
日本一小さな県のなかに、アート、グルメ、瀬戸内の島々など話題のみどころがギュっと詰まった香川。おでかけ前にエリアごとの特徴をチェックしよう。
観光と交通の拠点
たかまつたうん
四国経済の拠点・高松は、県内随一の商店街や高松港周辺を整備したサンポート高松などがある近代的なエリア。かつては城下町として栄え、特別名勝 栗林公園や、源平合戦の舞台となった屋島などの歴史スポットもぜひ散策したい。

特別名勝栗林公園は、国際的にも「わざわざ旅行する価値あり」と評価が高い

屋島にある獅子の霊巌展望台からの眺望は抜群!

世界初のガラス灯台・せとしるべはサンポート高松のシンボル

香川に来たなら食べずには帰れない!?さぬきうどん
こんぴら参りとうどん巡り
ことひら・さかいで・まるがめ
瀬戸大橋が架かる坂出から西側のエリア。江戸時代には庶民憧れの旅先だったこんぴらさん(金刀比羅宮)は、今も人気の観光地。さぬきうどんの名店も点在するので、ドライブでうどん巡りを欲張りに楽しむのもおすすめ。

香川随一のパワスポはみどころもいっぱい

四国水族館のイルカのパフォーマンスは必見!

丸亀城は現存十二天守の一つ。日本随一の高さを誇る石垣は必見

香川伝統の餅菓子「おいり」をトッピングしたソフトはSNSにも◎

こんぴら参りのみやげとして親しまれる灸まん

骨付鳥発祥の丸亀で本場の味をまるかじり!
現代アートと特産物が大充実の島々
しょうどしま・なおしま・てしま
一年を通して温暖な気候が続く瀬戸内の島々。映画の舞台やオリーブ・醤油などの特産物が有名な小豆島や、現代アートで話題沸騰中の直島・豊島など、魅力あふれる島々を訪れてみよう。

干潮時にだけ現れる道・エンジェルロード

道の駅小豆島オリーブ公園のギリシャ風車

小豆島オリーブ公園にあるポスト

直島港に着いたら『赤かぼちゃ』鑑賞からスタート(草間彌生『赤かぼちゃ』2006年 ©️YAYOI KUSAMA 直島・宮浦港緑地 写真/青地 大輔)※画像転載不可

小豆島では工場直営ならではの生そうめんを味わえる

香川は現在の県名で、讃岐は旧国名。今も香川の地域区分、東讃・中讃・西讃の名称に讃岐の「讃」の文字が使用されている。
47都道府県のなかで最も面積が狭い香川。温 暖な気候で雨量が少ないため、県内には日本 最大級の灌漑用ため池・満濃池をはじめ、1万 4000カ所以上ものため池がある。
約500軒のうどん店がひしめく香川。人口に対する店数(そば店含む※1)、高松市における一世帯あたりのうどん・そばの外食年間支出額(※2)ともに全国平均の2倍超えで堂々の1位!
※1)2021年経済センサス・基礎調査結果(総務省統計局)
※2)2023年家計調査結果(総務省統計局)
四国八十八ヵ所第75番札所の善通寺は弘法大師生誕の地。周辺には大師ゆかりのみどころが点在している。