慶長16年(1611)に築城され400年の時を超え当時の姿を残す天守は、全国に12城残った現存天守の一つ。質実剛健な内部の造り、周囲の公園などみどころがあふれている。
こくほう まつえじょう
慶長16年(1611)堀尾吉晴(ほりおよしはる)の築城後、堀尾氏2代、京極氏1代、松平氏10代の居城となった。平成27年(2015)、国宝に指定。周囲は桜の名所としても知られる。
松江市殿町1-5
(松江城山公園管理事務所)
ぐるっと松江レイクラインバス国宝松江城(大手前)から徒歩10分
登閣680円
8時30分~18時受付(10~3月は~16時30分受付)
無休
松江城大手前駐車場67台、城山西駐車場158台(各有料)
城内のみどころや知っておきたい情報を事前に確認! 松江のシンボルをじっくり見学しよう。
幻想的な光景にうっとり
まつえすいとうろ
国宝 松江城と周辺がライトアップされる秋の風物詩。開催日となる期間中の土・日曜、祝日には、市民参加で作成される数多くの手作り行燈などが並ぶほか、天守の夜間登閣や堀川遊覧船の夜間運航など普段と異なる松江の夜を楽しめる。
絶対ゲットしたい
ごじょういん
お城登閣記念の御城印。松江城は通常版のほか、しまねっこ御城印とメッセージが入った御城印の3種類を販売。松江城山公園内の「ぶらっと松江観光案内所」で購入できる。
天守の内部を見学し、周辺に整備されている城山公園をのんびり散策するコースをご案内。緑豊かな公園内には、歴史のある神社や石垣などが点在するのでチェックしよう!
城山公園の南入口からすぐ。目の前に大きな石垣と太鼓櫓、中櫓がそびえる。
しばらく歩くと東西100m、南北210mに及ぶ広場に到着。江戸時代には数多くの米蔵が立っていたという。
松江城の二之丸上ノ段にある神社。松江藩松平家初代藩主・松平直政をはじめ、松平治郷、徳川家康、堀尾吉晴を祀る。
4重5階、地下1階の複合式望楼型の天守。地階には築城当時からの通し柱が残る。