古くは「地獄谷」とよばれた大涌谷は、箱根を代表する観光地。噴煙と硫黄の匂いに包まれた大地のパワーいっぱいのスポットへ、箱根ロープウェイで出かけよう。
おおわくだに
約3000年前に、箱根火山が水蒸気爆発したことで誕生した大涌谷。各所から立ち上る白煙は、今も火山活動が続いている証しだ。名物の黒たまごをはじめ、ここならではのお楽しみもチェック!
箱根町仙石原1251
(大涌谷インフォメーションセンター 9~16時)
箱根湯本駅から箱根登山電車で37分の強羅駅下車、箱根登山ケーブルカーに乗り換え10分、早雲山駅で箱根ロープウェイに乗り換え約8分、大涌谷駅下車すぐ
入場無料
9~17時(季節により変動あり)
無休
県営駐車場利用109台(平日は2時間まで500円、以降30分ごとに200円、最大1300円。日曜・祝日は2時間まで1000円、以降30分ごとに400円、最大2600円)
大涌谷へは、箱根ロープウェイの利用がおすすめ。約1分間隔で運行するゴンドラは早雲山駅を出発し、15分ほどで大涌谷駅に到着。大涌谷駅の手前で一気に視界が開け、ダイナミックな景色が!
(大涌谷駅)
全線片道1500円、往復2500円
9時~16時45分(季節により変動あり)
荒天時
県営駐車場利用109台(平日は2時間まで500円、以降30分ごとに200円、最大1300円。日曜・祝日は2時間まで1000円、以降30分ごとに400円、最大2600円) ※所要時間は混雑状況により変動あり
2022年3月に入場を再開した大涌谷自然研究路を散策しよう。「大涌谷引率入場オンライン予約」から事前予約をし、当日は大涌谷インフォメーションセンターで受付を。ヘルメットを着用して入場する。
安全対策の協力金500円(キャッシュレス決済のみ。料金は2024年7月に改定予定。)
10時~、11時30分~、13時~、14時30分~(定員は各回30名)
無休 ※気象条件や火山の状態により中止の場合あり
大涌谷の噴火を鎮め、この地の住民を救済するために弘法大師が刻んだとされる地蔵菩薩。長寿や子宝のご利益も。祠の右隣 に鎮座する「浄め湯かけ地蔵」にもお参りを。
参拝自由
参拝自由
参拝自由
噴煙地や富士山を望む眺望自慢のカフェ。パンを中心にファストフードやドリンクが揃い、気軽に利用できる。大きな窓から景色を楽しめる。
箱根の火山や温泉、大涌谷の見どころをパネルや模型、実物の岩石といった多角的な展示で紹介している。テーマを変えたイベントも定期的にあり、訪れる度に知識が深まりそう。
1個で7年寿命が延びるといわれる「黒たまご」は、温泉の鉄分が殻の気孔に付着し、硫化水素と化学反応を起こして黒くなる。大涌谷の各売店で販売。
おみやげをゲット
くろたましょっぷ
「大涌谷くろたまご館」内にあるエリア最大級のみやげ物店「くろたまSHOP」は、黒たまごモチーフのみやげが充実。食品から雑貨まで幅広い品揃え。
おおわくだに えきのみせ
大涌谷駅構内「大涌谷 駅の店」には、箱根ロープウェイのグッズも。駅の1階にあり、箱根みやげやオリジナルグッズを販売している。
おおわくだに えきしょくどう
噴煙地を望む大涌谷駅2階のレストラン。定番のカレーのほか定食も揃う。箱根山麓豚のひき肉が入った「特製」大涌谷カレー(温玉付き)1350円はスパイシーで深みのある本格派。
ごくらくぢゃや
食事処では黒たまごにちなんだ麺類や定食、カレーライスなどを提供。箱根名物が揃うみやげ物店も併設。激辛スープに竹炭入りの黒い麺を使用した、赤池地獄の黒ラーメン1100円
食事処は9時40分~15時20分、売店は9~16時(季節により変動あり)
無休
ソフトクリームや軽食を販売する「大涌谷くろたまご館」の別館。まろやかでやさしい甘さのたまごソフトクリーム420円