日本一深い田沢湖は「辰子姫伝説」の舞台として知られ、美容や縁結びなど女性にうれしいパワースポットが点在している。田沢湖周囲をご利益巡りしてみよう。
コバルトブルーの湖面が美しい
たざわこ
周囲約20㎞、深さ423.4mと日本一の深さを誇る田沢湖。透明度も高く清らかな水をたたえる湖は、「美」にご利益があるという辰子姫伝説から、美容・縁結びのパワースポットとして人気だ。
(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
たつこぞう
湖上に黄金色の姿を見せるたつこ像は、田沢湖観光ではマストスポット。彫刻家・舟越保武(ふなこしやすたけ)が辰子姫伝説をもとに制作したもの。
うききじんじゃ
潟尻に立ち、田沢湖に張り出すような独特な造りが印象的な神社。漢槎宮(かんさぐう)ともよばれ、流れ着いた浮木を祀ったものといわれている。縁結びの神社。
ござのいしじんじゃ
かつて秋田藩2代藩主・佐竹義隆(さたけよしたか)公が田沢湖を訪れた際、腰かけて休んだことから名付けられた。境内には辰子が飲んだといわれる「潟頭(がたがしら)の霊泉」や、半身を龍に変えた辰子像が立つ。
たつこかんのんぞう
春山地区に立つ、ふっくらとした辰子像。微笑んでいるような表情がキュート。昭和43年(1968)に明治百年記念として建立された。
ひめかんのんぞう
昭和15年(1940)、玉川の強酸性の水を田沢湖に導入して貯水ダムにした際に死滅した多くの魚と辰子姫の慰霊のために建立された。
たざわこゆうらんせん
田沢湖東岸の白浜から出航し、御座石神社や潟尻を経由して約40分で田沢湖を周遊する。周囲の山並みや、秋田駒ヶ岳までを眺望できる。
仙北市田沢湖田沢春山148
JR田沢湖駅から車で10分
湖一周コース1400円
9・11・13・15時出航(季節により変動あり)
無休(11月上旬~4月下旬休業、荒天時運休)
100台
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