
鳴門観光の最大の目玉で、一度は見ておきたいのが鳴門のうず潮。潮見表をチェックして、橋の上からうず潮を満喫しよう。

瀬戸内海と紀伊水道が交わる鳴門海峡では、最大1.5mもの水位差が生まれる。そこに海水が勢いよく流れ込む力や、複雑な海底の地形など、いくつかの要因でうず潮が発生する。

タイプが異なる3種類の観潮船から好みのものをチョイスしよう!


くるくるとうず巻く潮の流れが一番わかりやすいのは、大鳴門橋の橋桁に設けられた「大鳴門橋遊歩道 渦の道」。左右に広がる海景色を眺めながら遊歩道を歩くだけでなく、展望室のガラス張りの床からは鳴門海峡を俯瞰できる。
おおなるときょうゆうほどう うずのみち
バス停鳴門公園から徒歩5分
鳴門市鳴門町鳴門公園内
入場510円(大鳴門橋架橋記念館エディとのセット券900円)
9〜18時(10〜2月は〜17時、GW・夏休み期間8〜19時)※最終入館は閉館の30分前
3・6・9・12月の第2月曜
鳴門公園駐車場利用200台(1日500円)
「渦の道」のゲートをくぐって遊歩道へ

遊歩道は全長約450m。外の景色を眺めながら歩こう

遊歩道の途中には休憩所が設けられ、海景色を一望することができる

ガラス張りの床をのぞくと、足元に海が広がりドキドキ!




うず潮が見られる確率が高いのは1日2回、満潮時と干潮時の前後1〜2時間とされる。下の潮見表の見方を参考に、公式Webサイトを確認してから出かけよう。

鳴門海峡における潮流の北流、南流の最速時刻を表示。上は、2025年8月の潮見表。気象条件によって変動する場合がある。
◉ 満潮(北流)のときは、南から北へ潮が流れ、淡路島側にうず潮ができやすい。
◉ 干潮(南流)のときは、北から南へ潮が流れ、鳴門側にうず潮ができやすい。
【大潮】前後2時間ぐらいが観潮に適している
【中潮】前後1時間半ぐらいが観潮に適している

春と秋の大潮時が、特に大きなうず潮を見られるチャンス! 3月下旬~4月下旬がベストシーズンで、この時期は直径20mの大渦に出合えることも。

真上から見るなら大鳴門橋の橋桁、大迫力のアクティビティなら観潮船がおすすめ。景色と楽しむなら展望台も◎。

周りの景色も楽しみたいなら、大鳴門橋架橋記念館エディへ