新潟の銘酒を生み出す酒造りの現場をのぞいてみよう。工程の見学とともに楽しみなのが日本酒のテイスティング。多彩なお酒を試飲して、お気に入りの一本に出合いたい!
新潟タウン
伝統と革新をブレンドする老舗
今代司酒造
いまよつかさしゅぞう
明和4年(1767)に創業された老舗酒造。菅名岳の天然水などを使用し、全国でも珍しいアルコール添加を一切行わない製法の全量純米蔵として知られる。伝統技法を守りながら、モダンな日本酒造りにも取り組んでいる。
村上周辺
江戸期から続く伝統を守る
大洋酒造
たいようしゅぞう
江戸時代から続く老舗など14の酒造が合併して昭和20年(1945)に誕生。展示場「和水蔵」では古くから伝わる骨董品など、日本酒に関する歴史的資料の展示も行っている。
魚沼
雪国発! 新感覚の日本酒
玉川酒造
たまがわしゅぞう
特殊なシートで覆われた天然の雪に年間を通して包まれている蔵。10銘柄ほど揃うお酒だけでなく、仕込み水の試飲もできる(冬期は不可)。
(越後ゆきくら館)
長岡
戦国時代から続く名門蔵
吉乃川
よしのがわ
約470年もの歴史を誇る老舗酒蔵。売店や試飲スペースを備える吉乃川酒ミュージアム「醸蔵」では、映像などを交えたデジタル展示や日本酒の飲み比べを楽しめる。
(酒ミュージアム「醸蔵」)
妙高高原
高原の伏流水がうまさの決め手
鮎正宗酒造
あゆまさむねしゅぞう
妙高・関田山系の湧き水を使用することによって、やわらかくもキレのある日本酒を生み出している。時期によっては仕込みに使用している湧き水を飲むこともできる。
佐渡
佐渡の素材を最新技術で仕込む
天領盃酒造
てんりょうはいしゅぞう
全国最年少蔵元が率いる酒蔵で、2020年には酒質向上のため醸造設備を一新。契約農家から仕入れた米を精米しており、精米工場や瓶詰めの様子も見学可能。
新潟市郊外
カーブドッチワイナリー
かーぶどっちわいなりー
角田山の麓に広大なブドウ畑を有するワイナリー。ブドウ畑の中を歩き、醸造室を見て、ワイン造りを肌で感じよう。自社ワインのショップや、地元食材にこだわったレストラン、ホテルなどがあり、一日楽しめる。
新潟市西蒲区角田浜1661
JR新潟駅から車で40分(無料シャトルバスあり、前日までに要予約、詳細はHP参照)
入園無料
10~17時(店舗により異なる)
無休
200台
ブドウ畑(天候不良の場合は見学中止)や醸造室、樽熟成庫、ワインセラーなどをガイド付きで巡る。見学後にはワインのテイスティングも可能。
【料金】2200円【時間】11時~(所要60分)【定員】6名【予約】2日前までに電話で要予約
カーブドッチワインの全ラインが揃う。ワイングラスや直輸入のおしゃれな生活雑貨も扱っている。
【時間】10~17時【休】無休