熊野本宮大社近くの山間に湧く「湯の峰 温泉」「川湯温泉」「渡瀬温泉」の3つの温泉地を総称して熊野本宮温泉郷とよぶ。それぞれ個性があり、本宮参詣や古道歩きの折に訪れたい!
世界遺産の湯に浸かろう
つぼゆ
世界遺産に登録された歴史ある温泉。小屋に天然岩の湯船があり、底から源泉が湧く。30分交代・貸切での入浴になるので、近くにある受付で番号札を受け取り、順番を待とう。
湯の峰の名旅館の湯が復活
とうじやど いせやりょかん
世界文化遺産「つぼ湯」受付のすぐ隣にある、熊野古道入口すぐ近くの、源泉かけ流し禊の湯の湯治宿。
冬は目の前に仙人風呂が
ふじや
江戸時代創業という、川湯温泉を代表する老舗旅館。紀州槇の風呂や大理石風呂、半露天風呂などで源泉かけ流し温泉を楽しめるほか、スタイリッシュな露天風呂付き客室も人気。冬は宿の目の前の川の中に仙人風呂が作られる。
川がまるごと露天風呂に
せんにんぶろ
冬限定で川の水をせき止めて作る混浴大露天風呂。駐車場にトイレと更衣室があり、水着を着用して川遊び気分で入浴できる。周辺の宿では宿泊者に湯浴み着の貸出もある。
温泉も自然もたっぷり
わたらせおんせんほてるささゆり
わたらせ温泉大露天風呂を併設するリゾート感たっぷりのホテル。客室は和洋室が中心で、ゆったりできる。大露天風呂のほか、館内に大浴場と宿泊者専用の貸切風呂もある。
広い露天風呂でくつろぐ
わたらせおんせんだいろてんぶろ
広大な露天岩風呂がいくつも連なり、開放感たっぷりの日帰り温泉施設。貸切の露天風呂(1時間1名1600円)も4カ所あり、それぞれが一度に10人は入浴できる広さ。