年越しキャンプ中のリンは降雪で帰れなくなり、急遽なでしこの祖母宅に泊まることに。2人が見た浜名湖周辺の絶景を見に行こう。
年越しキャンプで静岡にいたリンが雪によって帰れなくなったことを知り、なでしこは自身の帰省に合わせて奥浜名湖の祖母宅にリンを招待。リンはなでしこと合流するまでの間、浜名湖周辺を満喫。その後はなでしこの幼馴染・綾乃も加わり、3人で夜景を眺めた。
磐田のキャンプ場を出発したリンは、浜名湖のキャンプ場に向かう。第3話オープニングではその道中が描かれ、ルートをたどることができる。
なでしことの合流は翌日のため、この日もリンはキャンプ。浜名湖上にある「渚園キャンプ場」では、湖を臨みながらキャンプができる。
なぎさえんきゃんぷじょう
浜名湖に浮かぶレイクサイドキャンプ場。
静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005-1
JR浜松駅から東海道本線豊橋行きなどで12分、弁天島駅下車、徒歩13分
オートキャンプサイト3660円~、フリーサイト大人1名につき410円
8時30分~20時(受付)
無休
650台(有料)
第3話に登場した「渚園キャンプ場」の正面に架かる「渚橋」。第1話で中学生時代のなでしこと綾乃が渡っていたのもこの橋だ。
浜名湖上に架かる「浜名大橋」は最高地点で海抜31mあり、たもとから見上げるとその大きさを実感できる。リンもその迫力に圧倒されていた。
はまなおおはし
全長631.8mの巨大なコンクリート橋。今切口を跨ぐ中央支間長は240mあり、建設当時は世界一を誇った。
浜名湖と遠州灘の接続部「今切口」の海岸で読書を楽しむリン。一帯の海岸は遠州大砂丘ともよばれ、広大な砂浜が広がり開放感抜群。
いまぎれぐち
汽水湖である浜名湖と太平洋の接続部。遊歩道や砂浜は近隣住民の憩いの場となっている。
浜名湖南部のリゾート地にある「弁天島海浜公園」では、弁天島のシンボルとして建てられた大きな赤い鳥居が湖上に浮かぶ風景が見られる。
べんてんじまかいひんこうえん
浜名湖岸に位置する公園で、遊歩道が整備されている。弁天島の赤鳥居や浜名大橋が一望できる。
のんびりと1日を過ごしたリンは事前にチェックインを済ませていた「渚園キャンプ場」に戻り、翌日の行動予定を立てつつ一泊。
なでしこたちへの手みやげを手に入れようと、リンは一大温泉街・舘山寺温泉へ。うなぎ店やみやげ店、レジャースポットも多く賑やか。
出発前に気賀駅前にある大判焼き専門店「藤田屋」でクリームの大判焼きをゲットするなでしこ。大判焼きは大きめで満足感十分。
ふじたや
中身が詰まったクリームとつぶあん各140円は、本誌を持参して2種類注文すると250円に割引。
天竜浜名湖鉄道(通称「天浜線」)は、浜名湖畔を走る私鉄。約1時間に1本の列車に乗るため、なでしこは駅のホームをダッシュ。
きがえき
駅舎などが国の登録文化財に登録されている駅。観光案内やレンタサイクルの受付などがある。
それぞれのルートを進んだなでしことリンは、「浜名湖佐久米駅」で合流。2人がしばし戯れたユリカモメが集まる小さな駅。
はまなこさくめえき
浜名湖に面したプラットホームやアニメにも登場した牛のトイレが特徴の小さな無人駅。
ユリカモメに癒された2人は、駅の近くにあるうなぎ店を訪問。なでしこのお父さんがくれたお金で特上うな重に舌鼓を打った。
うな重を食べて満腹になったなでしことリン。浜名湖に沿った風光明媚な湖畔の道を歩き、おばあちゃんの家に向かった。
「うなうなパイお徳用」のモデル、うなぎパイ徳用袋864円は、「SWEETS BANK」など、浜松にしかない春華堂直営店でのみ購入が可能。
おばあちゃんの家に到着すると、すでになでしこの幼馴染である綾乃がいた。おばあちゃんも含めた4人でなでしこの昔話に花を咲かせる。
なでしこたちは、浜名湖を望む展望台がある「奥浜名湖展望公園」へ。展望台からは浜名湖を一望できたが、現在は撤去。
おくはまなこてんぼうこうえん
浜名湖を見下ろす山上の公園。遊歩道が整備されており、周辺のハイキングもおすすめ。
なでしこのおばあちゃんの家に一泊したリンは、翌朝迎えに来たおじいちゃんのバンで原付ごと拾われて身延へと帰っていった。