阿蘇の火山活動で噴出した火砕流が冷え固まり、五ヶ瀬川の浸食によってできた断崖が高さ50~100m、東西7㎞にわたって続く神秘的な峡谷。まずは外せない3つのハイライトをチェック!!
たかちほきょう
まないのたき
天孫降臨の際に天上界から移したと伝わる「天真名井」が水源といわれている、高さ約17mから落ちる滝で日本の滝百選に。遊歩道にある「【A】滝見台」がベストビューポイント。
たかちほきょうかしぼーと
真名井の滝や断崖を間近に見るなら貸しボートがおすすめ。しぶきがかかるほどの距離から滝を見上げて楽しめる。土・日曜、祝日は待ち時間が発生するので事前に公式サイトでの予約がおすすめ。
貸しボート30分4100~5100円
8時30分~16時30分受付終了(混雑時は、繰り上げ終了あり)
河川増水時、安全点検時
【高千穂町観光協会公式サイト内の「ネット予約」】予約受付は乗船日2週間前の午前9時から2日前の午前9時まで
たかちほさんばし
下から「神橋(石橋)」「高千穂大橋(鋼橋)」「神都高千穂大橋(コンクリート橋)」とそれぞれに材質の異なる3つの橋を一望できる絶好の撮影ポイント【B】。峡谷の1カ所に3つの橋が架かるのは全国的にも珍しい。
高千穂名物・流しそうめん
ちほのいえ
竹製の樋を使用した「流しそうめん」は、高千穂峡エリアが発祥といわれている。その昔、暑い夏の外仕事の合間に青竹を使い、冷たい清水で冷やしたそうめんを食べたのが始まりだという。昭和30年(1955)創業の千穂の家では、玉垂の滝から引いた清水を使い、そうめん(1人前600円)を流す。高千穂特産の椎茸の出汁を使っためんつゆの味も絶品。
高千穂みやげならおまかせ♪
たかちほちょうかんこうきょうかいちょくえいばいてん
特産品やおみやげの販売のほか、マップや資料などを揃える観光案内所も併設。
恋文にパワスポ効果を!
しあわせのきいろいぽすと
青島に引き続き、県内2カ所目の設置。隣の売店で絵はがきと切手を購入して、大好きなあの人に手紙を出そう。
約100種類の淡水魚などが楽しめる
たかちほきょうたんすいぎょすいぞくかん
玉垂の滝の清らかな湧水を利用した淡水魚専門の水族館。五ヶ瀬川水系に生息するヤマメやドンコなどを中心に、淡水魚を幅広く展示。
併せて行きたい!
たかちほきょうつりぼり
清流で育ったニジマスが放流され、釣ったニジマスは塩で防腐処理を施し、持ち帰ることも可能。
あまのまない
樹齢1300年のケヤキの根元から湧く水源地で、真名井の滝の水源ともされる。天孫降臨の際、この地に水がなかったため、アメノムラクモノミコトが水種を移したと伝わり、現在も御神水として信仰されている。