県内のおいしいものが集結する別府はグルメ天国!ブランド魚や肉から県民食まで、ぜひ味わいたいグルメを人気店とともにご案内。
定食店や居酒屋、喫茶店など幅広い店で提供。鶏の部位や味付けで各店の個性が光る。
価格も手頃でおいしい別府発祥のとり天(鶏の天ぷら)。一世帯あたりの鶏肉年間消費量が全国1位の大分県を代表する、昭和初期からの県民食。酢醤油かポン酢をつけて味わう。
別府港周辺
れすとらんとうようけん
とり天は、帝国ホテルの料理人だった創業者が中華風唐揚げをヒントに考案したもの。国産にこだわる鶏モモ肉を包む衣は、新鮮な卵と家伝の醤油で仕上げたサクサク食感。鶏肉は皮を剥いでいるためさっぱりヘルシー。大正15年(1926)創業。芸能人のファンも多い。
別府港周辺
わおん
和食道40年の店主を筆頭に家族で営む食事処。関さば・関あじの刺身をはじめ、海鮮メニューが豊富に揃うなか、とり天も隠れた人気メニュー。切り方にワザを施した鶏モモ肉は、口の中でほどけるようなふわふわ食感。国道10号沿いに立ち、地元客で賑わう。
別府市汐見町7-26
JR別府駅から大分交通バスAPU方面行きで11分、南須賀入口下車、徒歩1分
11時30分~14時30分LO、17~21時LO
月曜(祝日の場合は翌日)
14台
別府駅周辺
みちみちのやから
路地裏に立つ隠れ家店のとり天は、女性客の心をつかむ個性派。衣に混ぜ込んだ千切りの大葉が後味さっぱり感を生み出すとともに、肉の臭みを消してくれる。食後のデザートには特製の魔女のケーキ550円を。民家を改装。定員20人ほどのこぢんまりとした店。
別府駅周辺
まやかしや
とり天は2種類を用意。ムネ肉を使った昔ながらのさっぱりタイプと、モモ肉をニンニク香る特製ダレに一晩漬け込んだ濃厚タイプ。ポン酢などのつけダレはなく、カボスを搾って味わう。大きな窓で広々とした店内。
別府市駅前町13-4別府ステーションホテル1階
JR別府駅からすぐ
11時30分~13時30分LO、18~20時(変更の場合あり)※食材がなくなり次第終了
日・月曜、祝日不定休
なし
大分県と愛媛県の間の豊後水道は、太平洋の温かい海水と瀬戸内海の冷たい海水が混ざり合う水域。ほかに比べエサが多く、魚の種類も豊富。
関あじ・関さばとは、佐賀関で漁師により一本釣りされたマアジ・マサバのこと。熟練の漁師でも一本釣りするのは命がけといわれるほど、潮流が速い海域で育つため、身が引き締まり弾力のある食感になる。
別府駅周辺
きょうどりょうりいざかや こいのぼり
大分グルメでないものはないといっても過言ではない充実メニュー。大将の人柄と目利きで “上物”素材が揃い、何を注文しても外れナシ。なかでもオーダーを受けて生簀からあげてさばく魚介はそのうまさと安さに定評アリ。県内でもお目にかかれない希少な焼酎も揃う。
亀川周辺
せきあじせきさばのさと さがのせきしょくどう
スパや宿泊もできる複合施設亀川マリーナテラス内にあり、大分市の佐賀関の沖合でとれる“関もの”がリーズナブルに楽しめる。潮流の速い海域育ちゆえ、どれもプリッと弾力のある食感!天気のよい日はテラス席でも食べられる。
別府駅周辺
ろばたじん ほんてん
予約必須の人気店。ショーケースには、鮮魚店と見まごう新鮮魚介がズラリ! その日仕入れた魚は刺身、焼き物、揚げ物と、さまざまに楽しめる。肉・野菜料理も豊富で、1品330円~というハイコスパも魅力だ。徒歩1分ほどの場所に2号店も。
別府駅周辺
かいせん いづつ
鮮魚店が営む食事処。九州近海でとれる天然ものを店主が自ら市場で仕入れ、その日のうちに使い切る。そんな鮮度のよさと、鮮魚店ならではの高コスパで定評がある。「関さば・関あじもほかより2~3割は安い」と店主。取材が絶えない人気店だ。