房総半島東側のいすみ市大原駅から、西側の市原市五井駅までを結ぶいすみ鉄道と小湊鉄道。のどかな里山を走る列車に乗って、のんびりとしたローカル線の小旅行に出かけよう! ※運行ダイヤはダイヤ改正などにより変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。
①海近くの大原駅から内陸部に向かって走るいすみ鉄道。景色の移り変わりを楽しんで
②車窓からは四季折々の景色が望める
③おとぎ話に出てきそうなかわいらしい風景も点在している
④3月上旬~4月上旬は沿線に菜の花が咲き誇る
⑤千葉県立中央博物館大多喜城分館を車窓から望めるポイントもある
⑥初夏には稲の葉が青々とし、秋には稲穂が黄金色に色付く田園風景の中をのんびりと進む
いすみてつどう
大原駅~上総中野駅の全14駅、約27kmを走る路線で、上下線とも1時間に1~2本程度運行。いすみ鉄道全線乗り降り自由の1日フリー乗車券は 1500円(平日1200円)。
いすみ市~大多喜町
大原駅まではJR外房線特急「わかしお」が便利。車の場合、駅近くに駐車場があるのは、国吉駅横の無料駐車場15台と、デンタルサポート大多喜駅の大多喜町営有料駐車場100台のみ。
初乗り190円(上総中川駅のみ260円)、大原駅~上総中野駅730円
※2023年10月現在、大多喜~上総中野間は運休。代行バスを運行中。
①鉄橋と緑の中を走るトロッコ列車は風情がある
②小湊鉄道の始発駅の五井駅。ゆっくり車両の写真を撮りたいときはこちらで
③山間を走るため鉄橋やトンネルが多い
④かつて小湊鉄道を走っていたSLをモチーフにした現代版の機関車
⑤小湊鉄道の通常車両。いすみ鉄道と同じ時期に菜の花が見られる
こみなとてつどう
五井駅~ 上総中野駅の全18 駅、約40kmを走る路線で、上下線とも1時間に各1~2本運行。小湊鉄道全線乗り降り自由の1日フリー乗車券は 2000円。房総里山トロッコは乗車日30日前から前日までに小湊鉄道公式サイトからWeb予約 。 普通運賃に+600円で乗車可能。
市原市~大多喜町
五井駅まではJR内房線で。車の場合、駅近くに有料駐車場があるのは、五井駅、光風台駅、上総牛久駅、里見駅、養老渓谷駅の5駅。
初乗り140~210円、五井駅~上総中野駅1440円
※2023年10月現在、月崎~上総中野間は運休。代行バスを運行中。
いすみ鉄道
おおはらえき
いすみ鉄道の始発駅。JR外房線の大原駅と隣接しているので乗り換えが楽ちん!
いすみ鉄道
でんたるさぽーとおおたきえき
車両基地があり、ホームから列車をゆっくり見学できる。時間があれば、いすみポッポの丘に足を運んでみるのもおすすめ。カフェも併設しているので、のんびりと過ごせる。帰りには、駅前の大多喜町観光本陣(大多喜町観光協会)で、いすみ鉄道関連商品をゲットしよう。
立ち寄りSPOT
いすみぽっぽのおか
房総で活躍した国鉄113系電車や、国鉄183系特急電車など、28両が見られる鉄道ミュージアム。
小湊鉄道/いすみ鉄道
かずさなかのえき
いすみ鉄道と小湊鉄道が乗り入れている、乗り換えの駅。隣り合う2つのホームへは、駅内の通路を渡って移動しよう。
小湊鉄道
ようろうけいこくえき
房総里山トロッコの発着駅。運転本数が限られており、人気が高い時期もあるので予約が安心。待ち時間は足湯で。
小湊鉄道
かずさうしくえき
房総里山トロッコは途中、里見駅に停車して上総牛久駅へ。ここで下りは20分ほど停車。コーヒースタンド「#牛久にカフェを作りたいんだ」は改札内からも買えるので、テイクアウトしても。
「#牛久にカフェを作りたいんだ」
7時30分~10時、13~16時(土・日曜、祝日は10~16時)
月曜
小湊鉄道
ごいえき
小湊鉄道の始発駅でJR内房線への乗り換え駅。駅構内で買えるあさり弁当500円、かまとろ丼450円は五井駅の名物。