最新テクノロジーによって未来の世界に入り込める、没入体験型のサイエンスミュージアム。テーマはUAE建国100周年にあたる2071年。AIに導かれながら、持続可能な未来へのヒントを探しに、宇宙、大自然、そして自分自身を知る旅へ出る。大人も子どもも幅広い世代が楽しみながら学べる内容なので、最低でも2時間はとってゆっくり回りたい。
W、V、Lを形作る、ドバイではおなじみの敬礼のハンドサイン。Wはwin、Vはvictory、Lはloveを表す。
ドバイ首長のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下の言葉を引用。文字部分は窓になっている。
高さ77m、7階建て。だ円形の建物は人類、中央の空洞は未知なる未来、エントランス部分の緑の丘は地球を表している。
湾曲した建物のファサードはステンレス鋼製で、1024個のパーツで構成されている。高度なロボット技術によって組み上げられたものだ。
トレード・センター周辺
「世界で最も美しい建造物」で地球と自分の未来を考える
Museum of the Future
ドバイ・メトロレッドラインEMIRATES TOWERS駅から徒歩5分(リンクブリッジ直結)
Sheikh Zayed Rd, Trade Centre2
Dh149~
9時30分~19時最終入場
なし
予約が必要、または予約することが望ましい
ロビー階の受付端末で、予約時に発行された2次元コードを読み取る。配布されるリストバンドは館内のアトラクションに参加する際に必要なので、1人1つ身に着けよう。
受付端末の下部に2次元コードをあてるだけ。リストバンドは箱に入って出てくる
①メタリックなエレベーターが昇降する、未来的な内装がカッコイイ!/②1階ではロボットたちがお出迎え。写真は空を飛ぶ「エアペンギン」
世界で活躍するイノベーターたちの近未来技術を展示するフロア。表情がリアルなヒューマノイド、災害現場などで活躍するロボットやドローン、介護に使われるパワースーツなど、技術の進歩に驚くはず。
世界の最先端技術が一堂に会する(内容は変更する可能性あり)
「アル・ワハ(オアシスの意味)」は人間が持つ五感を研ぎ澄まし、心・体・魂のつながりを取り戻すフロア。今まで体験してきた最新テクノロジーとは一旦離れ、自分の感覚と向き合う時間をつくろう。
ふわふわのマットに一歩踏み出すと映像が反応する「ムーブメント・セラピー」
AIとバイオデザインの力を借りて、地球の自然生態系を修復する取り組みを紹介する「癒しの研究所」。動植物の絶滅危惧種や異常気象など、今、地球が直面している問題を考えさせる内容になっている。
2400種の動植物を紹介する「ライブラリー」。2071年には絶滅しているものは真っ赤に光るので、スタッフに専用端末を借りて探してみよう
アマゾンの熱帯雨林と生きものたちによる循環機能を可視化した「フォレスト」
宇宙船を模したエレベーターに乗って5階へ。地球から600㎞離れた宇宙ステーション内部を探索しよう。月を利用した再生可能エネルギーへの取り組みや、火星探査など宇宙開拓の姿が紹介される。
2071年の地球の姿がスクリーンに映し出される。まるでSF映画の世界!
①宇宙ステーションOSS HOPE号の模型。本当に実現する日が来るかも!?/②顔をスキャンして、宇宙服を着た自分のアバターが作れるコーナー/③子どもサイズの猫型宇宙服は、まるでロボットのよう
スマホを通じていくつかの質問に答えると、自動で調香してくれるロボット。5㎖×3本セットでDh145
ロボットアームがコーヒーを作ってくれる。注文・決済はすべてスマホから。ミルクや豆の変更も可能。ホットラテDh23
文具やTシャツなど、ここでしか入手できないオリジナル商品が多数。チョコレートDh35、ブックマーカーセットDh55