一生に一度は訪れたい日本人の心の“ふるさと”伊勢神宮。全国の神社の中心の神社であり、2000年の歴史を持つ伊勢志摩旅のマストスポットへ、日頃の感謝の気持ちを伝えにでかけよう!
いせじんぐう
日本人なら一度はお参りしたい永遠の聖地・伊勢神宮は全国に8万社以上ある神社の中心で、正式名称は「神宮」。正宮がある内宮と外宮の2つのお宮が中心だが、ほかに14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社がある。
1~4・9月は5~18時、5~8月は5~19時、10~12月は5~17時
神宮125社の中枢である内宮は、皇室の祖先であり日本人の大御祖神様でもある天照大御神をお祀りする聖地。正式名称は皇大神宮。
内宮のご祭神・天照大御神のお食事を司るため伊勢に迎えられた「食」の神様であり、衣食住ひいては産業全般を司る神様で正式名称を豊受大神宮。
外宮と内宮の参拝をすませたら次にお参りしたいのが宮域外にある別宮。月読宮、倭姫宮、月夜見宮は伊勢市内にありアクセスも便利。
伊勢神宮の中でもっとも重要な内宮に祀られているのが天照大御神(あまてらすおおみかみ)。天照大御神は、太陽に例えられる神様で、日本の八百万の神々の中心であり、皇室の祖先であり、日本人の大御祖神(おおみおやかみ)でもある。
伊勢神宮へ詣でることをさしてお伊勢まいりとよぶ。お伊勢まいりは、江戸時代には爆発的な大ブームに。時を経て、平成25年の式年遷宮の年には参拝者は過去最多の1420万人余りになり、その後も続く平成・令和の大ブームとなっている。
社殿は伊勢神宮に特有の「唯一神明造」で、 出雲大社の「大社造」と並ぶ古い様式。丸柱の掘立式で、檜の素木造り。切妻・平入りで萱葺き屋根が特徴。
神宮では、毎日、朝夕の二度行われる日別朝夕大御饌祭や、毎年10月に行われる最も重要なお祭りの神嘗祭など、なんと年間1500回に及ぶお祭りが行われている。
神宮参拝時の服装は、露出が少ない清楚なものを選ぼう。鳥居をくぐる時は鳥居の手前で一礼すること。お宮への拝礼は二拝二拍手一拝。神域内での移動は外宮では左側通行、内宮では右側通行が基本なので気をつけよう!
お伊勢まいりは、外宮を参拝してから内宮へ参拝するのが古来の習わし。最寄り駅は近鉄・伊勢市駅と宇治山田駅で、外宮へは徒歩5〜10分、内宮へは三重交通バスで約20分。神宮参拝後は外宮・内宮それぞれの門前町にも立ち寄りたい。