日本一小さな県のなかに、アート、グルメ、瀬戸内の島々など話題のみどころがギュっと詰まった香川。おでかけ前にエリアごとの特徴をチェックしよう。
四国経済の拠点・高松は、県内随一の商店街や高松港周辺を整備したサンポート高松などがある近代的なエリア。かつては城下町として栄え、特別名勝 栗林公園や、源平合戦の舞台となった屋島などの歴史スポットもぜひ散策したい。
瀬戸大橋が架かる坂出から西側のエリア。江戸時代には庶民憧れの旅先だったこんぴらさん(金刀比羅宮)は、今も人気の観光地。さぬきうどんの名店も点在するので、ドライブでうどん巡りを欲張りに楽しむのもおすすめ。
一年を通して温暖な気候が続く瀬戸内の島々。映画の舞台やオリーブ・醤油などの特産物が有名な小豆島や、現代アートで話題沸騰中の直島・豊島など、魅力あふれる島々を訪れてみよう。
香川は現在の県名で、讃岐は旧国名。今も香川の地域区分、東讃・中讃・西讃の名称に讃岐の「讃」の文字が使用されている。
47都道府県のなかで最も面積が狭い香川。温 暖な気候で雨量が少ないため、県内には日本 最大級の灌漑用ため池・満濃池をはじめ、1万 4000カ所以上ものため池がある。
4約700軒のうどん店がひしめく香川。人口に対する店数(そば店含む※1)、高松市における一世帯あたりのうどん・そばの外食年間支出額(※2)ともに全国平均の2倍超えで堂々の1位!
※1)2016年経済センサス・基礎調査結果(総務省統計局
※2)2019年家計調査結果(総務省統計局)
四国八十八ヵ所第75番札所の善通寺は弘法大師生誕の地。周辺には大師ゆかりのみどころが点在している。