広大な大地に、厳しい寒さと降りしきる雪がつくり出す、冬の北海道ならではの絶景が待ち受ける。感動に満ちた冬の北海道を訪れよう!
美瑛町
びえいのおか
夏はさまざまな作物の畑がパッチワークのように連なる美瑛の丘も、冬は一面の銀世界に。普段は立ち入れない場所だが、スノーシューツアーに参加することで、真っ白な荘厳な風景に立ち入ることができる。
びまいびえいがいどですく(おかのまちびえいでぃーえむおー)
網走市
おほーつくのりゅうひょう
オホーツク海に訪れる流氷は、道東の冬を代表する絶景。網走では流氷の海を進むクルーズ船が運航されており、間近から流氷を観賞できる。
あばしりりゅうひょうかんこうさいひょうせんおーろら
更別村
むひょう
氷点下約2~10℃の環境下で大気中の水分や霧が樹に付着し、木々が真っ白に。北海道各地で見られるが、更別村の勢雄(せお)地区は特に条件が良く、全国から多くのカメラマンが集まる。
上士幌町
たうしゅべつきょうりょう
昭和12年(1937)に造られた鉄道橋で、冬~春以外はダムに沈んでいるため「幻の橋」ともよばれる。展望台からの見学のほか、そばで鑑賞できるツアーもある。
鶴居村
おとわばしのたんちょう
鶴居村を流れる雪裡川(せつりがわ)は、豊富な地下水のため冬でも凍らず、タンチョウの格好のねぐらとなっている。早朝に餌場へ向かう前のタンチョウたちを求め多くのカメラマンが集うスポット。
美瑛町
しろがね あおいいけ
絵の具を溶かしたような不思議な色合いの池。冬の間は氷結し青い水面は見えないが、夜間のライトアップが好評。立ち枯れたカラマツが神秘的で独特な雰囲気。
別海町
のつけはんとうのひょうへいせん
道東の野付半島は、日本最大の砂の半島。冬にはその内湾が一面氷の平原となり、水平線ならぬ“氷平線”が広がる。夕暮れのフォトツアーも実施。
のつけはんとうねいちゃーせんたー
釧路市
ふろすとふらわー
厳冬期、さまざまな条件が整ったときにだけ見られる希少な自然現象。氷結した湖上に付着した水蒸気の結晶が、少しずつ発達して花のような形になる。
(阿寒観光協会まちづくり推進機構)
阿寒湖バスセンターから徒歩8分 ※薄氷の上に発生する現象で、個人での湖上歩きは危険なため、見学の際は現地ガイドツアーなどに参加すること
釧路市阿寒町阿寒湖温泉
豊頃町
じゅえりーあいす
十勝川から太平洋に流れ出て、海岸に打ち上げられた氷塊が、宝石のようだとこうよばれるように。太陽光を受けて刻々と変わる表情は、感動的な美しさだ。
上士幌町
あいすばぶる
湖底から湧き出たガスが、湖面近くで泡の形に凍ったもの。結氷した湖面を歩くことができ、近くから透き通ったきれいなアイスバブルを見学できる。
弟子屈町
よせごおり
冬の屈斜路湖の岸辺では、さまざまな氷の自然現象が見られる。湖面の薄い氷が北風で岸辺に集められた寄せ氷もその一つ。条件によっては透明なきれいな氷となる。