江戸時代の茅葺き民家が現存する大内宿は南会津の人気観光地。会津若松と日光を結ぶ街道の宿場町として栄えた。当時の面影を残す街並みを散策し、江戸の雰囲気に浸ろう。
なんせんいん ほんけ
豊富な種類が揃うみやげ店。会津地方のハレの日の郷土食「天ぷらまんじゅう」は自家製そば粉使用のこだわりの一品。築300年以上の古民家でおみやげが選べる。
おおうちじゅく あじどころみなとや
南会津の郷土料理、しんごろうが店の名物。味噌に入るじゅうねんとは、話題の健康食品エゴマのこと。店内では手打ちそばも味わえる。店先のテーブルでゆっくりと味わえる。
ほんけ かのうや
飾りお手玉など、カラフルなちりめん民芸品の専門店。山ぶどうの蔓を使ったバッグや財布などもある。店頭には、カラフルな飾りお手玉がずらりと並ぶ。
おおうちじゅくみはらしだい
通りの一番奥にある展望スポット。湯殿山とよばれる小高い丘の上にあり、ここから大内宿が一望できる。安産や子どもの成長にご利益がある子安観音と金運にご利益がある弁財天が祀られている。
みのや
会津中湯川土人形を扱う希少な店。江戸時代に名主として栄えた築200年余の屋敷内も見学(200円)できる(見学は冬期休業)。
ほんけ たまや
手打ちそばと甘味の店。囲炉裏や神棚など見ごたえある店内で食事が楽しめる。2階には漆器や人形なども展示。築400年以上で、もとは宿屋だった。
おおうちじゅくまちなみてんじかん
参勤交代の際に歴代会津藩主の休憩所となっていた本陣を復元。殿様が休憩した上段の間や、檜風呂など、当時の様子が垣間見られる展示内容。大内宿のほぼ中心に位置する。
そばどころこめや
茅葺き屋根の建物は築300年以上。店先では昔からこの地方のごちそうだったいももちや栃もち600円などが楽しめる。
毎年7月2日に行われる「大内宿半夏まつり」や2月中旬の「大内宿雪まつり」は大内宿を代表するお祭り。できれば泊まりで訪れたい、街が活気づくイベントだ。
古式ゆかしき伝統行事。後白河天皇の第2皇子・高倉宮以仁王の霊を祀った高倉神社の祭礼。
雪灯籠に街道が照らされる幻想的な祭り。下帯姿の男衆が祭壇から御神火をいただき、灯籠に火をつけ歩く。