初心者も親しみやすい体験型の展示が特徴の現代アート美術館。屋内外に展示されている多彩な作品は、ふれたり中に入ったりして楽しめるものも多い。
金沢らしい加賀友禅の柄がモチーフの『市民ギャラリー2004.10.09-2005.03.21』
『まる』はミラー状の表面へ映り込むのが楽しい
波紋の影が美しい『スイミング・プール』は人気No.1の作品
「ラビットチェア」など自由に座れるアートなイスも
『アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3』は話しかけると返事が聞こえるかも?!
金沢21世紀美術館
かなざわにじゅういっせいきびじゅつかん
体験型の展示が特徴の現代アート美術館。屋内外に展示されている作品は、ふれたり中に入ったりして楽しめるものも。2004年のオープン以来、3000万人を超える来館者数を記録!建築界のノーベル賞といわれるプリッカー賞を受賞した建築家ユニット・SANAA(さなあ)が設計した建物は、「まるびぃ」の愛称で知られ、外壁が全面ガラス張りで、外との隔たりを感じさせない造り。
自由に行き来できる「交流ゾーン」(屋外/屋内)と、有料の入場チケットが必要な「展覧会ゾーン」(屋内)がある。メインとなる9つの恒久展示作品は、両方のゾーンに点在。すべての展示を見て回るなら、1〜2時間は確保しよう。
鑑賞者が作品の一部になれる、体感型作品が多数。難しく考えず、気軽に見て、ふれてアートを感じてみよう。写真OKの作品も多いので、アートとの記念撮影も楽しんで。
金・土曜は展覧会ゾーンが20時まで、交流ゾーンも22時まで開館。『スイミング・プール』や『ブルー・プラネット・スカイ』などは日没後にライトアップされ、昼間とは違った雰囲気に!