総務省の2021年~2023年の家計調査(二人以上世帯)によると、さいたま市はなんとプリンの消費量日本一、菓子類の消費量は全国2位とか。なかでも浦和区周辺には洋菓子や和菓子の名店が多い。浦和区のおすすめスイーツ店5選をご紹介。
職人の技が光る珠玉のスイーツ&パン
ぺすとりーしょっぷ ら・もーら
ロイヤルパインズホテル浦和のペストリーショップ。国内外で数々の受賞歴を誇るホテルパティシエが作るのは、季節感あふれる素材を使った美しく繊細なデザート。一流ブーランジェの作る焼きたてパンも楽しめる。カフェで優雅に味わえるほか、テイクアウトも可能。開放的な空間で作りたてのスイーツを。
伝承をもとに創られた浦和発祥の銘菓
かしょうはなみ いせたんうらわてん
大正元年(1912)に創業。埼玉県内をはじめ、都内の百貨店にも出店している。埼玉の銘菓としても知られる「白鷺宝」は、二代目社長が緑区にあった「野田の鷺山」の水辺にたたずむ白鷺の美しい姿に魅了され、想いを込めて作った菓子。しらさぎの卵を模し、ひとつひとつ手作りしている。伊勢丹浦和店の地下に店舗がある。
素材の個性を生かして軽やかな生菓子に
あかしえきたうらわほんてん
シェフ自ら日本中の産地へと足を運び、心揺さぶられた食材のみで創り上げた実力派スイーツが揃う。色とりどりのプティガトーは見た目だけでなく味わいや口当たりも感動的。アーモンドを使った生地と北海道の純生クリームが相性抜群のショートケーキは世代を超えて愛されている。洗練された雰囲気の入口。
カリッと香ばしいシュークリームは必食!
ぱてぃすりー ぽるとぼぬーる
店名はフランス語で「幸せをはこぶ」という意味で、お菓子を通じて幸せを感じてほしいという思いが込められている。焼き菓子には埼玉県産小麦粉を使い、食感や香りも楽しめるよう丁寧に作り上げる。東京・人形町の洋菓子名店「シュークリー」の立ち上げに携わり、同じレシピで作るシュークリームはカリッとした食感と濃厚なクリームがたまらない。浦和レッズの応援店としても知られる。
伝統を受け継ぎ親しまれる和菓子を
かとうせいか
創業以来80余年、初代と2代目の姿を見ながら育った3代目が、伝統を継承しつつ新しい感性を吹き込んだ和菓子を作っている。春は桜餅、夏は水まんじゅう、秋は栗蒸し羊羹など店頭に並ぶ季節感あふれる和菓子が楽しみ。スイートポテトなど洋菓子のエッセンスが利いた商品も好評。地元で愛される和菓子店。