なでしことリンがはじめて出会った地・本栖湖には、物語と同じ景色が広がる。透明度抜群の湖と神秘的な富士山を眺めながら、絶景キャンプを。キャンプ場手前からお姉ちゃんのお迎えまで、第1話のシーンを再現するコースを紹介。
ソロキャンプを楽しむため、本栖湖を目指して自転車を走らせる志摩リン。すると道中、ベンチで熟睡する少女を発見。気にしつつも本栖湖畔でキャンプをはじめるが、夜に再びベンチを訪れると、少女は必死にリンに泣きつく・・・。これがリンとなでしこの出会いだった。夜の富士山に感動したなでしこは、キャンプに目覚めていく。
リンが自転車で目指した本栖湖の手前には、紅葉に包まれた中之倉トンネルが延びる。長さは558m。トンネルを抜けるとすぐ本栖湖が見える。
浩庵キャンプ場の手前にある駐車場の一角に、隠れたビュースポットが。目の前には本栖湖越しに秀麗な富士山がそびえる。記念写真にもオススメ。
本栖湖から道路一本へだてたところにあるロッヂで受付。まずはキャンプの注意事項の説明などを受けよう。『ゆるキャン△』グッズなども豊富に揃えている。
雑木林を抜けると本栖湖が広がる。湖畔一帯がキャンプ場になっており、晴天時には富士山を眺めながらキャンプが楽しめる。ゴミは持ち帰りなので注意。
場所は早い者順なので、まずは場所を決めてテントを設営。リンはテントを立てた後、読書を楽しみ、暖をとるため松ぼっくりを使ってたき火を起こした。
キャンプ場のそばにある公衆トイレには、なでしこが熟睡していたベンチが。夜、リンと出会ったなでしこは、必死の形相でリンを追いかけ、リンのテントへ。
お腹を空かせたなでしこに、リンがカレー味のカップ麺を差し出し、2人で初のキャンプ飯。なでしこは、野外で食べるカレーめんのおいしさを実感する。
カレーめんに満足した2人。なでしこが本栖湖の富士山を見に来たと告げたとき、そこには月明かりに照らされた富士山の姿が。2人はその美しさにしばらく見とれる。
姉・桜のスマホの番号を思い出したなでしこは、桜に連絡を取って車で迎えに来てもらう。桜はリンにていねいにお礼を言い、なでしこを叱りつけ、帰途につく。
こうあんきゃんぷじょう
本栖湖畔のキャンプ場。水上アクティビティも。『ゆるキャン△』グッズや特産品も充実。
山梨県身延町中ノ倉2926
富士急行河口湖駅またはJR甲斐常葉駅から車で40分
キャンプ1泊1名600円、テント設営料1000円(施設により異なる)
IN/8時・OUT/11時(受付は8~20時)
30台(1台1000円)
もとすこ
富士五湖西端にある風光明媚な湖。周囲12㎞、最大水深122m。「千円札の富士山」でも知られる湖。