日本海に沿って東西に広がる鳥取は、鳥取砂丘や温泉、海の幸などみどころもグルメもいっぱい! まずは位置関係や特徴を把握しよう。
県東部の鳥取タウンから倉吉を経て西部の米子・境港まで、日本海沿いを走るJR山陰本線周辺に主な観光スポットが点在するが、運行本数や所要を考えると車での移動がベスト。
車利用の場合、鳥取〜米子・境港間の移動は海沿いに延びる山陰道を利用するのが便利。県内は通行無料となっており、費用も抑えられる。鉄道の場合はJR山陰本線を利用。
鳥取県は広範囲に観光スポットが点在する。鳥取砂丘と水木しげるロードの2大名所を中心に、ぐるっと全体を周遊するなら2泊3日はみておきたい。
鉄道やバスといった公共交通機関を利用する際は、路線・時間帯によっては本数がかなり少ない場合も。交通機関の発着時間と所要時間を事前に確認のうえプランニングしよう。
日本海側の鳥取県は降雪量も多いエリア。大山山麓や智頭町などの山間のエリアを訪れる際はもちろん、山間を通る鳥取自動車道、米子自動車道を利用する際は冬用タイヤやチェーンの携帯をお忘れなく!
国内で唯一、海岸砂丘として天然記念物に指定されている鳥取砂丘は一度は訪れたい名所。砂丘と同じく山陰海岸ジオパークに指定されている浦富海岸も絶景スポットだ。鳥取駅周辺では新鮮な海の幸を食べよう。
漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげる先生の出身地として知られる境港。妖怪の世界をさまざまに楽しめる観光スポットが点在している。海岸線に面して広がる皆生温泉では、大山越しに見る朝日も絶景だ。
約850年以上もの歴史をもつ古湯、三朝温泉。世界屈指のラジウム温泉で、癒やしの効果は抜群だ。一方、かつて城下町として栄えた倉吉には、江戸・明治期に建てられた白壁の建物が立ち並び、レトロな雰囲気が漂う。
『出雲国風土記』にも記され、開山約1300年を誇る神の山、大山。新緑がまぶしい夏や、鮮やかな紅葉の季節など四季折々の景観が楽しめる。のどかな牧場風景が広がる蒜山高原ではドライブも爽快。