日本屈指のパワースポットと名高い島根県随一の観光名所。平成の大遷宮により、聖なるパワーに満ちあふれた出雲大社へ良縁祈願に訪れよう。
いづもおおやしろ(いずもたいしゃ)
出雲大社は、縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る日本随一の古社。『日本書紀』にも記述が残り、神々によって建てられた巨大神殿といわれている。近年、平成の大遷宮が行われ、社殿や境内が美しく生まれ変わり、神様の力がより高まっている。
出雲市大社町杵築東195
バス停正門前から勢溜(せいだまり)の大鳥居へすぐ/一畑電車出雲大社前駅から勢溜の大鳥居へ徒歩5分
拝観無料(宝物殿300円、ご祈祷5000円~)
境内自由(参拝の目安は6~18時、11~2月6時30分~)、十九社より北側への立ち入り6時~16時30分、ご祈祷受付8時30分~16時30分(最終受付16時)詳しくはWebサイトを確認
375台(7~18時 ※季節により変動あり)
大国主大神は国を譲った後、人の縁や幸福などの「目に見えないこと」すべてを司るようになった。男女の縁はもちろん仕事や安産など、さまざまな縁を結ぶ神として信仰されている。
神代の創建と伝わる古社。大国主大神 が天照大御神の子孫に地上世界を譲った際、見返りとして建てられた宮殿が出雲大社といわれ、日本最古の歴史書 『古事記』にも記されている。
旧暦の10月(新暦の10月下旬 ~12月上旬ごろ)、出雲には全国の神様が集まり、人と人の縁を相談する会議が行われる。こ の時期を一般的には「神無月 (かんなづき)」とよぶが、出雲 では「神在月(かみありづき)」とよぶ。八百万の神は稲佐の浜に集まり出雲大社を訪れ、最後は万九千神社に立ち寄り各地に戻られるといわれる。
希望のコースや時間に合わせて出雲大社や周辺の案内をしてくれる。ガイドの案内を聞いて、旅の思い出を深めよう。
出雲大社前駅からスタートする参拝ツアー。観光ガイドの解説付きで早朝の静かですがすがしい空気に包まれた中で行われる。
(一般社団法人出雲観光協会〈日曜休み〉)
参拝プラン2000円※朝食付プランも。ネット申し込み専用
2023年4〜9月の日曜日、ほか特定日7時40分〜(所要時間約90分)
設定除外日あり
評判の美女・ヤガミヒメを妻にしようとする兄弟神の荷物持ちとなり、因幡へ向かうオオクニヌシは、道中で皮をむかれたシロウサギを助ける。そのウサギが「あなたこそがヤガミヒメと結ばれるでしょう」と予言し、そのとおり2人は結ばれる。
兄弟たちに命を狙われたオオクニヌシは、スサノオの元へ逃れる。そこで、たくさんの蛇がいる部屋に寝かされるなど、多くの試練を与えられるものの、スセリヒメの助けもあって見事克服。スセリヒメを正妻にし、国造りに着手する。
オオクニヌシが築いた葦原中国を統治するため、 アマテラスは使者を送る。稲佐の浜での談判の末、オオクニヌシは国 を譲ることを承諾し、「譲る代償として壮大な宮殿を作ってほしい」と要望。これが出雲大社の起源になったといわれる。