ニューヨーク市(NYC)は、マンハッタン島、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタッテン島の5つの行政区で構成される。政治や産業、観光や文化の中心となるマンハッタンをメインに、それぞれ特色あるエリアをご紹介!
企業や観光施設が集中し、ブランド街で知られる5番街を境に、ショップが並ぶ西側とオフィスが集中する東側に分けることができる。
名だたる観光名所が集まる
Midtown West
タイムズ・スクエアやブロードウェイの劇場街など、ニューヨークを象徴するみどころが多い。エネルギッシュな街の雰囲気を満喫できる。
マンハッタン最大級の開発プロジェクト
Hudson Yards
ハイラインの北にある開発エリア。屋外展望台「エッジ」がある30ハドソン・ヤーズや、蜂の巣のような巨大アート「ベッセル」がみどころ。
摩天楼がそびえるビジネス街
Midtown East
クライスラー・ビルなどの高層ビルが林立する風景はまさにニューヨーク。国連本部のほかにも有名企業の本社が集まり、各国のビジネスマンが行き交う。
歴史ある古い街並みが残り、さまざまな文化が入り交じるエリア。ソーホーなどで最新のトレンドを体感できる一方、情緒が漂うチェルシーやユニオンなどもある。
精肉工場跡がオシャレに変貌
Meat Packing District(MPD)
かつての精肉工場や倉庫跡地にショップやレストランが続々とオープン。貨物用の高架鉄道跡を整備した公園「ハイライン」も人気スポット。
新鋭ショップが続々と誕生
Soho, Nolita
高級ブティックから個性派ショップまで揃う一大ショッピングエリア。ソーホーでは、キャスト・アイアンとよばれる建築様式の建物にも注目したい。おしゃれなセレクトショップやカフェが多い。
歴史と最新カルチャーが共存
Chelsea, Union, Gramercy
古い建物が並ぶチェルシーは、ギャラリーが集まるアートの街。ユニオンは庶民の活気にあふれ、グラマシーには歴史ある閑静な住宅街が広がる。
前衛的な若者文化の発信地
Greenwich Village, East Village
ニューヨーク大学があるグリニッチ・ビレッジは若者が多く、ライブハウスも点在。多様な民族が暮らすイースト・ビレッジはNYパンクの発祥地。
往時の移民の暮らしを垣間見る
Lower East Side
19世紀からユダヤ系や東欧の人々などが移り住んだエリアで、多彩な文化が共存。近年は再開発が進み、個性的なショップやカフェが急増中。
金融機関が集まるウォール街は世界的に有名。ワールド・トレード・センター跡地に建設された超高層ビルはニューヨークの新たなシンボルに。
セントラル・パークを境に、2つのエリアに分かれる。高級住宅地があり、文化施設も多い。
アカデミックな雰囲気が魅力
Upper West Side
リンカーン・センターなどの文化・芸術施設があり、地元の人が通う洗練されたレストランも豊富。美しい街並みを眺めながら散策するのも楽しい。
憧れの高級店や美術館が並ぶ
Upper East Side
ニューヨークを代表する高級住宅街。5番街にはメトロポリタン美術館をはじめとする大小のミュージアムが並ぶほか、高級ブランド店も軒を連ねる。
ジャズやゴスペルなどの音楽を生んだブラック・カルチャーの中心地。昔は危険なエリアとされていたが、現在は治安が改善されている。
マンハッタン島の東側、イースト川を挟んだ対岸に位置。昔は倉庫街だったが、最近はオシャレなショップが次々と登場。
美しい橋とビル群を一望
Dumbo
ブルックリン・ブリッジのたもとに広がる地区で、倉庫を改造した商業施設やギャラリーが点在。川沿いの公園から見渡すマンハッタンの風景は格別。
進化を続ける注目エリア
Williamsburg
若者向けのヴィンテージショップや雑貨店などが充実。マンハッタンから地下鉄で約15分とアクセスがよく、春から秋の週末はグルメイベントも開催。
新旧の魅力が調和する街
Bococa
ボーラム・ヒル、コブル・ヒル、キャロル・ガーデンという3エリアの総称。落ち着いた街の中に昔ながらの店と新しいカフェやショップが混在している。ヨーロッパのような街並みが絵になる。