中山道六十九次の43番目の宿場町。石畳の坂道沿いに宿や食事処が連なる風景は江戸の情緒を感じさせる。文豪・島崎藤村の出生地としても知られる。
建物は国の登録有形文化財
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しみずやしりょうかん
古くから村役を務めた旧家。母屋は築100年を超え、柱や梁、壁などは昔のまま。藤村直筆の書簡や掛軸などをはじめ、宿場の歴史を物語る資料や先代の写真も展示されている。
昭和22年(1947)に建てられた藤村記念堂
藤村の貴重な資料を展示している
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とうそんきねんかん
明治28年(1895)の大火で焼失した藤村の生家跡に建てられた文学館。藤村記念堂、記念文庫、第二文庫などからなり、作品原稿や遺愛品など資料約6000点を所蔵。日本遺産に認定された。江戸時代には本陣、問屋、庄屋を兼ねていた。
中津川市馬籠4256-1
バス停馬籠から徒歩7分
入館500円
9時〜16時45分(12〜3月は〜15時45分)
無休(12〜2月は水曜)
市営無料駐車場利用
栗こわ飯定食1500円〜。厳選した栗を使ったおこわに、鱒の甘露煮や山菜の小鉢、デザートが付く
店内には民芸調の家具が配されている
食べる
だいこくやさぼう
藤村の詩『初恋』のモデルとされる「おゆふさん」の生家。『夜明け前』にも登場した栗おこわが名物。重厚な建物だが店内は和風モダンな造り。
地元産のホクホクの栗とたっぷりの抹茶ソフト、甘い黒蜜が相性抜群。最後のコーンフレークの食感も楽しい
店内にはかわいい雑貨や手作りバッグ、陶器製品などがズラリと並ぶ。 雄大な恵那山と緑の森が目の前に広がる絶景のオープンテラス席
(左)笑顔がキュートなおじぞうさん950円(中)花がモチーフのヘアピン各400円(右)色彩豊かなまつぼっくり飾り500円〜
カフェ/買う
かっぺ
地元産の栗を使ったスイーツが一年を通して味わえるカフェと雑貨の店。開放感たっぷりのテラス席がおすすめ。オリジナルのちりめん細工や和テイストのアクセサリーなど女性向けのアイテムが並ぶ。一見すると雑貨店だが店の奥にテラス席がある。
レトロな空間が心をくすぐる
もちもちの白玉ぜんざいはお茶付きで700円※価格変更の予定あり
カフェ
よもぎや
大正14年(1925)に藤村が長男のために移築した古民家を利用したカフェ。店内には年代物の家具を配し、手すき和紙や木工芸品などが飾られている。わらび餅などの和スイーツが好評。
(左)ミニ竹笠1600円は飾りとしてはもちろん、ペットに被せてあげてもOK!人用の竹笠1200円〜もある(右)和物ポーチ800〜950円はアクセサリー入れとしても評判
買う
はなや
馬籠宿の入口にあり、店内には工芸品や雑貨、食品まで所狭しと商品が並ぶ。ペット同伴での入店も可能。店先には趣のある和柄ののれんが掛かる。