オーストラリア旅行のプランニング時に役立つ滞在中のポイントをチェック。
12~2月がベストシーズン。ただし国土が広いため場所によって差がある。ウルル-カタ・ジュタは晴天率も高く日中の温度も快適な5~9月がおすすめ。
カンタス航空、ジェットスター航空、日本航空、全日空が成田または羽田からケアンズ、ブリスベン、メルボルン、シドニーなどへの直行便を運航。
短期の観光旅行でも、入国には3カ月以内の滞在が可能な電子渡航許可「ETA」の登録が必要。専用アプリで申請する。
日本同様四季があるが、オーストラリアは南半球にあるため、日本とは季節が逆になり、12~2月が夏、6~8月が冬にあたる。
国土が広いので日本との時差は、東部は+1時間、南部から中部は+30分、西部は-1時間の3つの時間帯がある。サマータイムを導入している州もある。
比較的治安はよい国とされている。ただし、すりや置き引きなどには注意。ひと気の少ないところに立ち入ったり、夜間のひとり歩きは避けたい。
公用語は英語。発音はイギリス英語に近く、オージーイングリッシュともいわれる。Aはエイではなくアイと発音される。
基本的には不要だが、高級なホテルやレストランなどで特別なサービスを受けた場合は、料金の10%を目安に渡すのが一般的。タクシーやポーターには1~2A$。
(2025年3月現在)
通貨単位は、オーストラリア・ドル(A$)。補助単位は、オーストラリア・セント(A¢)。
1A$=100A¢。
GST(Goods and Services TAX)とよばれる消費税にあたる税金が10%かかる。条件により旅行者への還付制度があるので手続きを忘れずに。
オーストラリアには複合遺産が4カ所、自然遺産が12カ所、文化遺産が4カ所登録されている。主なものは、グレート・バリア・リーフ、ウルル-カタ・ジュタ国立公園、シドニー・オペラ・ハウスなどがある。
アルコールを提供できる店はLicencedという表示が外に出ている。ライセンスを持たない店でもBYO(Bring Your Ownの略)の表示があれば酒類を持ち込むことができる。
酒類は基本的には酒店のみの購入に限られ、販売時間にも制限がある。また、公共の場での飲酒や喫煙は禁止。
1都市だけなら3泊4日も可能ではあるが、初めてのオーストラリア旅行なら4泊5日がおすすめ。2都市以上を巡るなら移動時間を考慮して5日以上の日程がおすすめ。
ケアンズからシドニーまでは飛行機で約3時間。ケアンズ3泊、シドニー2泊であればケアンズ市内観光やキュランダ、グレート・バリア・リーフ、シドニー市内観光などを楽しめる。
シドニーからゴールドコースト(GC)までは飛行機で約1時間30分。シドニー3泊、GC2泊ならシドニー市内観光やハンター・バレーワイナリー巡り、GCテーマパークなどを満喫できる。
ケアンズからエアーズロック空港までは飛行機で約3時間。6泊あればケアンズ市内観光やキュランダ、ウルル-カタ・ジュタを堪能できる。
日本と季節が反対のオーストラリア。さらにエリアによって気候や祝日も異なるので、出かける前に確認しておこう。
祝祭日が土・日曜の場合は月曜が代休になることもある。下記以外にも地域別の祝祭日がある。下記のイベント・祝祭日は2025年4月~2026年3月の日程。また★印の祝祭日は年によって日にちが変動する。
12月25日
クリスマス
12月26日
ボクシング・デー
12月31日
ニュー・イヤー・イブ・ファイヤーワークス【シドニー】
1月1日
ニューイヤーズ・デー
1月26日
オーストラリア・デー★
1月中旬~下旬
全豪オープン【メルボルン】
※特になし。
3月2日
レイバー・デー【西オーストラリア州】★
3月9日
レイバー・デー【ビクトリア州】★
キャンベラ・デー【オーストラリア首都特別地域】★
3月中旬ごろ
F1®オーストラリア・グランプリ【メルボルン】
4月18日
グッド・フライデー★
4月19日
イースター・サタデー★
4月20日
イースター・サンデー★
4月21日
イースター・マンデー★
4月25日
アンザック・デー
5月5日
レイバー・デー【クイーンズランド州】
メイ・デー【ノーザン・テリトリー州】★
5月23日~6月14日
ビビッド・シドニー
6月2日
リコンシリエーション・デー【オーストラリア首都特別地域】★
6月9日
キングズ・バースデー【州によって異なる】★
7月5・6日
ゴールドコースト・マラソン【ゴールドコースト】
8月31日
シドニー・マラソン【シドニー】
9月29日
キングズ・バースデー【西オーストラリア州】★
10月6日
レイバー・デー【ニュー・サウス・ウェールズ州/南オーストラリア州】★
キングス・バースデー【クイーンズランド州】★
11月4日
メルボルン・カップ・デー【メルボルン】
ケアンズやダーウィンは雨季にあたるので、雨具が欠かせない。サイクロン(台風)も多い。ゴールドコーストは海水浴シーズン。ウルルは酷暑。
昼間は半袖でOK。屋内は冷房が効いているし、朝晩は冷え込む場合もあるので、羽織る物を忘れずに。どのエリアもサングラスや日焼け止めは必須。
ケアンズやダーウィンは乾季に入り、カラリとした気持ちのいい日が続く。ウルルは、日中は30℃前後と過ごしやすいが、朝晩は冷えるので注意。
ケアンズ、ゴールドコーストでは昼間は半袖、夜は1枚羽織るものを。シドニー、メルボルンではセーターなどの用意を。ウルルではジャンパーなどで防寒対策を。
ケアンズやゴールドコーストは昼間でも肌寒い日がある。シドニーやメルボルンは冷え込む。ウルルは日中の気温が20~25℃と過ごしやすい。
北部は、日中はシャツ1枚で過ごせるが、冷え込む日もあるので長袖の用意を。南部は防寒用のコートが必需品。ウルルは、夜になると10℃以下になる。
四季のはっきりとしたシドニー、メルボルン、パースなどは春らしい陽気に。ダーウィンは11月から雨季に入るので、雨具の用意を。
シドニーなどは、日本の春と同じ服装でOK。ケアンズやゴールドコーストは、昼間は日本の初夏同様。半袖で過ごせるが、羽織る物を用意しておこう。