日本の隣に位置する韓国は、東京〜ソウル間が飛行機でわずか3時間弱と、とても身近な国。旅行者に一番人気の都市・ソウルはもちろん、大自然や古の王宮も見に行こう!
日本と近いだけあり、気候も似ており過ごしやすい韓国。出発前に基本情報を押さえよう!
正式国名 大韓民国/Republic of Korea
首都 ソウル特別市/Seoul
人口 約5122万人 2024年韓国行政安全部
面積 約10万364㎢
過ごしやすい気候の4〜5月、9〜10月がベスト。四季は日本とほとんど変わらず快適だが、11〜2月は非常に寒くなるのでしっかり防寒を。
ソウルを楽しむなら最低でも2泊3日は確保したい。なるべく長く滞在したい場合は、深夜や早朝発、夜帰りのフライトを選ぼう。また、ソウルからプサンやチェジュ島に足を延ばすなら、5泊6日程度が理想的。3都市を周遊するなら1週間は必要となる。
首都ソウルは、500年余続いた朝鮮王朝の都。世界遺産の古宮などの史跡が点在する一方で、SNSにアップしたくなるかわいいカフェやおしゃれなダイニングなどの最先端スポットが続々と誕生している。
1 人気ブランドのコスメもチェック
2 見た目にも味にもこだわった個性派ベーカリーが軒を連ねる
3 王朝時代を再現した建物も見られる
4 かつて工場地帯だった面影が残る、聖水洞のレトロな街並み
ソウルから電車で約1時間とアクセスがよく、世界遺産の水原華城をはじめ歴史ドラマの舞台も多い。王カルビとよばれる大きな味付け牛カルビなどのグルメも人気。2024年には吹き抜けの壮大な図書空間、ピョルマダン図書館を目玉とした巨大ショッピングモール、スターフィールド水原もオープンし話題のエリア。
(画像上)じっくりと漬け込んだ風味豊かな水原王カルビ
(画像下)総延長5.7㎞の城郭は朝鮮時代の文化隆盛期の象徴
貿易地として栄えた面影を残す街並みや、チャイナタウンなど異国情緒を感じるスポットも多い。近年はカジノやショッピングを楽しめる巨大エンタメ施設もオープンし、注目度も急上昇。北朝鮮との国境にほど近いエリアには、世界遺産に指定された支石墓をはじめ、宮殿遺跡や山城などの遺構が残る江華島もある。青銅器時代の貴重な古代墓が点在する江華島。
国内最大の水揚げを誇る漁港をもつ、韓国第2の都市。活気ある市場で新鮮な魚介を味わえるほか、白砂のビーチや海辺の景勝地、温泉街などエリアは変化に富んでいる。
1 フォトジェニックな甘川文化村
2 海鮮の宝庫チャガルチ市場は韓国最大規模の市場
3 海雲台の話題スポットは美しい景色を楽しめる
4 独自の名物グルメもある
5 海雲台や広安里といったビーチも最近では日本人に人気。展望台がある場所も
新羅の都として1000年もの栄華を誇った。仏国寺、石窟庵など古寺・史跡が点在。新羅時代に建てられた世界遺産の仏国寺。
【交通】地下鉄・高速鉄道KTX釜山駅から慶州駅まで約30分
国内最高峰の漢拏山がそびえる。火山の噴火でできた島には、洞窟や断崖などのダイナミックな景勝地が点在。数々の映画・ドラマのロケ地や有名スターがプロデュースしたカフェもある南のリゾート地。
1 島の食材が揃う東門市場
2 チェジュ名物のハルラボンや島の守護神トルハルバンの置物もおみやげに人気
3 島の象徴・城山日出峰は世界遺産に登録されている