バルセロナの6つのエリアのみどころと、この街の楽しみ方を紹介。目玉はなんといってもガウディ建築!パエーリャやタパス、カタルーニャ料理も見逃せない。便利な地下鉄を活用しながら散策しよう。
♦カタルーニャ州の州都
人口:約170万人
面積:約101㎢
バルセロナ観光は地下鉄が最も便利。市内各所をくまなく結んでおり、路線ごとに色分けされていて分かりやすい。メインストリートのグラシア通り、ランブラス通りはどちらもカタルーニャ広場が起点。ゴシック地区は小路が多くて迷いやすいので、カテドラルを目印に歩くようにしよう。
【登録年】 1984年、2005年
サグラダ・ファミリアやグエル公園、グエル邸など、カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディが手がけた7つの建築作品からなる。
【登録年】 1997年
バルセロナ生まれの建築家モンタネールが手がけたカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院。モデルニスモ建築を代表する優雅で華やかな造りは必見。
Basilica de la Sagrada Familia
バルセロナの最大のみどころ、サグラダ・ファミリアを中心としたエリア。2つの公園にはさまれた緑豊かなロケーションで、レストランやカフェも多い。
Barrio Gotico〜El Born
カテドラルを中心とした歴史ある地区。中世の面影が残る重厚な建造物が立ち並ぶ。古い町並みとトレンドが混在するボルン地区は、情報発信地となっている。
Passeig de Gracia
カタルーニャ広場から北側は、グラシア通りを中心としたエシャンプラ地区とよばれるエリア。ガウディのモデルニスモ建築や高級ブランドのショップ、カフェなどが集まる。
Las Ramblas
カタルーニャ広場の南側一帯に位置する、旧市街のメインストリート。ショップや飲食店も多い。イギリスの作家、サマセット・モームが「世界で最も美しい通り」と称した。
Montjuïc
市街地の南部、モンジュイックの丘を中心とするエリアで、美術館や博物館、スポーツ施設などが集まる。バルセロナ市街と港を一望できるビュースポットでもある。
Barceloneta
旧市街の東側に広がるベイエリア。コロンブスの塔の南側からポルト・ベイを結ぶ桟橋「海のランブラス」の夜景は必見。海沿いのレストランもおすすめ。
超必見スポットのサグラダ・ファミリアを筆頭に、グエル公園、カサ・ミラなどガウディが手がけた建造物を見て回るのはバルセロナ観光の楽しみ。カダファルク、モンタネールの作品も見逃せない。
バルセロナで活躍した2人の巨匠、ピカソとミロ。ピカソ美術館とミロ美術館でそれぞれ作品が鑑賞できるほか、街角でも彼らの作品に出合える。
地中海でとれた新鮮なシーフードのパエーリャは、バルセロナでは必ず食べたい料理。肉と魚介をミックスしたパエーリャ・ミクスタやイカ墨のアロス・ネグロなど種類も豊富。
アートの街バルセロナらしい、独創的で斬新なデザインの雑貨はおみやげにもぴったり。キッチングッズやインテリア、ステーショナリーなどバラエティ豊かに揃う。
人々の活気にあふれ、おいしいタパスが味わえるバルはスペイン観光の醍醐味。バルセロナには昔ながらの庶民派バルのほか、モダンなセンスを取り入れたスタイリッシュなバルも多い。
海と山に囲まれたカタルーニャ地方の料理は、新鮮な魚介類やキノコなどを使ったものが多く、シンプルな味付けが特徴。その土地ならではの滋味深い味わいを堪能しよう。
カタルーニャ地方の伝統菓子から最旬のチョコレートまでが集まるスイーツの街、バルセロナ。気軽に立ち寄れるカフェも多く、観光のひと休みにもおすすめだ。