
寸又峡温泉から徒歩で20分ほど登った先には、大井川流域有数の規模を誇る「夢のつり橋」が架かる。3人が渡った絶景のつり橋を目指して、森林ウォークを楽しもう。

寸又峡温泉街を堪能したなでしこ・リン・綾乃は、旅のハイライトである大吊り橋へ。渡橋後は温泉街に戻り、グルメや温泉を楽しんで一時解散。下流域でも大井川に架かる「蓬莱橋」で河畔風景を満喫しつつ、旅の終わりを惜しむのであった。





徒歩・鉄道・バス・バイク

徒歩・鉄道・バス
約4時間50分
バイク・徒歩
約4時間

徒歩・鉄道・バス
約71.8km
バイク・徒歩
約67km


約1.4km 徒歩21分



約0.7km 徒歩10分



約0.3km 徒歩20分



約2.7km 徒歩40分



約0.2km 徒歩3分



約0.5km 徒歩7分


約31.5km バスで1時間10分+徒歩2分、バイクで1時間



約33km 徒歩2分+バスで17分+鉄道で40分+徒歩22分/約28.3km バイクで40分



約0.01km 徒歩すぐ



約1.5km 徒歩20分


温泉を目指す猿が並んで渡るとされることが名前の由来


突然現れた猿に興奮するなでしこ


夢のつり橋に向かう道中にビューポイントがある
「夢のつり橋」に向かう3人は、その途中で眼下にもう一本吊り橋があることに気付く。名前の由来を調べていると、なでしこが猿を発見。
さんなみばし
長さは約96m、高さは11m。



全長90m、高さ8m。一度に渡れるのは10人まで


吊り橋経験豊富なリンは、スマホ操作はやめたほうがいいと助言


渡橋後おもむろにスマホを構えたなでしこに、リンと綾乃は謎の決めポーズ
巨大な吊り橋に到着。なでしこは初の大吊り橋におびえつつ、渡り切ったあとは記念撮影。
ゆめのつりばし
大間ダム上流で寸又川と大間川が合流する地点に架かる吊り橋。
バス停寸又峡温泉入口から徒歩30分
静岡県川根本町寸又峡
寸又渓谷保全協力金500円
7~17時(入場は~16時)※季節・天候により変動あり
無休
なし


道中には休憩スポットもある
「夢のつり橋」は一方通行のため、戻るには304段続く階段を上る必要がある。かなり急なので、休みながら無理せず上ろう。


標高約550mの山の中服にある


展望台手前のベンチで疲労困憊の綾乃


遊歩道の前身となった森林鉄道の車両も展示
急階段を上りきってから右手に続く坂道を登ると、寸又峡を見渡す展望台がある。切り立った山々に囲まれた峡谷の景色はダイナミック。
すまたきょうけいこくおざきざかてんぼうだい
遊歩道の最上部にある広場。
バス停寸又峡温泉入口から徒歩45分
静岡県川根本町千頭
寸又渓谷保全協力金500円(任意)
7~17時(入場は~16時)※季節・天候により変動あり
無休
なし


渓流そば1800円(平日15食、土・日曜、祝日30食限定)


3人は渓流そばをすすり、絶賛


のど越し豊かな自家製麺のそばが評判
温泉街に戻った3人はそば処に入店し、店員さんにおすすめを確認。ボリューミーな渓流そばをすすり、そのおいしさに感激した。
くれたけしょくどう
ヤマメの唐揚げや山菜など、地元食材たっぷりの渓流そばが名物。



山道を歩いたあとの温泉にほっこり
腹ごしらえをすませた3人は、美肌効果満点の立ち寄り湯へ。湯船に浸かって今後の行程について相談。大井川キャンプを振り返りながら温泉を満喫した。
すまたきょうおんせん ろてんぶろ びじょづくりのゆ
温泉街の奥にある立ち寄り温泉で、男女別の露天風呂を備える。


民家や線路の上に架けられている


高さは約11mで長さもあるため揺れも大きい
寸又峡を出発し、それぞれの交通手段で山を下って最下流の吊り橋へ。橋の下が地面だったため、なでしこは「夢のつり橋」より怖がった。
しおごうのつりばし
大井川の吊り橋ではもっとも下流にある。長さは約220mで、大井川では最長。




大井川を目の前に望む


ベンチでひと休みをする3人
しおごうえき
塩郷の吊橋に近接。県道と大井川に挟まれた場所に設けられている。※2025年5月現在、塩郷駅は不通


明治12年(1879)に架橋され現在までその姿を残す


天気のよい日には富士山を望むこともできる


周囲は開けており夕焼けが美しい
もう少し綾乃と一緒にいたいなでしこの提案で、大井川に架かる木造歩道橋へ。夕焼けに照らされながら富士山を眺めた。
ほうらいばし
大井川に架かる全長897.4mの橋。「世界一長い木造歩道橋」としてギネスにも認定。


長かった旅の終わりにしんみりした雰囲気
3人は蓬莱橋たもとのカフェでお茶をテイクアウトし、ベンチでひと休み。綾乃は旅の終わりを惜しみつつ帰宅を決意した。
ほうらいばしやくなしちゃや
煎茶ソフトクリーム550円など、地域の名物を使ったカフェメニューが充実。