毎年8月に大勢の人が訪れ、青森の夏を彩る祭り。曳き手や跳人たちの熱気や、大迫力のねぶたなど目が離せないポイントばかり。期間外でも雰囲気を味わえる 施設やグッズもあるので、街なかへ足を運んでみよう。
19時~21時30分
子どもねぶた約10台、大型ねぶた約15台の運行
18時45分~21時30分
大型ねぶた約20台の運行
※6日は受賞ねぶたを見られる
13~15時
大型ねぶた約20台の運行
19時15分~20時45分
ねぶた海上運行、青森花火大会(会場:青森港)
※海上運行は浜町ふ頭18時30分出発、青い海公園沖19~20時運行、浜町ふ頭20時40分ごろ着
※まつり会期は曜日に関わらず毎年8月2日~7日。開催時間は2024年のデータ
昼の運行
あおもりねぶたまつり
七夕祭りの灯籠流しが変形した祭りといわれる「ねぶた祭」。歴史物語や神話の場面を表したねぶたをはじめ、扇子持ちや曳き手、囃子方、跳人などが市内を練り歩き、街はお祭りムード一色。国指定の重要無形民俗文化財。最終日の海上運行。
A 呼称による違いはなく、地域によって訛り方による違いが生まれたと考えられている。青森の「ねぶた」と弘前の「ねぷた」が有名なので、ねぶたは立体・人形型でねぷたは平面・扇型と認識されることもあるが間違い。青森県内だけでも40ある。
A 大型ねぶたの旋回が行われる交差点が人気だが、同伴者がいる場合ははぐれてしまうほど混み合うので、有料観覧席での観覧が無難。一人でベストポイントをまわるのもおすすめ。事前の場所取りは不可。
A 国道以外の運行コース沿いのほか、新町通りと国道4号を結ぶ柳町通りにも露店が充実。休憩はA-FACTORY周辺や中心部のカフェ、公園などでするとよい。
A 雨が降ったら、ねぶたにビニールをかけて運行する。傘の使用は周りの観客の迷惑になるので、レインコート着用がベスト。
A 起源は定かではなく、最初の記録は天保13年(1842)とされる。「灯籠流し」は東北地方で「ねぶり流し」とよばれ、祭りの起源とされる。青森ねぶた祭と弘前ねぷたまつりは、昭和55年(1980)に国の重要無形民俗文化財に指定。
A 運行コースまで徒歩約15分の臨時駐車場(青森操車場跡地北側駐車場。有料、11~23時)を利用。ただし道路はかなり混雑するので、公共交通機関を利用してJR青森駅などから会場へ向かうのがベター。運行コースの近くの一般有料駐車場に停めたい場合は、昼ごろまでを目指して入庫しよう。
A 祭り期間中は混雑必至。県外からの観光客も多いため、ホテルの手配はお早めに。青森市内のホテルは特に人気が集中するので、予定が決まったら「即予約」がおすすめ。当日は祭りの開催時間にあわせて市内中心部が混雑。
❶7月下旬までねぶたの貴重な制作風景を見られる/❷7月1日~8月6日の間は無料ガイドを実施。当日参加もOK
5月中旬〜祭り最終日/大型ねぶた制作の見学はココ!
ねぶたらっせらんど
およそ3カ月間、大型ねぶたの制作現場として青い海公園内に小屋が並び、ねぶたの制作過程から完成まで見学できる。
❶アスパムやワ・ラッセ西の広場に屋台が集まる/❷定番からご当地グルメまでバラエティ豊か/❸青森ならでは!「扇ねぷた」形の変わり種こんにゃくで祭り気分が盛り上がる/❹大きなホタテをまるごと串焼に。豪快にかぶりつこう
❶旬の果物を使ったカラフルなフルーツ串。メロン400円(左)、パイン300 円(中)、赤肉メロン400円(右)/❷まるごとピーチパフェ1820円。クリーム入りの桃がまるごと1玉/❸まるごとピーチアラモード1480円。桃とコクのある濃厚プリンが絶妙。
ふるーつ ぱーらー あーす
四季折々の旬の果物のおいしさを堪能できるパフェやフルーツサンド、プリンアラモードが人気。
1階のねぶたホールには、青森ねぶた祭で実際に運行した4台の大型ねぶたを展示。また、実際の祭りの映像を30分ごとに上映している。
間近で見ると、ねぶた師ごとに作風が異なるのがよくわかる
1日4回(11時10分、13時10分、15時10分、17時10分)、ねぶた囃子の演奏が行われ、祭り気分を満喫できる。
迫力ある実演をじっくりと聞いてみたい
針金の太さ、和紙の厚さなどねぶたの構造や細かな制作技術をじっくり見て学ぶことができる。
ねぶたの仕組みを紹介
各275円
使いやすい5mm方眼ノートで日常使いとしてもおすすめ
勇壮活発、迫力あふれる学習帳
なりたほんてん しんまちてん
県内に4店舗を構える書店。ねぶた学習帳は勇ましくも美しい青森ねぶたが表紙を飾り、裏面には青森ねぶたに関するクイズを掲載。売り上げの一部はねぶた師に還元される。駅から続くメインストリート、新町通りに面する。
初穂料1000円
ねぶたの技法で制作、奉納された御神燈をモチーフにした御朱印
ここだけのねぶた御朱印がずらり
ひろたじんじゃ
一切の厄・病気・災難を祓い除ける全国唯一、病厄除守護の神社。ねぶた提灯御朱印のほか、期間限定でご祭神ゆかりのねぶたや最高賞を受賞したねぶたの御朱印などを頒布(年ごとに異なる)。
JR青森駅から徒歩15分
青森市長島2-13-5
拝観自由(授与所受付8時30分~16時30分、水曜休務日)
拝観自由(授与所受付8時30分~16時30分、水曜休務日)
拝観自由(授与所受付8時30分~16時30分、水曜休務日)
4台