
神奈川・鎌倉の観光名所といえば、外せないのが鶴岡八幡宮。源頼朝公が縁の宗社で、境内に点在する歴史的建造物を散策してみたり、その歴史を学んでみたり。あなたにぴったりの楽しみ方を探してみましょう。
つるがおかはちまんぐう


応神天皇、比売神、神功皇后の三柱の神を祀る。現在の建物は文政11年(1828)に徳川家斉によって再建されたもので、若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定。本宮に続く大石段の前からは、由比ヶ浜まで続く参道が一望できる。

・源頼朝公が信奉した鎌倉幕府の宗社
・歴史的建造物が境内に点在する
・源氏池の桜や紅葉など四季の風景も魅力

源頼朝公の先祖にあたる源頼義が、康平6年(1063)に源氏の氏神として由比ヶ浜周辺に勧請したのが始まり。源頼朝公が鎌倉の町づくりを行う際に現在の地に遷し、武士の守護神として信奉した。国の重要文化財である本宮をはじめとする歴史的建造物が点在する。
ゆかりの人物…源頼朝公
建久3年(1192)に鎌倉幕府を開き(年号は諸説あり)、武家政治の基礎を確立した。

武士の狩装束を身に着けた射手が馬で走りながら弓で的を射る鎌倉時代を彷彿とさせる勇壮な神事。文治3年(1187)に頼朝公が催行したのが始まり。毎年9 月14~16日に行われる例大祭の最終日に奉納される。


鶴岡八幡宮の神の使いである鳩形の鈴のお守り。色は金・白の2種類。イチョウの葉のモチーフ付き。

折り鶴をかたどったお守り。幅広く願いが叶うように祈願したもの。金・銀の2種類ある。

本宮に掲げられた扁額を模したキーホルダー。扁額の文字は江戸時代初期の曼殊院良恕法親王によるもの。


1月上旬〜2月中旬ごろ

3月下旬〜4月上旬

7月下旬〜8月中旬

11月下旬〜12月上旬


木々に囲まれてたたずむ黒塗りの社殿で、源頼朝公と頼朝公の次男で鎌倉幕府3代将軍である実朝公を祀る末社。北条政子によって正治2年(1200)に創建され、学問成就や必勝祈願にご利益があるといわれる。

周囲を散策できるようになっている、境内入口近くに広がる池。太鼓橋の東側が源氏池、西側が平家池で、総称して源平池とよばれる。周囲には季節ごとの花が咲き四季折々 の景色が楽しめる。

源氏池に浮かぶ島に立つ旗上弁財天社の社殿裏手に置かれた祈願石。頼朝公と政子の夫婦仲のよさから、夫婦円満のご利益があると信仰を集める。柵から手をのばせば触れることもできる。

頼朝公が政子の安産を祈願してこの石を置いたという逸話が残る。そのため、子宝や良縁を願う多くの女性が訪れる。

若宮大路の二ノ鳥居から三ノ鳥居まで約500m続く参道。道の両脇に桜が植えられており、春には桜と鳥居とのコラボが楽しめる。雨が降っても道がぬかるみにくいように一段高く作られている。

政子が第2子(頼家)懐妊を機に、寿永元年(1182)に頼朝公が安産を祈願して整備した参道。頼朝公が自ら指揮を取り、有力御家人たちに造らせたと伝わる。

源氏池と平家池の間に架けられた橋で勾配が30度もある弓状になっている。現在の橋は昭和2年(1927)に架け替えられたもので通行はできない。将軍家が参拝の際にこの橋の手前で馬から降りたという。創建当時は朱塗りで赤橋とよばれていたそう。

静御前が舞を披露したと伝わる若宮廻廊跡に立つ拝殿。毎年4月に行われる鎌倉まつりでは「静の舞」が再現され奉納される。下拝殿ともよばれ、挙式も行われる。

源義経の妾であった静御前が頼朝公の命により舞を披露し、義経を慕う歌を歌ったと伝わる場所の跡地に立つ。怒った頼朝公を政子がなだめたというエピソードも。