谷間をおおいつくす雲海と、引き潮時に見られるウユニ塩湖のような絶景を楽しむコース。1日で両方見られたら超ラッキー!
12月中旬~3月下旬の高野龍神スカイラインは7~17時のみ通行可能で、冬用タイヤ装着またはチェーン要携行。同スカイラインから野迫川村への入り口は、「野迫川3km」の標識や「荒神社(立里荒神)」の案内板を目印にするといい。
荒神社から見た幻想的な雲海。村内にはほかにも雲海スポットがある
のせがわむらのうんかい
山と谷間が連なる野迫川村は、1年を通して雲海が発生することで有名。雨上がりで風のない早朝は高い確率で雲海が見られる。車で行くなら、荒神社や高野辻休憩所がおすすめ。
①標高1306mの展望室からは、空気が澄んだ日には紀伊水道や四国も眺望できる
②独特の形をした展望塔を併設する道の駅
みちのえきたなべしりゅうじんごまさんすかいたわー
高野龍神スカイライン沿いの休憩スポット。高さ33mの展望塔からは紀伊山地の大パノラマが楽しめる。ショップには地元みやげが並ぶほか、ごまを使ったソフトクリームも大人気。
一願地蔵尊にお参りした後には、天井画をじっくりと眺めてみよう
いちがんじ(ふくがんじ)
正式には「雪峰山福巖寺」だが、願いを一つだけ叶えてくれるという一願地蔵尊が祀られていることから「一願寺」とよばれ親しまれている。『道成寺物語』に登場する清姫の菩提寺として建立された。
①特製ダレに漬け込んだカツオをご飯にのせ、だしをかけて味わうカツオ茶漬け1450円
②カウンター席前のケースには旬の魚が並ぶ
③海鮮丼にとろろや生卵をかけていただく熊野路丼1600円は、人気No.1のオリジナルメニュー
きらく
白良浜海岸にほど近い柳橋通り商店街にあり、地元で大評判の店。定食から一品料理まで地魚を使ったメニューが豊富で、季節によってはウツボ料理やクエ鍋なども登場する。
「日本の夕陽百選」の一つで、春と秋には夕陽が海蝕洞におさまることも
えんげつとう
海上に浮かぶ南北約130m、東西約35m、高さ約25mの小島。正式名は「高嶋」だが、波に削られた海蝕洞が月のように見えることから、この名でよばれるようになった。
おすすめの時間帯は田辺観光協会の公式サイトなどで事前にチェックを
てんじんざき
引き潮時に条件が揃うと、岩礁に残った水が反射して水鏡となり、ウユニ塩湖のような景色が見られる。夕方~日没がおすすめの時間帯だが、晴れた昼間も青空が反射してきれい。