砂丘上を歩くだけのシンプルな観光なら所要時間は1時間30分ほど。せっかくなら周辺スポットにも立ち寄って砂丘を思う存分満喫したい!
馬の背の絶景や砂丘の植物、自然の造形美に歴史を感じるスポットなど、砂丘をぐるっと歩いて楽しむコースをご紹介。季節や時間によってさまざまな表情を見せる砂丘に一期一会の出合いを求めて出かけてみよう。
足元はスニーカーなど歩きやすい靴か、サンダルがベスト。パンプスやヒールのある靴は、砂に埋もれてしまうので避けよう。ただし夏のサンダルはNG。砂の表面温度は60℃近くの高温になることも!
鳥取砂丘ビジターセンターには、足洗い場が設置されている。散策後は、水道で砂を落としてから帰宅しよう。
駐車場隣接の「砂丘入口」から砂丘へ! 先に鳥取砂丘ビジターセンターで情報収集するのもおすすめ。
馬の背の麓にある水盤のオアシス。雨が地下水として湧き出したもので、晩秋から春先にかけて出現する。
高さ約47m。急斜面を登りきれば眼下に日本海の雄大な景観が広がる絶景スポットだ!
砂丘内にはハマヒルガオが群生する場所が数カ所ある。シーズンには砂地に咲く美しい花を見に行こう!
砂丘の中には、約6万年前の大山などから飛来した火山灰が露出している。
強風によってできたすりばち状の窪んだ地形。追後すりばちは急傾斜32度、深さ20mある。
砂丘を散策した後は、グルメを楽しんだりみやげ探しができる施設へ。砂丘がどれくらい大きいのか見渡すことができる展望台もある。
さきゅうせんたー みはらしのおか
砂丘を一望できる展望台やテラス、レストランやおみやげが揃うショップ、砂丘へ繋がる観光リフトなどが集まる鳥取砂丘観光の拠点として便利な施設。
日本海の海の幸を使った鮮度抜群の丼や定食のほか、牛骨ラーメンやカレーなど鳥取のご当地グルメ、カニの身をたっぷり使ったご当地バーガーなどが味わえる。
鳥取の特産・砂丘らっきょうや二十世紀梨を使ったスイーツ、鳥取砂丘の砂を活用した商品など食べ物から雑貨まで多彩な品揃えで見て回るのも楽しい。
レストランの屋上にある「眺望テラス」からは鳥取砂丘と日本海を一望できる。白い砂浜と青い海のコントラストは写真映えも抜群!レストランから続く「砂丘テラス」は広々としていて開放感たっぷり!
海と砂丘を眺めながら5分間の空中散歩
とっとりさきゅうかんこうりふと
木々の間から日本海と鳥取砂丘を望む抜群のロケーションを楽しめる。開放感抜群の空の旅を楽しもう!
往復400円、片道300円
9時30分~16時
無休
さんいんかいがんこくりつこうえんとっとりさきゅうびじたーせんたー
砂丘の成り立ちや動植物などの紹介、また世界に1台しかない装置を使って風紋のでき方をガイドがわかりやすく解説。四季を通して撮影された砂丘の迫力ある映像が流れるミニシアター「すなくら」など、子どもから大人まで楽しめる。
とっとりさきゅうこどものくに
約19haの広大な敷地内に大型遊具や砂の工房、木工工房、プール(夏期限定)などがある。2023年5月にサンド公園もオープン。サンド関連グッズにも注目。
たねがいけ
鳥取砂丘に隣接する中国地方最深の池で、最深部の水深は15.1m。池周辺は、日本海形成に関わる貴重な地質などを観察できる。
さきゅうおんせん ふれあいかいかん
湯に浸かりながら雄大な日本海を望む展望浴場はワイドなパノラマが楽しめる。