
広大な大地に、厳しい寒さと降りしきる雪がつくり出す、冬の北海道ならではの絶景が待ち受ける。感動に満ちた冬の北海道を訪れよう!

大空町
めるへんのおか
国道39号沿いのゆるやかな丘は、四季折々の美しい田園風景を見せる。冬は雪に覆われた白い世界に、ぽつんとたたずむカラマツの姿がより印象的に。

美瑛町
びえいのおか
夏はさまざまな作物の畑がパッチワークのように連なる美瑛の丘も、冬は一面の銀世界に。普段は立ち入れない場所だが、スノーシュー体験に参加することで、真っ白な荘厳な風景に立ち入ることができる。
びまいびえいがいどですく(おかのまちびえいでぃーえむおー)

網走市
おほーつくのりゅうひょう
オホーツク海に訪れる流氷は、道東の冬を代表する絶景。網走では流氷の海を進むクルーズ船が運航されており、間近で流氷を観賞できる。
あばしりりゅうひょうかんこうさいひょうせんおーろら

更別村
むひょう
氷点下約2~10℃の環境下で大気中の水分や霧が樹に付着し、木々が真っ白に。北海道各地で見られるが、更別村の勢雄(せお)地区は特に条件が良く、全国から多くのカメラマンが集まる。

上士幌町
たうしゅべつきょうりょう
昭和12年(1937)に造られた鉄道橋で、冬~春以外はダムに沈んでいるため「幻の橋」ともよばれる。展望台からの見学のほか、そばで鑑賞できるツアーもある。

美瑛町
しろがね あおいいけ
絵の具を溶かしたような不思議な色合いの池。冬の間は氷結し青い水面は見えないが、夜間のライトアップが好評。立ち枯れたカラマツが神秘的で独特な雰囲気。
JR美瑛駅から車で20分
美瑛町白金
ライトアップ17~21時(変動あり、駐車場利用は7時~21時30分)
220台(二輪車100円、普通車500円)

別海町
のつけはんとうのひょうへいせん
道東の野付半島は、日本最大の砂の半島。冬にはその内湾が一面氷の平原となり、水平線ならぬ“氷平線”が広がる。夕暮れのフォトツアーも実施。
開催期間 2月上旬~3月上旬
ひょうへいせん ゆうぐれふぉとつあー
結氷した海の上で夕日を背景に写真を撮ってもらうツアー。氷平線に沈みゆく夕日に合わせて、ガイドとともに誰もいない結氷した海の上をウォーキング。カメラマンによる撮影が終わった後は、思い思いに自分たちで撮影する時間も。
【実施日】2月6~12日・20~23日、3月6~9日
【開始時間】日没1時間40分前(15時~18時50分の間)
【所要時間】約2時間
1人1万2000円
公式Webサイト専用フォームから
※足元から頭部まで完全な防寒着が必要。気候や氷の状態により中止の可能性あり
開催期間 2月上旬~3月上旬
とどわらほしぞらふぉとつあー
氷平線まで一面が輝く星空は、さえぎるものが何もなく360度が開けた野付半島ならでは。満天の星を背景に、カメラマンが自分だけの一枚を撮影してくれる。澄んだ冬の星空を眺めながら、完全結氷した海の上を歩けるのも野付半島だけの特別な体験だ。
【実施日】2月6~17日、3月6~9日
【開始時間】19時
【所要時間】約2時間30分
1万2000円
公式Webサイト専用フォームから
※足元から頭部まで完全な防寒着が必要。気候や氷の状態により中止の可能性あり

豊頃町
じゅえりーあいす
十勝川から太平洋に流れ出て、海岸に打ち上げられた氷塊が、宝石のようだと言われることからこうよばれるように。太陽光を受けて刻々と変わる表情は、感動的な美しさだ。
帯広市街中心部から車で約1時間
豊頃町大津海岸
約100台 ※路上駐車や大きな声で話すなど、地域住民の迷惑になる行為はやめましょう

上士幌町
あいすばぶる
湖底から湧き出たガスが、湖面近くで泡の形に凍ったもの。結氷した湖面を歩くことができ、近くから透き通ったきれいなアイスバブルを見学できる。