
大阪・京都・奈良の人気の桜スポットと、春爛漫を満喫できるホテルをPick up。お部屋でもお花見ができるホテルから、お花見弁当や春スイーツを楽しめるホテルまでおすすめ5つを紹介。お花見を満喫したら、素敵なホテルでさらに春を楽しもう。

日本気象協会の予想では2026年の関西の桜の開花は例年並みで、大阪は3月24日ごろの予想となっている。3月下旬から4月上旬にかけ、満開の桜を楽しめそうだ。大阪城公園や大仙公園などの中心部でも自然豊かな桜風情を楽しめる。

造幣局の桜は明治初期に藤堂藩の蔵屋敷から移植された
造幣局構内旧淀川沿いの全長約560mの通路は、例年4月上旬ごろの桜の開花時、一般花見客のために1週間開放される。この通路で楽しめるのは、関山、松月、普賢象、楊貴妃などの八重桜。大手毬、小手毬などの珍しい桜樹(おうじゅ)も見られる。なお観覧にはインターネットによる事前申込(先着順)が必要。申込受付期間は2026年3月中旬ごろに、造幣局の公式サイト(https://www.mint.go.jp/)で発表となる。誰でも申し込めるため、こまめに公式サイトをチェックしよう。

都心部とは思えないほど自然豊か
大阪の中央に位置し、大阪城を中心に広がる総面積105.6ヘクタールの広大な公園。早春には梅を、春本番には園内3000本の桜を楽しめる。桜の開花時期には、夜桜を楽しめる西の丸庭園観桜ナイター(有料)を毎年開催。さらに玉造口には遅咲きの八重桜が植えられているため、シーズンの最後まで桜を満喫できる。

大仙公園は日本歴史公園100選にも選出されている
世界文化遺産に登録された百舌鳥古墳群の一角、仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳周辺に位置する総合公園。公園内の櫻街道を中心に、毎年約1000本の桜が満開になる。1995年からシダレザクラの街道整備が行われており、ヤエベニシダレ、ベニシダレなどを楽しめる。
気象庁の2026年の京都の桜の開花予想は3月21日ごろとなっている。3月下旬から4月上旬にかけ、満開の桜と出会えそうだ。京都は歴史的な名所と桜のスポットが重なっていることも多い。元離宮二条城や蹴上インクラインなど歴史的建築物と桜のコラボは京都ならでは。

西橋としだれ桜。近くにある重要文化財の西南土蔵も併せてチェック(写真提供:元離宮二条城事務所)
1603年に徳川家康によって築城され、重要文化財の「東大手門」「唐門」「本丸御殿」、国宝である「二の丸御殿」、特別名勝の「二の丸庭園」などで知られる。城内全域で約50品種300本の桜が植えられ、桜の名所としても有名。2026年も『二条城桜まつり』を3月19日(木)~4月19日(日)まで開催、ライトアップされた桜も楽しむことが可能だ。なお昼・夜入替制であり、入城料・観覧料については公式サイト(https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/event/sakura2026/)で確認を。

蹴上から哲学の道まで足をのばし、疎水沿いの桜を鑑賞するのもおすすめ
琵琶湖疏水(そすい)沿いに、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地。京都市の文化財に指定されており、日本遺産に登録されている。全長約582mの跡地は、自由に歩くことが可能。春になると、左右に咲き誇るソメイヨシノやヤマザクラが絶景を作り出す。

桂川(大堰川)に掛かる渡月橋と桜
京都市西部の標高382mの山とその周辺域を指し、渡月橋、竹林の小径、天龍寺などの観光名所でも知られる。約1500本の桜が楽しめる渡月橋は、さくら名所100選の一つ。さらに嵐山駅と北野白梅町駅を結ぶ嵐電(京福電車)では、春に鳴滝駅と宇多野駅の間で「桜のトンネル」が登場。
境内に国宝と重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並ぶ広大なスケールのお寺。1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつにも登録されている。敷地内には約1500本の桜があり、「清水の舞台」から見下ろす桜は圧巻。清水の舞台への入場は有料。
気象庁の2026年の奈良の桜の開花予想は3月26日ごろとなっている。3月下旬から4月上旬にかけ、満開の桜でお花見ができそうだ。奈良の桜の名所は、奈良公園や佐保川などの中心部だけではなく、吉野山などの少し足を伸ばした場所も見逃せない。今年は少し遠出のお花見も楽しんで。

奈良公園の鹿は国の天然記念物
東大寺、興福寺、春日大社、正倉院等々が隣接する約660ヘクタールの広大な歴史公園。広々とした園内には、ソメイヨシノ、ココノエザクラ、ヤマザクラなどを楽しめるスポットが随所にあるが、湖面に映る桜を楽しめる浮見堂、芝生が広がりのんびり桜を見ることができる春日野園地、鹿と桜が楽しめる若草山などがおすすめだ。

約1000本の桜並木が続く
平城宮の東に広がる佐保の地を横切るように流れる川で、万葉集にも頻出。その佐保川には約5kmに渡り、桜並木が立ち並ぶ。川辺を散策しながら桜を楽しみつつ、歌碑を見て歴史を感じることもできる。大切に保全されている樹齢170年を超えるソメイヨシノの「川路桜」も見逃せない。

下千本から奥千本にかけ、約1カ月もの間、桜を楽しめる
一面を桜の木で覆われている吉野山は、まさに日本屈指の桜の名所。白っぽい色合いのシロヤマザクラを中心に、約3万本の桜が植えられている。桜を楽しめるエリアは、麓の「下千本」から始まり、「中千本」「上千本」と標高が上がり、「奥千本」がゴール。開花時期にはライトアップもあるため、夜桜も楽しみたい。

お花見スポットへの拠点になるのはもちろん、滞在中に春気分が盛り上がるホテルをPick up。窓から桜の景観を満喫できるホテルや庭園の桜を楽しむ宿泊者向けの体験を用意しているホテル、桜を眺められる素敵なレストランがあるホテル、花見弁当やさくら会席など食事で春を楽しむホテルなどを紹介。

①「大阪満喫桜クルーズステイ」は1泊朝食付で2名5万4900円~/②フランス料理「レ セゾン」では桜鯛や仔牛、春野菜を使用したコースを提供/③カジュアルレストラン「カフェ クベール」の「華やぎ香る日本庭園 桜の調べ」は3600円/④帝国ホテルの焼印入りの「桜あんぱん」は1個300円
大阪
ていこくほてるおおさか
桜スポットとして人気の毛馬桜之宮公園、桜の通り抜けでおなじみの造幣局。これらが徒歩圏で、かつ客室やレストランの窓から桜並木の眺望を、そしてお花見もステイも楽しめるハイエンドホテル。今年は桜の開花時期に合わせ、「桜まつり2026」を実施。フランス料理「レ セゾン」ほか2つのレストランでは、桜や春をイメージしたコース料理を提供。カジュアルレストラン「カフェ クベール」ではスプリングフェアを開催。また、ホテルショップでは新作の「苺と桜のモンブラン」のほか、毎年好評の「桜あんぱん」を販売。さらに宿泊プランでは、大川から春の大阪の景色を楽しめるアクアライナー乗船券付きの「大阪満喫桜クルーズステイ」が登場する。


①桜と大阪城を楽しめる1日5室限定プランは2万1600円~/②最上階のハイクラススイートプランは2万8170円~/③「あまおうマカロン」(7個入り1944円)はお花見散策のお供にも/④大阪城が大川を挟んだ向かいにあり、眺望は抜群
大阪
ほてるにゅーおーたにおおさか
お花見の拠点にピッタリの好立地に恵まれているだけあり、桜シーズンの宿泊プランも充実。桜と大阪城の絶景を楽しめる朝食付のプランは、1日5室&期間限定での販売。さらに最上階のハイクラススイートが確約されたラグジュアリープランも提供。宿泊者には、大阪、京都、奈良、兵庫の観桜スポットへのアクセスや地図を記載した桜マップを用意。また、人気のペストリーブティック「パティスリーSATSUKI」では、あまおうをふんだんに使用したスイーツがずらり。大阪旅のお土産やお花見散策のお供には「あまおうマカロン」がおすすめ。

①桜色スイーツの「SAKURAアフタヌーンティー」7800円~/②世界遺産・東寺(教王護国寺)の「春の夜間特別拝観プライベートツアー」では閉門後に貸切で拝観できる/③ガーデンルームから望む中庭の八重紅枝垂れ桜/④桜×元離宮二条城が部屋から見られる「ニジョウスイート」
京都
ほてる ざ みつい きょうと
お花見スポットでもある元離宮二条城前に立つホテルで、春を楽しむための多彩なプランが用意されている。中庭に佇むシンボルツリー「八重紅枝垂れ桜」をテーマにした「SAKURAアフタヌーンティー」では、花びらが舞い降りる情景を表現した「桜のモンブラン」や、お花見弁当をイメージした「桜鯛と筍のロワイヤル」など春の味覚が楽しめる。さらに、TWG社製の紅茶など20種以上のドリンクをフリーフローで提供。宿泊者に向け、世界遺産の龍安寺、平等院、東寺、清水寺の通常非公開エリアを含む特別拝観ができる、「春の特別拝観プライベートツアー」も開催(要問合せ)。
地下鉄東西線二条城前駅二番出口徒歩3分
京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
デラックスツインルーム17万7100円~
IN15時/OUT12時
23台
160室


①窓際の席で桜の景観を楽しみながらロゼスパークリングワインを/②ブッフェ利用と1ドリンク付で平日7500円/土・日・祝日8500円。ホテル内からも蹴上インクラインの桜を楽しめる/③エントランスでも咲き誇る桜がお出迎え
京都
うぇすてぃんみやこほてるきょうと
桜の名所である蹴上インクラインが徒歩圏にある東山のラグジュアリーホテル。お花見後の楽しみは、漁港直送の魚介や京野菜を使った多彩な料理をブッフェスタイルで提供するオールデイダイニング「洛空」で。大きな窓により開放的なムードが満点の「洛空」では、桜の見ごろに合わせ、ロゼスパークリングワインが一杯ついた窓際席を販売。販売期間は3月20日~4月12日までで、大人2名~4名での予約が必要。予約は電話や公式サイトで受け付けている。ほろ酔い気分で眺める桜も堪能したい。
地下鉄東西線蹴上駅徒歩2分
京都市東山区粟田口華頂町1(三条けあげ)
デラックスツイン1室5万3130円(サービス料・消費税込み/宿泊税別)
IN15時/OUT12時
125台
265室

①春の彩りを楽しむこの時期人気の花見弁当は3800円/②バス・トイレ別で広々とした室内でくつろげるラージツインルーム/③2月1日~3月31日の期間限定提供の桜餅氷は1600円/④ラージツインルームには古墳の形のかわいいクッションが!
奈良
ほてるにっこーなら
奈良駅直結の利便性に加え、桜の名所奈良公園はまで徒歩20分の立地。奈良公園までの道中には沢山のお店があり、桜を見ながらそぞろ歩きを楽しめる。早朝出発の日帰りで、吉野山の桜を見に行くことも可能。さらにホテル内の和処「よしの」では、ランチで花見弁当、さくら御膳、ディナーではさくら会席を提供。ロビーラウンジ「ファウンテン」では、細かい桜葉入りの甘じょっぱいエスプーマがかかった氷の中に、わらび餅が隠されている「桜餅氷」を楽しむこともできる。花見観光の拠点として、さらに滞在中は桜グルメを味わいたい。