
古くから参拝客をもてなしてきた伊勢には、絶品グルメが満載。なかでも伊勢の名物として有名な、伊勢うどんとてこね寿司が味わえる名店を厳選紹介!

元々は伊勢志摩地方の漁師が船上で食べていたのがはじまり。醤油ベースのタレに漬け込んだ刺身を、酢飯と合わせたお寿司で、使用する刺身はカツオが一般的。

地元の御絲(みいと)産コシヒカリを使った酢飯の上に、肉厚なカツオの切り身を豪快にのせた逸品。赤だし、小鉢1品付き


香ばしく焼き上げた国産ウナギと甘口の田舎風のタレが味わい深い

窓の外に清流五十鈴川が広がる2階の座敷席
おかげ横丁
すしきゅう
てこね寿司や麦とろろなど、伊勢路の代表的な田舎料理を提供する。宇治橋の古材の一部を使って建てられた風情あふれる建物は、貴重な文化遺産にもなっている。

地元市場から直送された魚介を、日替わりで常時4種類以上のせたぜいたくな一品


伊勢真鯛と特製のゴマダレが相性◎。だしは伊勢エビと和風の2種

広々とした店内。テーブル席のほか、座敷席も用意
おはらい町
えびやだいしょくどう
使用する食材の多くが三重県産の、地産地消を追求する食事処。いつでも新鮮な味を楽しめるよう、運搬過程や保存法にもこだわり抜く。松阪牛鍋丼2068円〜も人気。

マグロを使ったてこね寿司。エビやカニでだしをとった赤だし、漬物が付く


地魚を中心に、その日オススメの海の幸が登場。自家製の合わせ醤油でどうぞ

座敷とカウンターのある1階。テーブル席の2階もある
おかげ横丁
えびまる
地元食材を知りつくした料理長が調理を手がける、漁師料理の店。店内には生簀があり、夏は岩ガキ、冬は伊勢エビなど伊勢志摩の新鮮な旬の魚介をいただける。

やわらかな食感の太麺に、醤油ダレを絡めて食べる伊勢のソウルフード。コシのないやさしい麺は、長旅で疲れたお伊勢まいりの旅人を癒やすためともいわれている。

太麺に、天然だしとたまり醤油を合わせたタレをかけたシンプルな伊勢うどん


甘辛く味付けした松阪牛が素朴な味わいの伊勢うどんとよく合う

店の外には縁台が並べられ、茶屋のような店構え
おかげ横丁
ふくすけ
もっちりとした極太麺に、たまり醤油とカツオベースのだしを合わせた自家製ダレをかけた伊勢うどんをいただける。とろろ、めかぶ、月見など種類も豊富。

やや辛口の醤油ダレが特徴。生地を絡めることでマイルドな味わいに!


醤油ダレとコク深いカレーを半分ずつかけたオリジナルの伊勢うどん

伊勢ならではの切妻・妻入り様式の建物
おはらい町
おかだや
地元からも愛される名店。カツオや煮干しでとっただしとたまり醤油を混ぜた自慢のタレは、熟成させた麺によく絡むよう、ほんのりとろみがある。

伊勢うどんとてこね寿司がセットになったメニューが楽しめる店をピックアップ。
おはらい町
わらじや
エビやサザエなど、魚介をのせた釜めしが人気の和食店。てこね寿司には漬けマグロを使用している。伊勢うどんてこねセット1650円。

おはらい町
てこねちゃや ないくうてん
酢飯にカツオを混ぜ込んだ、てこね寿司が看板メニュー。伊勢名物が味わえる定食も充実している。名物合わせ1680円。
