
薄いのにモッチリとした皮に、アツアツでジューシーなスープとあんが包まれた、上海の代表的な小吃。ローカル系の人気店から超老舗、台湾系の有名チェーンまで選択肢もいろいろ。

中国語では?
シャオロンパオ

小籠包の食べ方は?
皮を噛んで小さな穴を開け、そこからアツアツのスープを吸い、黒酢につけパクッと口へ。口の中をやけどしないように注意を。


テーブルに置かれた黒酢をつけて食べる


刻みしょうがを小籠包に添えると、さらに美味!


20元/12個
皮からその場で手作りし、蒸したてを提供(待ち時間約10分)。薄皮のなかで肉汁がはじける


99元/10個
2段重ねで提供。蟹みそだけを包んだ贅沢な小籠包。口いっぱいに蟹みその風味が広がる


8元
布海苔と卵のスープ。あっさりした味なので濃厚な蟹みそ小籠包に合う
南京西路
予算 20元〜
リンロンファン
地元上海の常連客に愛されている小籠包専門店といえばここ。薄皮のなかにジューシーな肉汁がたっぷり詰まった、スタンダードな上海式小籠包を味わうことができる。特に上海蟹を使ったものが人気で、このためだけに遠方から通う人もいるとか。主な客層は近所の中高年。混雑時は相席になる。



25元/12個
人気の秘密はうま味と肉汁たっぷりの大きなあん。テイクアウトの料金
豫園
予算 50元〜
ナンシャンマントウディエン
小籠包発祥の地、南翔鎮に起源をもつ老舗で、創業は清代末の1900年。上海きっての観光名所、豫園の中心に店を構えた。昔ながらの雰囲気を残して2018年にリニューアルし、全フロアテーブルオーダー制となった。テイクアウト窓口は店舗にある案内図を参照しよう。

地下鉄10号線 豫園駅から徒歩7分
豫园老街85号
7~20時(テイクアウトは10~21時)
なし
クレジットカードでの支払い不可
日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/日本語メニューあり/英語メニューあり


68元
豚肉、ヘチマ、フォアグラ、黒トリュフ、チーズ、蟹みそ、にんにく、四川風辛口の8種類
浦東
予算 100元〜
ルーシンホアンチャオ
ベーシックな豚ひき肉あんや蟹みそ入りはもちろん、フォアグラやトリュフ入り、ピリ辛など変わりダネの小籠包8種が味わえる皇朝小籠包が人気。その他、上海・四川・広東など中国各地の点心や麺、スイーツなど、気軽に味わえるメニューが充実。上海生煎包(3個)32元、四川辣子鶏丁60元など。



46元/8個
秋冬のおすすめメニュー。上海蟹の蟹みそと新鮮な豚ひき肉の肉汁がたっぷり詰まっている


15元
鶏と鴨の血豆腐スープ
南京東路周辺
予算 30元〜
ライライシャオロン・チャオアイ
食事どき以外でも常に賑わう庶民派の人気店。チェーン店にはない家庭的な雰囲気と、素朴な手作り小籠包に定評がある。蟹みそ入りの小籠包を食べるならシーズンの秋〜冬に行くのがおすすめ。夕方には売り切れてしまうので早めに行こう。オープンから四半世紀近く。庶民派食堂の雰囲気も楽しめる。



23元/12個
アツアツジューシーなスープがたっぷり。何個でも食べられるおいしさ


108元/12個
蟹みそと肉だけを皮で包んだちょっと大きめの高級小籠包。6個×2蒸籠
南京西路周辺
予算 15元〜
ジアジアタンバオ
1986年に小さな店からスタートし、今では市内に7店舗を構えるまでになった小籠包の専門店。作りたて、蒸したてをモットーにしており、透けるほどに薄くモッチリした皮の中にはジューシーなスープがあふれるほど。小籠包は蟹粉入りや鶏肉入りなど全8種類。店内はいつもたくさんの客で賑わっている。



75元/6個
薄くのばされた皮の中に蟹みそのうま味を濃縮した絶品スープが詰まったイチオシメニュー


60元/6個
プリプリの食感がうれしいエビシュウマイ
新天地
予算 120元〜
ディンタイフォン
台湾を拠点に世界各地に支店をもち、国際的な評価も高い小籠包チェーン。素材の鮮度や室温など徹底的に気を配り、味、サービスともに高い質を維持している。小籠包のほか、餃子やシュウマイなど小吃、ご飯ものや炒め物も豊富に揃う。新天地を見下ろす店内は明るい雰囲気。

地下鉄10・13号線一大会址・新天地駅から徒歩5分
興業路123弄6号新天地時尚Ⅰ 2楼215単元
10〜22時
なし
日本語スタッフ常駐/英語スタッフ常駐/日本語メニューあり/英語メニューあり