日没後も間違いなく美しい函館夜景だが、 とことん満喫するなら日没前から早めに行動したい。 ここでは夜景のベストタイムから展望台での撮影方法まで、 押さえるべきポイントを一挙紹介 !
まずは日没のベストタイムや移動手段をしっかりチェック!最も美しく見えるタイミングで待望の夜景を観賞しよう。
函館山山頂
はこだてやまさんちょうてんぼうだい
山麓駅からロープウェイで3分ほどの展望台からは、四季折々のきらめきや、海と街明かりとのコントラストが美しい夜景を眺められる。限定みやげの揃うショップや、夜景ディナーを楽しめるレストランも。
函館山ロープウェイ山頂駅からすぐ
函館市函館山
入場無料
見学自由※施設内10~22時(10月1日~4月19日は~21時)
無休
40台
山麓から山頂の展望台へ伸びる函館山登山道路は冬期(11月中旬~4月中旬)全面通行禁止。夜間はマイカーで山頂までは行けないので注意。交通規制の問合わせは函館市土木部公園河川管理課
【電話】0138-21-3431
はこだてやまろーぷうぇい
山麓駅から展望台までおよそ3分で到着するロープウェイは125人乗りで、15分間隔で運行。日没の30分前後は観光客が集中するので時間に余裕をもった行動を。
往復1800円(片道1200円)
10~22時(10月1日~4月19日は~21時)。上りの最終便は営業終了10分前に発車
無休(2025年10月9日~11月9日は法定整備点検のため運休)
近隣に有料駐車場あり
ホテルから直行
いちけいとうはこだてやまとざんばす
登山道開通期間限定で函館駅からバス停や各ホテルをまわり、約30分で函館山へ行く。
自分のペースで移動
たくしー
4月下旬~11月中旬はバスと同様にタクシーも利用できる。函館駅から山頂駐車場まで約20分(道が混んでいない場合の目安)。帰りもタクシー利用を予定しているなら事前予約をしておこう。
小型車で函館駅前から1520円~、山頂まで3200円~
最も夜景が美しいのは日没の約30分前のマジックアワー。周りの山々がうっすらと見える状態で、金色から紺色の空に変わっていく。日没は季節によって違うため、下の日没時間の表を参考に。当日の日没時間は、函館山ロープウェイのウェブサイト(https://334.co.jp)で確認しよう。
函館山の気温は地上と比べて2~3℃ほど低く、さらに屋上展望台は屋外のため、風が強く吹いて冷え込みやすい。春・夏は薄手の長袖やジャケット、秋・冬は厚手のコートやマフラーなどを用意して防寒対策を。
函館の美しい夜景を見逃さず、キレイに撮影するにはどうすればいい?ハードルの高い夜景撮影も、これさえ押さえればバッチリ。
シャッターを押すときはカメラが動かないようにしっかりと固定しよう。手すりに置く、ミニ三脚などを利用するなどがオススメ。
デジカメの撮影時に最も便利なのは「夜景モード」。暗いところで撮影するときはシャッタースピードが遅くなるので、人の表情、ポーズも固定することを忘れずに!
スマホでも夜景モードやナイトモードなどを選ぼう。機種によっては明るくなる場合があり、露出を下げるなどの設定が必要なことも。フラッシュオフと撮影時の固定も忘れずに。
最近のスマホは標準、望遠、広角など様々なレンズを搭載したものが多いが、標準レンズが最も画質が良い場合が多いのでおすすめ。ズームを使うと画質が粗くなるので注意!
展望台の最上階にある屋上展望台がベストポジション。撮影する人で混雑しているので撮影が終わったら譲りあいを。ロープウェイを降りて左側にある広場や山頂駅そばの漁火公園もおすすめ。
展望台にはカメラマンがスタンバイしているので夜景写真の撮影を依頼できる。料金は1000~2000円。
夜景を見た後は山頂のショップへ!限定品やユニークなお土産を手に入れよう。
❶函館山ロープウェイと老舗レストラン五島軒のコラボ商品。函館ラムカレー540円
❷北海道のソウルドリンク函館山ガラナ1本180円。強めの炭酸とほどよい甘さが特徴
はこだてやまさんちょうしょっぷ
山頂展望台の2階にあるおみやげショップ。函館山ロープウェイのオリジナルグッズのほか、函館限定商品、北海道銘菓まで揃っている。レアなおみやげをゲットできるはず。
山頂から街を見下ろす「表夜景」だけでなく、反対の函館山方向を眺める「裏夜景」も楽しみたい。
七飯町
しろたいぼくじょう
展望台からは放牧風景や函館山などを見渡せる。夜には管理棟展望台近くの駐車場から函館市街の夜景が一望できる。
函館郊外
こうりつはこだてみらいだいがく
市街地のネオンの向こうに浮かぶ、美しい函館山のシルエットが見られる人気スポット。
JR函館駅から車で30分
函館市亀田中野町116-2
五稜郭周辺
ごりょうかくたわー
地上90m以上の高さから市街と函館山の眺望を楽しめる。