチケット】<一日フリーきっぷ>主要な観光地を周遊するのにぴったり。モバイルチケットでも購入可能。
【利用期間】土・日曜、祝日、年末年始
【設定区間】えちぜん鉄道全線
1200円
【販売場所】えちぜん鉄道の車内アテンダント、有人駅、自動券売機など
ふくいてつどう
路面電車が鉄道線も走り武生へ。武生・鯖江エリアの観光の際に利用したい。
【エリア周遊におトクなチケット】<土・日・祝日1日フリー乗車券>福井鉄道の鉄道全線が1日乗り放題。310円以上の区間なら往復の行き来でもお得に!
【利用期間】土・日曜、祝日、指定日
【設定区間】福井鉄道の鉄道全線
600円
【販売場所】車内の券売機とたけふ新駅、神明駅、浅水駅、田原町駅、まちなか案内所の窓口
けいふくばす
各スポットへの、最寄駅からの交通手段。福井駅から主要な観光地への直通バスも運行。
【エリア周遊におトクなチケット】<休日フリーきっぷ>一般路線なら自由に乗り降りできるお得なきっぷ。モバイルチケットでも購入可能。
【利用期間】土・日曜、祝日、年末年始
【設定区間】一般路線(ほやほや号を含む)
1600円
【販売場所】福井駅東口バスチケットセンター、ハピリンモール総合案内など
福井駅から便利な直通バスが運行中。新幹線開通に合わせて新しいバスも登場し、県内の主要な観光地へのアクセスもいっそうスムーズに!
しんかんかくえっくすあーるばす わう らいどいこっさ! ふくいごう
主要な観光スポットへ直通がうれしい、便利なエンタメバス。乗車中は、福井の魅力を伝える拡張現実(AR)・仮想現実(VR)映像を車窓に映し出す。
JR福井駅⇒
福井県立恐竜博物館(往路)
街に恐竜が出現し化石ハンター・インディー(今井翼)が街を救うために奮闘するストーリー。博物館に行く前に、迫力ある映像で福井の恐竜について楽しく予習ができる。
福井県立恐竜博物館⇒
JR福井駅(復路)
福井の公式恐竜ブランドキャラクター「ジュラチック」が登場し、福井の魅力を紹介しながら恐竜が暮らすダイナソーキングダムへ向かうストーリー。
JR福井駅⇒
えちぜん鉄道あわら湯のまち
あわら市を舞台にしたアニメ『ちはやふる』の声優を務める細谷佳正氏が『WOW RIDE レディオ』をお届け。名物ガイドのトークのほか、ラジオドラマも楽しめる。
あわら温泉周遊(えちぜん鉄道あわら湯のまち駅発着)
映像でイベントを体験できちゃう?XRバスならではのコンテンツ。悪の化石ハンター・ダンディー(温水洋一)の乱入によって暴走する、ユニークなストーリーにも注目したい。
JR福井駅⇔
福井県立一乗谷博物館朝倉氏遺跡
バス内に一乗谷を再現し、越前に滞在していた足利義昭に重点を置いた、空想のオリジナルドラマを展開する。子どもでも楽しく歴史を学ぶことができる。
行き先に合わせた映像が楽しめる
一乗寺朝倉氏遺跡へ
あさくら・えいへいじだいれくとばす
1日3往復運行する、福井駅東口から一乗寺朝倉氏遺跡を経て大本山永平寺を結ぶバス。
(福井交通)
福井駅~復原町並片道680円(福井駅~永平寺片道750円)
福井県立恐竜博物館へ
きょうりゅうばす
福井駅東口から福井県立恐竜博物館への直通バス。8~11月の土・日曜、祝日に2往復運行。スマホアプリなどで要事前予約。 【勝山駅からの直通バスも】えちぜん鉄道勝山駅から福井県立恐竜博物館への直通バスも運行。開館時間内は1時間に1~2便と便数が多いため利用しやすい。
はぴばす
福井県内に点在する観光地を周遊できる福井定期観光バス「はぴバス」が土・日曜、祝日に運行開始!福井県立恐竜博物館をはじめ、大本山永平寺など主要観光地などをバスで周遊できる。
はぴバスコンソーシアム事務局。申込みは公式HPまで
【料金】5500円
※2024年11月30日までのコースです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
【料金】5500円
路線バスは西口に発着する。乗り場は6つあり、行く方面によって乗り場が分かれているので事前に要確認。ハピリンにはウェルカムセンターがあり、レンタサイクルや手荷物の一時預かりなども行う。
永平寺ライナーなど観光特急と空港バス・高速バスは東口に発着する。福井市観光交流センター内のふくい観光案内所や、えちぜん鉄道福井駅1階の東口バスチケットセンターでは周遊チケットなども販売。