16世紀にスペイン・ポルトガルから伝えられたカステラは、今や長崎みやげの大定番。選ぶなら伝統の味が受け継がれている老舗の逸品を。しっとりとした食感とふんわり香る卵の風味が魅力。
思案橋周辺
ふくさや ながさきほんてん
創業寛永元年(1624)。卵の手割りから泡立て、生地作り、焼き上げまで、1人の職人がすべての工程を担う「一人一貫主義」を貫く。創業当時から受け継がれたカステラは、ふくよかな卵の香りと底に残ったザラメ糖の食感が特徴だ。漆喰壁の趣ある店構え。内部にはガラスのコレクションも。
思案橋周辺
しょうおうけん
カステラとチョコラーテが二枚看板。素材のよさとそのバランスが決め手という信念から手焼きにこだわり、熟練職人が1枚ずつ丁寧に焼き上げている。2階には喫茶セヴィリヤがある。創業以来340年余り、この場所で歴史を刻む。
長崎市魚の町3-19
電停市役所からすぐ
9~18時(喫茶11~17時)
水曜
2台
【長崎駅でも買える】【長崎空港でも買える】五三焼カステラ半棹・0.3号詰め合せは販売なし
出島周辺
ぶんめいどうそうほんてん
長崎カステラの特徴である底のザラメ糖をはじめ、多良岳山系で独自に生産されている南蛮卵、もち米、水飴など素材すべてを厳選。受け継がれてきた伝統の技術による、上質な口どけを味わって。明治33年(1900)創業。
眼鏡橋周辺
いわながばいじゅけん
創業は幕末の天保元年(1830)。数量限定のカステラが大人気。焼き上げた後にひと晩かけて生地を休ませることで、水分を含んだしっとり食感になるという。船底板を使ったと伝わる看板は大正時代のもの。
浜町周辺
いずみやほんてん
熟練の職人が焼き上げる「五三焼カステラ」は、伝統の製法で作り上げた逸品。「いつも新しいおいしさ」をモットーに、伝統の製法と新しいアイデアを融合させたカステラスイーツを次々考案している。商店街・ベルナード観光通りにある。