平安時代初期に開湯したと伝わる修善寺温泉。桂川沿いに宿や店が点在する風情ある温泉街は、ぶらり散策が楽しい。
まちなび ゆるり
季節によって着物か浴衣のレンタルを行っている。事前予約が必要。
伊豆市修善寺818-1
バス停修善寺温泉からすぐ
着物レンタル5280円、浴衣レンタル4400円(小物のレンタル、着付け、手荷物預かりを含む)
9時30分~16時30分
不定休
なし
鎌倉幕府二代将軍・源頼家と修善寺で暮らしていた桂との恋を描いた『修禅寺物語』の舞台が桂川。この川に架かる5つの橋に願いをかけながら渡ると、恋が成就するといわれている。橋に付けられた別名も要チェック!
しゅぜんじ
大同2年(807)に弘法大師が開基したといわれ、鎌倉時代には源氏一族盛衰の舞台となった寺。宝物殿では岡本綺堂の戯曲『修禅寺物語』の題材になった古面なども展示している。
伊豆市修善寺964
(伊豆市観光協会修善寺支部)
バス停修善寺温泉から徒歩3分
境内自由(宝物殿は300円)
境内自由(宝物殿は8時30分~16時30分 ※10~3月は~16時)
無休
なし
やたいじゅうわりそば さくだ
温泉街で屋台を構え、リーズナブルな価格で絶品そばを提供している。メニューはおまかせコース600円のみで、2種類のそばとそば湯を味わえるユニークな構成だ。
ちくりんのこみち
青々とした竹林の中に約300m続く散策路。中間地点には竹製のベンチが設置され、風に揺れる竹の葉擦れの音を聞きながらくつろげる。温泉街で最も風情ある場所として人気が高い。
わふ なぎや
店の奥にある工房で、店主がデザインから染色までを手がける完全ハンドメイドの和雑貨が並ぶ。オリジナルの柄の小物類は、見ているだけでも楽しくなるほどバラエティ豊か。
しゅぜんじめいさんてんがい かんせんろう
大正時代の建物をリノベーションし、3つの店舗が入っている。おみやげのほか、散策のおともにぴったりなスイーツも販売し、休憩スペースで食べることもできる。
とっこのゆ
この地を訪れた弘法大師が、持っていた仏具で桂川の岩を打ったところ、温泉が湧き出して修善寺温泉が誕生したという伝説の湯。現在は見学のみで入浴などは不可。
ひろの
プチプチ&もっちりとした独特の食感の黒米餅を使用したぜんざいが人気のカフェ。栄養価の高い黒米をおいしく味わえる。温泉街の中心にあり、散策途中の休憩にぴったり。足湯「湯河原」のすぐそばにある。