
東北地方の日本海側に面した山形県は、5つのエリアごとに異なる魅力が満載! 広大な県内を旅するなら、エリアの位置や特徴を事前にチェックして出発しよう。
海と山に囲まれた歴史ある街
つるおか・さかた・でわさんざん
庄内藩の城下町として栄えた鶴岡、北前船で賑わった酒田には歴史的みどころが充実。山岳信仰の聖地である出羽三山は神秘的な気配が漂う。県で唯一海に面したエリアで、山海の美食も楽しめる。
クラゲの展示が人気。必訪スポット

春には桜や菜の花など美しい。花と山脈のコントラストが素敵

港町なので魚介系のだしが利いた正統派醤油ラーメンが多い

杉木立に囲まれた五重塔


客室や風呂から日本海を望める宿が多く、庄内浜の海の幸も味わえる
雄大な自然美が魅力
もがみ・しんじょう
四方を山々に囲まれた自然豊かなエリア。最上峡は最上川流域で随一の景観を誇り、周辺一帯には巨木が生い茂る「幻想の森」が広がる。新庄藩の城下町だった新庄には、今も藩政時代の伝統文化が息づく。
日本三大急流の一つに数えられる最上川

東北三大山車祭の一つ。山車は迫力満点

あっさりめの醤油スープと、赤モツとよばれる心臓、砂肝、キンカンを煮込んだラーメン


開湯1200年以上といわれる、歴史ある湯治場
幻想的な温泉郷と伝統工芸の街
ぎんざんおんせん・てんどう
将棋駒の一大産地である天童をはじめ、レトロな街並みが印象的な銀山温泉、そばの名店が集まる山形三大そば街道などが点在。県内でも特にフルーツの栽培が盛んなエリアで、果物狩りができる施設も多い。
長い板の上に1人~数人前のそばを盛り付けたもの。集会後などにそばを振る舞う、村山地方の昔の風習が由来

天童の街には将棋をモチーフにしたスポットがたくさん!天童特産の将棋駒や飾り駒はおみやげに


和洋折衷の木造建築が立ち並ぶ、大正ロマンの香り漂う温泉街
観光の拠点として栄える県の中心地
やまがたたうん・やまでら・ざおう
県庁所在地として発展した山形タウンは、県内随一のトレンドエリア。近郊には、山寺の通称で知られる宝珠山立石寺、自然豊かな蔵王などの観光スポットが点在する。上山城下町に湧くかみのやま温泉も人気が高い。
山上からの絶景も楽しめる山形随一の名刹、宝珠山立石寺

里芋と肉を中心に、そのほかの野菜なども一緒に鍋で煮込んだもの

山形県旧県庁舎や旧県会議事堂などのレトロ建築が山形タウンのみどころ

山形県を代表する夏祭りの一つ


かつて城下町や宿場町としても賑わった湯の里
上杉謙信ゆかりの城下町
よねざわ・あかゆ
上杉家の城下町として繁栄した米沢を中心とする県南エリア。米沢には藩政時代に由来する名所旧跡が点在し、高級黒毛和牛の米沢牛が味わえるグルメスポットも多数。上杉氏ゆかりの名湯・赤湯温泉にも立ち寄りたい。
米沢城址内にある上杉謙信を祀った神社にお参りを

置賜地方で生産されるブランド牛で日本三大和牛の一つ。上質なうま味と適度な脂身が特徴


藩主の湯どころとしても利用されていた、900年以上の歴史をもつ古湯

A. 東京から山形タウンへは、山形新幹線で2時間22〜58分。鶴岡・酒田方面へは、上越新幹線と特急いなほを乗り継いで3時間53分。訪れるエリアによりアクセスが大きく異なるので事前に確認を。
A. 観光しやすい気候の春がベスト。4月の桜のシーズンや、6月のサクランボ狩りなどお楽しみがいっぱい! 夏の祭りシーズンや、旬のフルーツの季節に合わせて旅行計画を立てるのも◎。
A. 1〜2エリアを観光するなら1泊2日でもまわることができる。移動を車にするか、鉄道やバスなどの公共交通機関にするかでも宿泊日数や宿泊場所が変わるので、プランニングを欠かさずに。鶴岡・酒田エリアへの移動は、時間にゆとりをもって出かけたい。