沖縄料理が気軽に楽しめる大衆食堂。なかでも、うちなーんちゅが足しげく通う名物食堂をご紹介。看板メニューをオーダーして沖縄気分を存分に楽しもう。
200gのトンカツやポーク、スープなどが付く。ランチという名が付いていながら時間帯に関係なくオーダーできる
フーチャンプルー…850円
ゴーヤーチャンプルー…900円
那覇
けいしょくのみせるびー
軽食のイメージを覆すボリュームと安さで地元客に愛され続ける大衆食堂。客の5割がオーダーする写真のCランチをはじめ、チャンプルーやロコモコまで約80種類もの多彩なメニューが揃うことから、ファミレス感覚で利用する人も多い。テーブル席と座敷席があり、地元客の割合が多い。
素麺にポークとネギ、タマネギを合わせ炒めたシンプルなメニュー。麺料理なのにライスが付く
ちゃんぽん三笠風…700円
スキヤキ…850円
国際通り周辺
おしょくじどころみかさ まつやまてん
働く人に力を付けてもらいたいと、調味料のほかにマーガリンがテーブルに常備され、常連客はご飯の上にたっぷりとマーガリンをのせて食べるのだとか! カウンター席の上にはずらりとメニューが並ぶ。
ゴーヤーチャンプルーにライス、スープ、刺身が付く。ゴーヤーや島豆腐のうま味が楽しめる定番メニューだ
那覇
やんばるしょくどう
昭和49年(1974)創業。メニューの数は約80種類。食堂では珍しくお子様ランチ825円もあり、家族連れにも大好評。「定食」メニューの一部には、マグロの刺身が付くなどうれしいサービスも。テーブル席や小上がりがある。
一度は食べたい沖縄料理の代表格。玉子を絡めることでゴーヤー独特の苦みがやわらぎ食べやすい
国際通り周辺
はながさしょくどう
お冷代わりのアイスティーや定食類のご飯は白米、赤飯、玄米、汁物は中味汁など5種類から選べる独自のシステムで知られる名物店。ゴーヤーチャンプルーや沖縄ちゃんぽん、ソーキ汁など定番沖縄料理がひと揃いするのもうれしい。全国的に名が知られているだけあって、時間を問わず賑わう。
抽象的なメニューだが、肉野菜炒めの上に玉子焼きをのせたもの。自家製ソースをかけるのがツウ
中部
たいしゅうしょくどうみっきー
店は店主の母から続き45年以上。創業時から人気のてびちは2日間煮込むなど手間をかけ、当時の味を今に伝えている。メニューは沖縄そばや定食のほか、ヒラヤーチー580円など単品料理もある。テーブル席のほかカウンター席もある。
カツオだしで炒めた野菜炒めがご飯の上にどっさり。だしが染みてしっかりとした味わい
那覇
おしょくじどころみかど
昭和34年(1959)創業。ご飯の上に野菜炒めがのった「ちゃんぽん」が名物メニューで圧倒的人気を誇る。ソーキそば800円なども味わいたい。テーブル以外にカウンター席もあり1人でも入りやすい。
島豆腐の煮込みのことで、だしがしっかり染みた島豆腐の上にやわらかく煮た三枚肉がのる
那覇空港周辺
かいようしょくどう
併設する工場から毎朝届けられる自家製豆腐は、あっさりながらも滋味深い味わいが評判。煮付けやみそ汁などの家庭料理も充実。厨房とホールをつなぐお母さん達の活気ある雰囲気も名物の一つ。テーブル席のほか広い畳間もある。