平安時代の昔から愛されてきた、美観の京都でも屈指の一大観光地・嵐山。豊かな自然に恵まれ、四季折々の表情が楽しめる。
とげつきょう
平安初期、法輪寺への参拝通路だったもので、現在は江戸初期の豪商・角倉了以(すみのくら りょうい)が架け替えたものがベースとなっている。月が橋を渡っているように見えたことが名前の由来。
てんりゅうじ
暦応2年(1339)、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が創建した臨済宗 天龍寺派の大本山。夢窓疎石(むそうそせき)が作庭した曹源池庭園(そうげんちていえん)や、ダイナミックな雲龍図など、みどころがたくさん。
嵐電嵐山駅から徒歩2分
右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
庭園500円(諸堂参拝は追加300円、法堂特別参拝は別途500円)
8時30分~17時
無休
120台(1日1000円)
ゆどうふ たけむら
60年余り続く湯豆腐専門店。老舗・嵯峨豆腐 森嘉(もりか)の豆腐を使った湯豆腐は、枕崎産のカツオ節を使った秘伝のだし醤油でいただく。写真の湯豆腐をメインに八寸、自家製胡麻豆腐など6品を楽しめる松コースは4100円。
ちくりんのみち
天龍寺参拝の後は、北門を出てすぐの竹林の道へ。高さ5~10mの竹が立ち並ぶ幻想的な道は、京都市の歴史的風土特別区に指定されている。まだ人の少ない早朝の時間帯に訪れるのがベスト。
ののみやじんじゃ
『源氏物語』賢木(さかき)の巻のワンシーンにも登場する、歴史ある神社。祭神の野宮大神(天照皇大神)は、良縁や子授け・安産の神様として信仰が厚く、女性を中心に年間を通して多くの参拝客が訪れる。
【人力車】
えびすや きょうと あらしやまそうほんてん
気さくな俥夫さんのガイドを聞きながら、徒歩より少し高い視点で嵐山めぐりを楽しめる。写真映えする要所での記念撮影も人気のポイント。
自転車
らんぶら れんたさいくる
嵐電嵐山駅内にあるレンタサイクルサービス。嵯峨野界隈まで足を延ばしたいならぜひ。
嵐電嵐山駅内
2時間600円~
10~17時(最終受付15時)※変更の可能性あり
無休
なし