戦前・戦後からたくさんの飲食店がしのぎを削り、名店が数多く生まれた新宿三丁目。 現在も愛され続ける老舗のグルメ&スイーツを厳選してご紹介。
てんぷらふなばしや しんじゅくほんてん
新鮮な季節の食材を、熟練の職人が特注のごま油で揚げる天ぷらの名店。食材の香りやうま味が引き出された天ぷらは、衣がサクサク、中がホクホクで、ハレの日に食べたい逸品ばかり。カウンター越しに、職人が絶妙な間と揚げ加減で提供する。
おうろじ
伊勢丹新宿店の裏路地に店を構え、数多くの常連客を抱える老舗。看板メニューのとん丼にのるカツは目を見張るほど肉厚で、揚げ時間に13分を要するほど。満腹必至のひと皿だ。店内は2フロア。気取らずに利用できる雰囲気がいい。
おいわけだんごほんぽ しんじゅくほんてん
やわらかい、無添加だんごが自慢。喫茶では、好きなだんご2本とお茶のセットからなる2本盛715円~を提供。季節限定だんごや、抹茶あんのだんごもおすすめ。テイクアウトはもちろん、イートインも可能。
あかしあ
名物のロールキャベツシチューは、先代の母が家庭の味を再現したもの。コロッケやカレーなどとのセットも豊富で、何度訪れても楽しめるのがうれしい。家庭で味わえる通信販売も。発展していく新宿を見守り続ける、レトロで趣深い外観。
びふてきや あづま
新宿三丁目で80年近く続く、昔ながらの洋食店。ボリュームたっぷりのジャンボハンバーグ300g1750円のほか、創業当時から変わらぬ味の、もち豚のじゅうじゅう焼きが看板メニュー。ケチャップオムライス1300円なども人気がある。2019年にリニューアルし、地下での営業に。
どんぞこ
古きよき昭和情緒を色濃く残す、ディープな老舗酒場。文化人らが足繁く通った往時の雰囲気を守り、常連客に癒やしのひとときを提供する。土・日曜のみランチも営業。生い茂るツタが店の目印。地下1階から地上3階まである。
たかのふるーつぱーらー しんじゅくほんてん
フルーツギフトの果物専門店「新宿高野」によるフルーツパーラー。創業からマスクメロンにこだわる自信の逸品であるパフェはまさしく絶品。気取らない雰囲気の店内はショッピングの合間の小休止にぴったり。