❶傘鉾・御朱印船。長崎市内の町々で構成する組が踊を奉納する／❷初日の7日に、諏訪神社から御神体が長崎港くのお旅所へお渡りになるのが「お下り」。最終日の9日にお戻りになるのが「お上り」

2025年の踊場（予定）

• 諏訪神社
• お旅所
• 八坂神社
• 中央公園

踊場とは、奉納踊を披露する場所のこと。7日は諏訪神社から中央公園、お旅所、そして夕方に諏訪神社へ。翌日の8日には八坂神社と中央公園でも披露。9日にはお旅所と諏訪神社を予定。4カ所ともに有料の桟敷あり。料金は公式サイトで確認を。

諏訪神社本殿につながる広場が踊場に

踊場での奉納踊が終わると、次は街を練り歩いて演し物を披露する「庭先回り」へ。各家々の玄関先や門前などの路上で短い踊りやお囃子を演じることで神様に奉納した御利益をお裾分けし、祝う意味がある。

龍が練り歩くと、地元の人からも歓声が！

❶ランタンのオブジェは大小あり、大きいもので約10mのものも／❷メイン会場である長崎新地中華街ではステージいっぱいにオブジェが並ぶ

長崎孔子廟も極彩色のランタンで光り輝く

2025年の会場予定

• 長崎新地中華街
• 中央公園
• 唐人屋敷跡
• 興福寺
• 中島川公園
• 浜んまち
• 長崎孔子廟

最大のみどころは、龍や鳳凰、獅子など大小さまざまな形に制作されたランタンのオブジェ。メイン会場の新地中華街では色鮮やかな巨大オブジェが話題となる。

長崎新地中華街

ながさきしんちちゅうかがい

長崎新地中華街に隣接する湊公園ではメインのオブジェを筆頭に、中国の神様や動物まで、さまざまなランタンオブジェを見ることができる

唐人屋敷跡

とうじんやしきあと

4つのお堂に赤いロウソクを灯してまわる「ロクソク祈願四堂巡り」を開催。すべてまわると願いが叶うかも！

興福寺

こうふくじ

本堂の中央高くに掛かる、高さ2.18ｍ、直径1.3ｍの大きな瑠璃燈は市指定有形文化財。期間中は21時まで開門予定

眼鏡橋（中島川公園）

めがねばし（なかしまがわこうえん）

中島川の川面に黄色いランタンが映り込み、きらめくような風景が出現する。川に浮かぶオブジェは必見

長崎孔子廟

ながさきこうしびょう

中国の極彩色の建物が美しい長崎孔子廟。廟内でのイベントのほか、出店もある

毎年、趣向を凝らしたさまざまなイベントが開催され、訪れる人を楽しませている。主なイベントはこちら！

皇帝パレード

こうていぱれーど

清朝時代のお正月に皇帝と皇后が町中に一緒に出かけ、民衆と一緒に新年を祝った様子を表現。総勢約150人がパレードし、皇帝や皇后役にはその年の話題の人が登場する

中国獅子舞

ちゅうごくししまい

１体を２人で操り、大きな目をパチパチさせながらアクロバティックな演技を披露。中国の旧正月ではおなじみの縁起ものだ

媽祖行列

まそぎょうれつ

航海安全の神とされる媽祖（まそ）を、唐人屋敷跡にある唐寺の媽祖堂に安置するまでの様子を再現。江戸時代を彷彿とさせる行列だ。眼鏡橋を渡る様子が人気

メイン会場の新地中華街や中央公園の会場には出店がズラリ！角煮まんじゅうや中華菓子、蒸しカステラなど長崎のグルメを楽しもう。

寒い時期なので、温かい食べ物が人気

※例年の開催情報を掲載しています。諸般の事情により、変更・中止となる場合がありますので、公式サイト等で事にご確認ください。