
日本から直行便で約3時間30分。マリアナ諸島の南端に位置するグアムは、日本からもっとも手軽に行けるビーチリゾートのひとつだ。週末に休みを1日プラスするだけで十分に楽しめるので、非日常のリゾート体験を気軽に満喫したい。

イパオビーチのオブジェは人気のフォトスポット

グアムは日本の南約2500kmに位置しており、日本との時差は1時間。直行便を使えば、約3時間30分で到着する。長期の休みを取る必要がないので、週末などに気軽に出かけられるのがうれしい。
ホテルが集まっているのは観光の中心地であるタモン地区。日本からの直行便などが到着するグアム国際空港からタクシーで10~15分ほどで到着する。みどころがコンパクトにまとまっているので、現地での移動がラクなのも魅力。
おすすめは金曜の深夜便を利用する2泊4日のプラン。金曜の仕事終わりに出発すればグアムには土曜の早朝に到着。朝から全開でビーチリゾートを満喫できる。帰りの便を月曜の夕方便にすれば、2.5日間も現地での滞在を楽しめる。


透明度抜群の海でSUPに挑戦

遭遇率が90%ともいわれるドルフィンウォッチング

雄大な夕日を眺めながらのロマンティックディナーは格別。グアム伝統のチャモロ料理(写真下)を豪快に頬張りたい

ドーナツはグアムを代表するスイーツのひとつ。写真は島内に複数店舗あるパティスリー・パリスコ/Patisserie PariScoのもの

JPスーパーストア/JP Superstoreはグアム最大級のセレクトショップ


※羽田空港23時35分発の便(機中泊)を利用

グアム国際空港はタモン地区にあるホテル群からわずか3kmに位置している。日本からは東京(羽田、成田)、名古屋(中部)、大阪(関空)から直行便が発着している。3階建ての複合ターミナルビル内にはレンタカー会社や外貨両替所、大型免税店、グルメスポットが集まっている。24時間営業のフードコートでは日本食も提供。

観光の拠点と空港が近いのも大きな魅力
空港からホテルへは、タクシーやレンタカー、ホテルのシャトルバスなどを利用。タクシーは配車アプリ「Stroll」が便利なので事前にダウンロードしておこう。

ホテルのシャトルバスかタクシーで宿泊先へ移動
ホテルに着いたら、チェックイン時刻まで荷物を預かってもらおう。1日目に使う荷物は、すぐに取り出せるようにしておくとスムーズ。到着後すぐに部屋を使いたいなら、各ホテルのアーリーチェックインプランがおすすめ。朝6時から部屋を利用できるプランもあるので、シャワーでさっぱりしてから町に繰り出せる。

ホテルに荷物を預けた後は、デデドの朝市/Dededo Flea Market(土・日曜のみ開催)へ。屋台で買った郷土料理を朝食代わりにつまみながら、ローカル気分を満喫しよう。平日に到着する場合や、お腹が空いている場合はホテルに向かう前に空港から車で5分のところにあるキングス・レストラン/King's Restaurantで朝食をとるのがおすすめ。

デデドの朝市はいつも地元の人で賑わう

1日目はグアムの大自然に飛び込んで日常から解放されよう。絶対に外せないのがグアムを代表する絶景スポット、恋人岬/Two Lovers Point。また、タモンから車で約1時間ほどの隠れ家的ビーチ、スター・サンド・ビーチ/Star Sand Beachや、透明度の高さと美しいブルーが「映える」と人気のエメラルド・バレー/Emerald Valleyなどにも足を延ばしたい。

約122mの断崖からタモン湾を一望できる「恋人岬」は、夕日の名所としても人気

最初のランチはグアムでぜひ食べたいステーキを。ロングホーン・ステーキハウス/LongHorn Steakhouseは本場アメリカ発のステーキ専門店。名物Tボーンステーキのほか前菜やバーガーも人気。ローン・スター・ステーキハウス・グアム/Lone Star Steakhouse Guamは、テキサススタイルの豪快な骨付きリブアイ(16oz)が看板メニュー。高クオリティなのにカジュアル価格なステーキが人気のデルモニコ・キッチン・アンド・バー/Delmonico Kitchen & Barも要チェック。

カジュアルで利用しやすい「ロングホーン・ステーキハウス」。ボリューミーな肉料理は焼き加減が絶妙と人気

午後は映えスポットをはしごしながら、おやつタイムも楽しもう。フィズ・アンド・コー/Fizz & Co.は、店内のどこを切り取っても絵になる推し店。ストロベリー・クリームソーダやミルクシェイクが人気メニュー。本格フレンチクレープならラブ・クレープ/Love Crepes Guamへ。真っ赤な外観やパリ風のかわいい店内とクレープの組み合わせが映える。ピンクの外壁のタモン・トレード・センター/Tumon Trade Centerは定番のフォトスポット。島内に複数店舗を構えるインフュージョン・コーヒー・アンド・ティー/Infusion Coffee & Teaのカップケーキもおさえたい。

写真上:レトロでカラフルな「フィズ・アンド・コー」の壁の落書きはもはやアート!絶好のフォトスポットだ/写真中:「タモン・トレード・センター」のピンクの壁は映えスポットの定番/写真下:地元っ子に愛されるローカルなカフェ「インフュージョン・コーヒー・アンド・ティー」

夕食はビーチ沿いのレストランで、夕日に染まる海を眺めながら堪能しよう。サンセットの名所として人気の高いザ・ビーチ・レストラン・アンド・バー/The Beach Restaurant & Barのほか、ファイアーダンスなどのパフォーマンスとともに本格BBQを楽しむならホテル・ニッコー・グアム/Hotel Nikko Guamのサンセット・ビーチ・バーベキュー/Sunset Beach BBQへ。より華やかで洗練されたショーを見るならタオ・タオ・タシ・バーベキュー・ディナー・ショー/TaoTao Tasi BBQ Dinner Showがおすすめ。

写真上:ガンビーチの真正面に立つ、オープンエアで開放的な「ザ・ビーチ・レストラン・アンド・バー」/写真下:迫力に圧倒される「ホテル・ニッコー・グアム」のディナー・ショーは宿泊者以外でも予約可

朝の凪いだビーチに吹く風はやわらかく、心も体も包み込んでくれるような心地よさがある。タモン中心部のオーシャンフロントホテル、グアム・リーフ・ホテル/Guam Reef Hotelでは朝ヨガを開催。ヨガマット、水、タオル付で日本語スタッフ対応なので安心だ。デュシ・タニ・グアム・リゾート/Dusit Thani Guam Resortでは、初心者向け1時間セッションを開催。いずれも事前申し込み制。

ポーズを覚えて3日目の朝も楽しみたい(写真はイメージ)

ヨガで体をほぐした後の2日目の朝は、宿泊しているホテルで朝食をとろう。ビュッフェスタイルの朝食なら、その日のコンディションに合わせて、体の欲するものを好きなだけ食べよう。たっぷりと時間をかけて一日の元気をチャージしよう。

タモン北部の高台に立つリゾートホテル、ザ・ツバキ・タワー/The Tsubaki Towerの朝食

イルカが泳ぐ様子を間近に見られるドルフィンウォッチングはグアムの人気アクティビティ。フィッシュ・アイ・マリン・パーク/Fish Eye Marine Parkでは海中展望塔つきプランが人気。アクア・ブリーズ/Aqua Breezeのイルカ+ウミガメ+シュノーケルがセットになった4時間30分のプランで、グアムの海をとことん楽しむのもいい。

ハシナガイルカは一年を通して遭遇率が高い

いったんホテルに戻り、午後はタモンビーチの散策などを楽しもう。体力に余裕があればマリンアクティビティに挑戦。グアム・オーシャン・パーク/Guam Ocean Parkは、島内最大級のマリンスポーツ施設。パラセイリングやウェイクボードなどアクティビティも多彩。サニー・ダイバーズ/Sunny Diversでは、ジェットスキーで恋人岬までのツーリングも楽しめる。

迫力満点のバナナボートに挑戦!(写真はイメージ)

海に囲まれたグアムでは、新鮮な海の幸を使った料理が定番。地中海料理店のアネモス/ANEMOSでは、シーフードパエリアがおすすめ。デュシ・タニ・グアム・リゾート/Dusit Thani Guam Resort内のタシ・グリル/Tasi Grillはアヒツナポケやサーモンが絶品。老舗シーフード店のナナズ・カフェ/Nana's Caféでは、名物「クラッキン・キングクラブ」を豪快に食べよう。

週2回空輸するというグリルオクトパスなど地中海の味を楽しめる「アネモス」
ディナーの後は海辺のバーでゆっくりとお酒を楽しむのもおすすめ。元気があれば夜の遊園地タガダ・アミューズメント ・パーク/Tagada Amusement Parkに繰り出すのもいい。

スリル満点のタガダディスコとネオンの夜景が楽しめる人気スポット「タガダ・アミューズメント ・パーク」

最終日の朝は早朝から営業している店でグアムらしい朝食を。ふわもち食感のパンケーキや本格エッグベネディクトなら、朝食専門店のクラックド・エッグ/The Kracked Eggへ。ピカズ・カフェ/Pika's Cafeは、チャモロ料理を現代風にアレンジした朝食やランチが評判でローカル感満載。

「クラックド・エッグ」では、10種類のフレーバーから3種類が選べる「ホットケーキ・メドレー」も人気メニュー

最終日には旅の思い出をゲット。日用品やグルメみやげなどは、24時間オープンのスーパーKマート・グアム/Kmart Guamへ。Tシャツやパーカーなど、GUAMのロゴ入りアイテムもある。ABCストア/ABC Storeは繁華街などあちこちにある便利なコンビニで、雑貨やおみやげなど品揃えも豊富。2024年にオープンしたヴィレッジ・オブ・ドンキ(ドン・ドン・ドンキ)/Village of Donki(Don Don Donki)では、日焼けキャラクターアイテムなどのほか、ここでしか買えないオリジナルみやげがぎっしり。1階のデリコーナーはコスパもよく人気のランチスポットだ。リゾートウェアやハイブランドならショッピングモールへ。デデドにあるマイクロネシア・モール/Micronesia Mallは、100を超えるショップが入るミクロネシア最大級の規模。広々としたフードコートも人気。

食品から家具までが揃う大型スーパー「Kマート」は、倉庫のような空間にアイテムがぎっしり

最後の食事にはがっつりアメリカンなハンバーガーを。コーヒー好きの間で評判のスローウォーク・コーヒー・ロースターズ/Slowalk Coffee Roastersでは食事メニューも提供。看板メニューのダーティーコーヒーなど自家焙煎コーヒーとともにオリジナルハンバーガーを頬張ろう。グアム一番人気のメスクラ・ドス/Meskla Dosはベーコン+目玉焼き+ピリ辛ソースのランチェルバーガーが名物。地元で愛されるモサズ・ジョイント/Mosa's Jointでは、コンテストで優勝したブルーチーズバーガーとラムバーガーが鉄板メニュー。

コーヒーにまつわるアンティーク器具が置かれた広い店内の「スローウォーク・コーヒー・ロースターズ」は、ハンバーガーはじめチキンカツ・トーストなど軽めのメニューが充実

空港へはフライト時刻の3時間前までには到着しておきたい。セキュリティチェックに時間がかかることがあるので、余裕をもった行動を心がけよう。