
日本全国に約1万社ある天満宮の総本宮が「太宰府天満宮」。本記事では太宰府天満宮のみどころをわかりやすく解説。合わせて訪れたいスポットやお守り&おみくじ情報も忘れずチェック!
平安時代の一流の学者、優れた政治家として知られる。宇多天皇に重宝され、醍醐朝では右大臣を務めた。
学問の神としてだけではなく、文化・芸術の神として崇めたてられる道真公。ゆえに受験合格、学業成就、厄除け、火難除けまで幅広いご利益がある。
道真公がこよなく愛したという梅のマークがシンボル的存在に。御神酒も太宰府天満宮では梅酒。

かりでん
124年ぶりの大改修工事につき、約3年間限定で建設された仮殿は、菅原道真公を慕う梅が太宰府まで飛んできたという飛梅伝説がモチーフ。国内外で活躍する建築家・藤本壮介氏が設計を行った。※仮殿への参拝は2026年5月上旬まで

たいこばし
「心」の字に形造られた心字池に架かる神橋。太鼓橋・平橋・太鼓橋の3橋からなり、これらは「三世一念の相」を表し、渡ることで心身が清められるとされる。

ろうもん
鮮やかな朱塗りの楼門。御本殿に向かうときに望む姿は檜皮葺きの二重屋根で、戻るときは一重屋根と、形状が異なる。人気の撮影ポイントでもある。

じょすいのいど
福岡城内の居館が完成するまでの間、太宰府天満宮に仮住まいしていたという黒田官兵衛が茶の湯で使ったとされる井戸。参道から九州国立博物館へと続く道沿いにある。

ごしんぎゅう
道真公が丑年生まれであることなどから、境内には牛の銅牛・石牛などの像が数多く奉納されている。頭をなでると知恵がつくという信仰から頭の部分だけがピカピカに光る。

おおくす
樟の巨木が多い境内でもひときわ目を引くのが、社務所の北側に立つ1本。樹高29m、幹回り12mもの大きさを誇る。
だざいふてんまんぐう
この地で亡くなった菅原道真公を祭る。御墓所の上に祠廟が創建された延喜5年(905)に始まり、その歴史は1100年以上。国の重要文化財に指定されている御本殿は、2026年5月まで大改修が行われ、約3年に及ぶ改修期間中は、新たに建設された仮殿に参拝できる。
西鉄太宰府駅から徒歩5分
太宰府市宰府4-7-1
境内自由
境内自由※楼門内は6時30分~18時30分(季節により異なる、12月31日~1月3日は昼夜開門)
無休
2000台(1回500円)

かんこうれきしかん
今では制作されていない古い手法で作られた「装着博多人形」のジオラマで、菅原道真公の生涯を展示。そのほか、人形、玩具、絵馬なども見学できる。
入館200円
9時~16時30分(入館は~16時)
火・水曜

16のジオラマで生前のエピソードを紹介

本殿裏の崇敬者会館の地下1階にある
てんかいいなりしゃ
天満宮の裏手に位置する小高い丘にひっそりと立つ神社。九州最古のお稲荷さんといわれ、その名のとおり「天に道が開け、運気が上昇する」という。
境内自由
境内自由

お社の後方には奥の院がある

本殿の裏手にある奥の院(石室)はパワーみなぎるスポット


健康長寿にはこちら。袋の中には境内の梅の実を納めている

鷽(うそ)とは天神様の守り鳥であり、幸運を運ぶとされる鳥

季節ごとに色が替わり、全10色。取材時は花菖蒲が見頃であったため、あざやかな紫色。結び所に花が咲いたよう


本殿に向かって右にある梅の木が御神木の「飛梅」。太宰府に左遷された道真公を慕って京の都から一夜にして飛んできたといわれる。梅は極早咲きから極遅咲きまで、約200種6000本が順次咲き誇る。御神木「飛梅」の開花が最も早く1月中旬。

境内の樟が一斉に若葉をつけ、生命力あふれる季節。国指定の天然記念物2本、県指定51本を含め、約100本。

東神苑の菖蒲池に約55種3万本が咲く。同時期に菖蒲池や太鼓橋、北神苑付近で約5000株のアジサイも楽しめる。